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2024/11/10

40代でもクマ取りできる?効果の高さや施術について徹底解説

目の下のクマが気になり、クマ取り・クマケアを検討している人は少なくありません。

特に年齢も40代に差し掛かると、若い頃にはなかったシワやたるみ・色味が目立ち始めるものです。

本記事では40代で初めてクマ取り・クマケア・美容整形を行うという方向けに、施術概要やよくある質問について解説します。

ぜひ参考にして、施術検討の手助けにしてください。

クマ取りとは?


クマ取りとは、目の下の膨らみ(脂肪)を除去することで、一般的に外科施術となります。

色味が気になる方は、外科施術の脂肪注入やスネコスやベビーコラーゲンに代表される外科処置を供わない注入系処置に分かれます。

目の下の色味(色クマ)には種類があり、種類により処置内容は異なってきます

青クマ・茶クマ・黒クマ・赤クマについて

クマには黒クマ以外にも、青クマ・茶クマ・赤クマがあります。

青クマとは

血行不良によって引き起こされます。

読書やパソコン・スマートフォンの長時間の使用により、目を酷使する方(眼精疲労)がなりやすい傾向にあります。

目を温めたり、眼精疲労を引き起こすような原因を避けると改善されやすくなります。

青クマの判断方法は、血流がよくなった時に消えることがポイントです。

茶クマとは

メラニンによる色素沈着によって引き起こされます。

化粧や目をこするなどの刺激・紫外線の影響が原因となりますので、日ごろのスキンケア・保湿を見直す必要があります。

茶クマの判断方法は、皮膚を引っ張った際にクマ部分が一緒に動く・薄くならないことがポイントです。

黒クマとは

加齢による皮膚のたるみなどにより、くぼみに影がかかって見えることで引き起こされます。

また、皮膚のたるみだけではなく、眼窩脂肪(目の下の脂肪)の突出により、余計に濃く見えてきます。

黒クマの判断方法は、目線だけ上を向いたときや目の下のたるみを引っ張ったときにクマ部分が薄くなることがポイントです。

赤クマとは

青クマ同様眼精疲労により血液がうっ滞し引き起こさせる場合と、眼窩脂肪の突出により引き起こされる場合があります。

眼窩脂肪の突出は眼輪筋の衰えが原因となります。

眼輪筋が衰えると眼窩脂肪は目の下へ落ちていきますが、頬骨が邪魔をし徐々に前に突出していきます。

赤クマの判断方法は、茶クマと同じような色をしていますが、頬骨あたりに皮膚を引っ張った際に赤みが増すと赤クマと判断できます。

赤クマ・黒クマはともにセルフケアでの改善が難しいため、外科処置・注入治療がメインとなってきます。

40代でクマ取りを行う意義について

40代でクマ取りを行うのはおおいに意味があると言えます。

というのも40代は、同じ年齢であっても日頃のケアによって、見た目の差が大きくなり始める年齢層であるためです。

言い換えると40代のタイミングで美容整形施術を行うことで、同年代の他の人よりも若々しい印象を強く持たれることができます。

黒クマ取り施術

クマ取りは目の下のたるみが原因であるため、たるみを除去する施術を行うことになります。

おおまかなフローは以下の通りです。

1.カウンセリング
2.施術
3.ダウンタイム・アフターケア

施術は代表的なものとして3種類あり、一人ひとりの状態によって決定します。

場合によっては、複数の施術を同時に行うこともあります。

脱脂

脱脂とは、目の下の脂肪を除去する施術です。

下瞼の裏を数mmだけ切開し、そこから吸い出すように脂肪を取り出します。

傷としては小さいため、傷跡が見て分かることもなく、施術後の痛みも強くありません

ただしムラなくきれいに取るには技術が必要である他、内出血などの症状が出ることもしばしばあるため、ダウンタイムは1~2週間程度が標準となります。

その方の体質や内服薬(血液をサラサラさせる薬など)に、術後の過ごし方によって、ダウンタイムが伸びる場合もあります。

切開

クマ取りにおける切開施術とは、目の下のたるみを直接切り取る施術です。

単にたるんでいるだけでなく皮膚が伸びている場合は、脂肪だけを除去しても結局皮膚が余ってしまうため、切開して皮膚を除去しなければ改善しません。

クマ取り施術の中では最も傷が大きくなってしまうため、人によってはダウンタイムに1ヶ月ほどかかってしまいます。

反面アンチエイジング効果も高いため、目の下のたるみが気になっている方ほど有効です。

脂肪注入

クマ取りで自然な仕上がりにするためには、脂肪の注入が必要になることもあります。

脂肪が少なすぎると目元がくぼみ、結果的に老けたような印象のままとなってしまうためです。

脂肪注入は、処置時間が長く全ての脂肪が定着するわけではないというデメリットがあります。

しかし、自身の組織を使用するため、アレルギー反応が少なくナチュラルに仕上がるメリットがあります。

脂肪注入の種類によっては半永久で持続する方法もありますが、しこりの形成が問題となっております。

当院で採用する脂肪注入は、持続期間が永久ではありませんが、しこり形成のリスクが少なく、現在の美容業界で主流となっています。

注入

手術をするまでの勇気がない方・ダウンタイムが取れない方は、注入系の治療を検討するのもいいかもしれません。

ヒアルロン酸は、保水力があり、弾力やハリを保つ作用のあるため、黒クマの改善に効果があります。

1回の治療で効果を得られるのも大きなポイントです。

スネコスは、加齢とともに減ったコラーゲンやコラーゲンを支える役割のあるエラスチンを増殖させる効果があります。

