コラム
Column
2024/11/08
「クマ取りの手術を受けたいけれど、2週間後にダウンタイムの症状がどうなっているのか気になる」と考えてはいませんか?
クマ取りの手術では、ダウンタイムが短く2週間後には症状が目立たなくなっていることがほとんどです。
しかし正しい過ごし方を知っていなければ、症状が長引くことも考えられます。
この記事では、クマ取りの概要やダウンタイムの症状、過ごし方などを解説します。
クマ取りとは、下まぶたの眼窩脂肪を取って、目の下のふくらみを取る手術です。
方法は下まぶたをめくって、内側を切開。
その後眼窩脂肪を除去します。
内側を切るため、傷口が目立ちにくいこともポイントです。
目の下が膨らんでいると、影ができてしまいクマがあるように見えてしまいます。
目の下のクマは、老けたり疲れたりした印象になるため、手術を検討する方は多くいます。
クマ取りをする効果は、以下の通りです。
目元は、顔の印象を大きく左右するパーツのため、クマを取り除くだけでも印象がガラッと変わります。
クマやたるみ、疲れ顔などの悩みを持っている方は、検討してみてください。
クマ取りのダウンタイムは、2週間後にはほとんど目立たなくなっています。
腫れや痛み、赤みなどは、目立つ期間が1週間程度です。
内出血は、1〜2週間で目立たなくなってきます。
目のごろつきや違和感は1か月程度続くこともありますが、2週間程度経過すると大幅に改善されていくことが一般的です。
ピークをすぎれば、メイクで隠せる程度に治まってくるため、仕事や遊びなどの予定を入れても問題ありません。
クマ取りのダウンタイム中に現れる症状は、以下の4つです。
どのような症状が出てくるのか把握しておけば、手術した後も慌てずに過ごせます。
それぞれ見ていきましょう。
クマ取りのダウンタイム中には、内出血が現れることがあります。
ただし手術をしたすべての方に現れる症状ではありません。
見てわかるくらいの内出血が出てくるのは、手術をした1割くらいの方です。
目立つ内出血でも、およそ2週間程度で治まってきます。
気になる方は、メイクで隠したり、メガネやサングラスをするなどして目立たないようにしましょう。
またクマ取りを受けると、目の下が赤く腫れることがあります。
だいたい腫れは1週間程度で治まることがほとんどです。
まれに強い腫れが出てくる方もいますが、2週間あれば治まってきます。
強く腫れた場合でも、まずは慌てずに様子を見てください。
1〜2週間経っても治らない場合は、医師に相談しましょう。
当クリニックでは、腫れ止め内服を取り扱っております。
ダウンタイムや腫れを抑えたい方におすすめです。
炎症により疲れ目・ごろつきなどの違和感・乾燥・物が見えにくいなどの症状が出ることがありますが、通常1週間をピークに徐々に改善していきます。
当院では、炎症を抑える目薬をお渡ししておりますので、点眼にて症状の緩和を図っていきます。
術後1週間程度は、目が炎症により疲れやすため、長時間の読書・スマートフォンの操作など、目を酷使する行動を控えて頂いた方が症状は改善しやすくなっていきます。
ダウンタイム中に、血の涙もしくは出血することがあります。
電気メスを使用して止血していますが、縫合はしていないため、出血する可能性があります。
中には、鼻を通って鼻血として出ることも。
患者様の中には全く症状がない方もいらっしゃいますが、1~2週間程度リスクがあるため、目をこすったりしないようにお願いします。
寝具が汚れるのを防ぎたい方は、タオルなどを枕に敷いて就寝しましょう。
クマ取りの手術後に、痛みが出てくることがあります。
術後3日程度は、痛みを感じるでしょう。
中には下を向いたときに、鈍痛がすると感じる方もいます。
1週間経過しても痛みが治まらない場合は、医師に相談しましょう。
現在では、痛みに配慮して手術してくれるクリニックもあります。
当クリニックでは、クマ取りを受けられた患者様全員に痛み止めをお渡ししております。
痛みが不安な方は、ホームページをよく見て、痛みに配慮してくれるかを見ておくと安心です。
クマ取りのダウンタイム中の過ごし方を紹介します。
上記3つを頭に入れながら過ごすことで、ダウンタイムの症状を悪化させずに済みます。
それぞれ見ていきましょう。
ダウンタイム中は、心臓より下に頭を持っていかないようにしましょう。
横になって心臓と頭の位置が同じ高さになってしまうと、目周りに血液が集中してしまうのです。
すると、腫れや内出血が目立ってしまいます。
手術後1〜3日は、起きている時間は座ったり、立ったりして心臓と頭の位置を意識しながら過ごしてください。
寝るときは、枕を高めにしておくと安心です。
しっかり冷やすことで直りが早くなると思われる方もいらっしゃいますが、冷やしすぎは凍傷の原因になったり、血流が悪くなりすぎて創傷治癒の妨げになる可能性があります。
手術の翌々日あたりまでは、1日4~6回程度最大20分程度のお冷やしを行ってください。
長時間冷やすよりは、こまめに冷やすを意識していただくといいかもしれません。
3日目以降は、創傷治癒の妨げになるため、積極的なお冷やしはおすすめしておりません。
お風呂上りや寝る前・起床時など目がむくみやすいタイミングで5分程度冷やす、もしくはクーリングをしないを推奨しております。
出血しているときなど、多めに冷やしたほうがいい場合もあるため、都度ご相談ください。
血流がよくなると、出血・内出血・腫れが悪化もしくは長引く可能性があるため、術後の運動や飲酒は避けてください。
日常生活を送っていただいたり、体をほぐすような軽いストレッチを行う分には問題ありませんが、ジムに行くような運動・加圧トレーニング・ランニングなど過度の運動は行わないでください。
概ね1週間〜10日程度控えていただくのが理想です。
クマ取りとは、まぶたの下の裏を切開して、眼窩脂肪を取る手術のことです。
目の下が膨らんでいると影ができてしまい、クマがあるように見えてしまいます。
老け顔に見られることも多いため、検討する方も多い手術です。
クマ取りは、クマやたるみ、疲れ顔などを改善する効果があります。
基本的には2週間後には、ダウンタイムも治り、ほとんど目立たなくなっています。
さらにダウンタイムのピークをすぎればメイクで隠せる程度に治まるため、仕事や遊びなどの予定を入れても問題ありません。
クマ取りのダウンタイムがどのようなものか不安に感じる方は、今回紹介した症状も参考にしてみてください。
また過ごし方も参考にしておくと、症状が悪化せずに済むでしょう。
MEMOTO CLINIC 名古屋では、大手美容外科で院長を歴任し、技術指導も行っていた院長が執刀いたします。
お気軽にご相談ください。
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