コラム
Column
2024/11/11
プチ整形として根強い人気を誇る埋没法二重整形ですが、反面ずっともつわけではなく、いつ効果が消えるのだろうと悩む人は少なくありません。
本記事では埋没法の平均寿命や、平均寿命が短くなりがちな人の特徴などを解説します。
少しでも長く二重をもたせることができるようにご参考ください。
埋没法とは、二重整形施術の1種です。
糸でまぶたの部分を留めることで、二重を作ります。
糸は外から見えないよう皮膚に埋没させるため、埋没法と呼ばれます。
手軽で、整形したと悟られるリスクが低いため、人気のある施術です。
一方で糸で留めているため、糸が何らかの理由で切れてしまうと、途端に元に戻ってしまうというリスクもあります。
切開法も二重整形施術の1種です。
まぶたの皮膚を切開し、縫合して二重を作ります。
切開法は埋没法と異なり、半永久的に安定した二重を作れることが最大のメリットです。
しかし、傷が大きくダウンタイムが長くなる傾向にあります。
また、イメージ通りの仕上がりにならなかった場合でも、元に戻せないというリスクがあります。
埋没法の平均寿命は、3年~5年ほどが目安と言われています。
ただしこれには個人差があり、もっと早く糸が切れる人も居れば、10年以上近くもつ人もいます。
いずれにしろ、人間のまぶたは日々動いている部分であり、そっとしておくといっても限界があります。
そのため、埋没法はいずれは必ず寿命が来ると思っておきましょう。
糸が取れる大きな原因としては、技術的な面とまぶたにかける負担があげられます。
技術的な原因としては、以下の条件が当てはまります。
二重を作る際に幅を広くとりすぎた場合、脂肪や皮膚が糸に重くのしかかり、負担の原因となってしまいます。
デザインで埋没法が持続しやすい幅は一般的に7mm以下といわれています。
その方の目元の状態によって多少左右されるため、医師とデザインを決める際にしっかり相談してみてください。
糸を留める際に縛り方が緩かったり、逆に縛りすぎていたり、簡易的な方法で留められている場合は、糸が取れやすくなる傾向にあります。
一般的にまぶたを開閉する際に使用する”挙筋”に糸を留める挙筋法が適度な力で縛りやすく、持続期間も長い傾向にあります。
以下の条件に当てはまると、埋没法の平均寿命は短くなってしまいがちです。
上記の条件に共通しているのは、糸に負担がかかっていることです。
個人の努力で避けることができることもあれば、努力では避けることができなこともあります。
埋没法はまぶたへの身体的なダメージを鑑みて、施術回数に制限が設けられています。
これはどのクリニックでも同じです。
そのためあまりすぐに糸が切れてしまうと、もはや切開しかないという状況になってしまうため、注意してください。
年齢的に成長期であると、埋没法の寿命は短くなりがちです。
成長期であるということは、体が全体的に大きくなっていく時期であるということです。
目元も例外ではなく、まぶたも成長して糸が引っ張られてしまうため、成長期が過ぎた大人よりも糸の負荷が大きくなります。
施術後に太ってしまうと、埋没法の糸は切れやすくなります。
太ってまぶたの厚みが変わると、糸に負荷がかかってしまうためです。
元々太っていなかった場合、クリニックはまぶたが薄い前提で糸をかけてしまいます。
そのため、後から太ると想定外に糸が張ることになってしまいます。
少し太った程度では影響はありませんが、急激に体重が増えることには注意しましょう。
日常的に目を刺激する人も、摩擦により糸が消耗するため寿命が短くなりやすいです。
男性でも目を触る癖がある人はいますが、特に女性はアイメイクに力を入れるあまり、まぶたを引っ張る癖のある人が多く見受けられます。
埋没法を行うと、上まぶたには常に糸がかかっている状態になります。
そのことを意識し、手で刺激を与えるのは止めましょう。
元々まぶたが厚い人も、糸に負荷がかかります。
埋没法はまぶたの肉を糸でおさえ、二重を作り出します。
まぶたが厚いということは、糸の抑えに反発する力が強いということであるため、人より負荷がかかりがちなのです。
二重を作るには、まぶたが厚いとわかっていても、ぎゅっと締めつけなくてはいけません。
緩ませるとそもそも二重ができなくなってしまうため、糸が張ると分かっていても、負荷をかけなくてはならないのです。
まぶたがたるんでいても、糸に負荷がかかってしまい、糸の寿命が短くなってしまいます。
まぶたがたるんでいると、糸は上からかかってくるまぶたの重みに耐えなくてはならず、通常より余計に負荷がかかってしまいます。
これはまぶたの厚みに関係がありません。
まぶたが薄くてもたるんでいる人はいますし、たるんでいると糸が切れやすくなることも変わりません。
眼瞼下垂の人も埋没法の糸に負荷がかかり、切れやすくなります。
眼瞼下垂とはまぶたが下がる疾患です。
疾患によって力が思うように入らず、上まぶたを開く筋力が弱くなってしまうのです。
そのため上まぶたの重みを埋没法の糸が負担する形になってしまい、糸が取れやすくなります。
なお、まぶたのたるみとよく混同されてしまいがちですが、眼瞼下垂はまぶたがたるんでいるわけではありません。
埋没法の平均寿命は、努力次第で伸ばすこともできます。
いつかは切れてしまうとはいえ、糸の寿命が短い人と長い人では、数年単位の差があります。
なるべくもつようにしましょう。
埋没法のあとは、できるだけ太らないようにしましょう。
無理をして痩せる必要はありません。
また、少し太った程度であれば影響はありません。
しかし生活環境などが変わり、急激に体重が増えた場合は要注意です。
太ったからと言ってすぐに切れてしまうというわけではないため、太ったと感じたらダイエットを行い、体重をコントロールしましょう。
成長期に埋没法を行うと、まぶたの成長により糸に負荷がかかります。
できるかぎり大人になって、成長期を過ぎてから埋没法を行いましょう。
埋没法の後は、手で目を触らないようにしましょう。
引っ張るなどといったくせがある人ももちろんですが、施術の後は施術部位が気になり、つい触ってしまうという人も増えてしまいます。
気になる気持ちは自然なことですが、触るのは止めて、鏡などで確認するだけにしましょう。
埋没法の平均寿命は、クリニックの腕によっても大きく左右されます。
施術の実力だけでなく、前もって糸の寿命に悪いことを説明しておくなど、丁寧なカウンセリング能力も不可欠です。
どのクリニックが条件を満たしてくれるのか分からない方は、ぜひ当クリニックにお越しください。
埋没法の平均寿命は3~5年ほどですが、実際には個人差とクリニックの腕の影響が大きく、一概に皆がそうなるとは言い切れません。
少しでも糸のもちを長くするためにも、クリニック選びを含め、できることを行いましょう。
当クリニックでは、二重埋没法に保証制度がありもし糸が切れてしまった場合でももう一度、二重埋没法を受けることができます。
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