複数回注入することで、皮膚の内部を再構築し、シワやクマ・たるみの改善を目指していきます。

複数回治療が必要となりますが、血管塞栓などのリスクが少なく、青クマ・黒クマの改善が期待できます。

ベビーコラーゲンは、赤ちゃんの肌に多く存在するコラーゲンで、効果としてはヒアルロン酸とスネコスの中間の存在にあります。

ヒアルロン酸と同じようにボリューム感を出すことができ、スネコスのようにコラーゲンの生成を促す作用があります。

スネコスが複数回の治療が必要なのに対し、1回の注入で済む点は大きなメリットといえます。

デメリットとして、ヒアルロン酸より持続期間が短く、現制度では、一度使用すると生涯献血ができないことです。

これは、ベビーコラーゲンが人の胎盤から抽出したコラーゲンであり、現在見つかっていない感染症に罹患している可能性を否定できないためです。

注入系の治療は手軽に始めらることができ、ダウンタイムも軽いことがメリットとして考えられます。

しかし、眼窩脂肪が突出しているタイプのクマには根本的解決にならず、また、持続期間にも限りがある点がデメリットとして考えられます。

注入系の治療は、外科施術と複合して行われることも多くあります。

自分の悩みにあった治療法のカスタマイズをカウンセリングの際に聞いてみるのもいいかもしれません。

カウンセリング

施術前は、クリニックとカウンセリングを行います。

当クリニックはもちろん、美容クリニックであればカウンセリングは必ず行われます。

美容整形施術は、仕上がりイメージの共有がとても大切です。

ひいては事前のカウンセリングが重要であるため、不安や疑問は必ず相談し、仕上がりについて十分相談した上で施術を受けてください。

言い換えると、クリニック側に対して「なんだか話しにくいな…」と感じた場合は、クリニックの変更を検討しても良いでしょう。

ダウンタイム

外科によるクマ取りは、注入系の治療と比べてダウンタイムは長めになります。

クマ取りは外から見える部分の施術であるため、一刻も早くダウンタイムを終えたいと思う人は少なくないでしょう。

しかし、焦ってダウンタイムを丁寧に過ごせなければ、かえって傷の治りが遅くなることも。

気持ちが逸るとしても、クリニックの指示に従って生活しましょう。

40代のクマ取り施術Q&A

クマ取りを検討するに伴って、さまざまな疑問や不安が浮かぶのは一般的なことです。

すべてとは言えませんが、気にされる人が多い疑問を以下にまとめました。

参考にして、少しでも不安を解消してください。

本当に顔の印象が変わるの?

クマ取りは目元に限定した施術であるため、行っても顔の印象はそれほど変わらないのでは?と考える人は多いです。

しかし、これは間違いです。

そもそも顔の印象は、少しのことで大きく変化するもの。

施術の成功と失敗は、ほんの数mmの違いで分かれてしまいます

そのため繊細な技術が要求されますが、施術後の自分のイメージは間違いなく変化します。

顔の印象を変えるためには、目の部分だけでなく他の部分もすべて手を加える必要があるというイメージを持たれる方もいますが、そんなことはありません。

クマ取りだけでも若々しい印象になれますので、安心してください。

40代でもできる?

40代ではクマ取りできないのでは?と考える人もいますが、クマ取りはいくつになっても施術を受けられます。

安心してください。

正確に言うと年齢制限はありますが、それは施術を受ける人が幼すぎる場合のことです。

18才未満は保護者の名義が必要であり、18才以上でも20才未満は保護者の許可が必要です。

また20才以上であれば、特に許可なども必要なく自分の判断で施術を受けられます。

80歳以上の方は、施術ができない可能があるため先生と相談のもとクマ取りの検討をします。

80歳以上でもできる施術はありますので当クリニックにご相談ください。

施術は痛いのでは?

施術の痛みが不安だという人も少なくありませんが、施術は必ず麻酔をかけて行うため、痛みも強く感じることはありません。

それでも不安な方は、痛み止め点滴や静脈麻酔などオプションで付けることも可能です。

特にはじめて美容整形施術を行う方は、痛みを感じないと知識の上で分かっていても実感がわかず、なかなか不安が拭えないものです。

そういった場合は、クリニックに痛みへの不安を相談しましょう。

より不安を軽減する方法を検討してもらったり、繰り返し説明を聞くことで、安心感に繋がっていくはずです。

当クリニックでは、痛みを軽減するための点滴や笑気麻酔などのメニューも取り揃えていますので一度、ご相談下さい。

まとめ


一昔前は、美容施術を受けるとなるとハードルが高く、なかなか一歩を踏み出せない方が多かったと思います。

現代の美容医療は飛躍的に向上しており、40代でクマ取りを行うのは、恥ずかしいことでも怖いことでもありません。

アンチエイジング効果の高さという意味では、むしろ効果的なタイミングと言えるでしょう。

不安に思いすぎる必要はまったくないため、悩まれている場合はぜひ施術なさることをおすすめします。

どのクリニックに行くべきか判断できなければ、ぜひ当クリニックにお越しください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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愛知県名古屋市中村区椿町15-10
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