コラム
Column
2025/02/01
アートメイクには、メイクの手間を省けたりデザインで悩みを解消できたりと、嬉しい魅力がたくさんあります。
しかし、体験した人のなかには理想の仕上がりが手に入らず後悔するケースも。
経験や高度な技術が求められる医療行為であることを忘れてはいけません。
本記事では、アートメイクのやり方の種類や施術手順について解説します。
話題のセルフアートメイクについても触れているので、気になっている方はぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
アートメイクは、専用の針とインクを使って皮下組織(表皮)に着色していく施術です。
クレンジングや汗で落ちたり滲んだりする心配がなく、平均して1〜2年は効果が持続します。
デザインが定着するまでに必要な施術回数は、2〜3回程度です。
1回の施術で色素を十分に定着させるのが難しいため、最低でも2回は通院する可能性が高いでしょう。
アートメイクの基本的なやり方には、以下の2種類があります。
具体的にどのような違いがあるのか、詳しくみていきましょう。
手彫りは、ペンタイプの専用針を使用します。
先端にはインクが付着した細いニードルが並んでいて、繊細なデザインが実現する技法です。
眉アートメイクで自眉のような毛並みを再現できるため、違和感ない自然な仕上がりを好む方から人気があります。
施術にかかる時間は、機械彫りよりも長めです。
術者の経験や技量によっても変わりますが、眉アートメイクの場合は完成まで60分程度かかるでしょう。
機械彫りは、ジェルネイルをオフする際に使用するマシンと似た形の専用器具を使い、色素を注入します。
先端に針とインクが付いている点は、手彫りと同じです。
手動ではなく電動になっているため、一定のリズムで広範囲を着色できるのが特徴的です。
ムラなくインクを注入できるのが大きなメリットになりますが、立体感には欠けるデメリットがあります。
なお、施術時間は手彫りと比較して短いでしょう。
短時間でスピーディーに完了します。
結論からお話しすると、セルフアートメイクは以下の2つの理由からおすすめできません。
アートメイクは、インクを注入する際に針を使って皮膚に傷をつけます。
危険な行為になるため、国からアートメイクの施術が認可されているのは医師が駐在する医療機関のみです。
また、アートメイクで使用するインクの種類は多岐にわたります。
通販で購入できるセルフアートメイクキットのインクには、どのような素材が使われているのかわかりません。
品質が悪い可能性も十分に考えられるため、安易に使用すると健康被害を引き起こす可能性があります。
セルフアートメイクは非常に危険な行為であると、認識しておくのがおすすめです。
ここからは、アートメイクの施術手順についてみていきましょう。
カウンセリングでは、服用中の薬やアレルギーの有無について問診があります。
理由は、アートメイクの施術で麻酔を使用するからです。
また現在の状況を確認した上で、施術方法の最適な提案などがあります。
デザインの選定では、症例画像などを確認しながら要望の確認をします。
希望する理想のデザインがある場合は、画像を持参するのがおすすめです。
骨格や筋肉の動きを確認した上で最適なデザインが決定するため、似合う形を提案してほしいと希望する方も安心して足を運べます。
施術方法やデザインが決まったら、施術がスタートします。
痛みのケアに麻酔クリームを使用するため、痛みに不安が大きい方も安心して施術が受けられるでしょう。
納得するデザインが完成するまで、何度も修正しながら慎重に施術を進めます。
アートメイクの施術が完了した後は、腫れや炎症を抑えるためのアフターケアをします。
保冷剤を使ってクーリングしたり、感染症を予防するための外用薬を塗布したりして終了です。
なお帰宅してからのアフターケアや注意事項については、担当スタッフから詳しい説明があります。
経験や実績のあるアートメイク専門の看護師が在籍するため、自眉のような美しい仕上がりを再現します。
骨格や筋肉を見極めた上で最適なデザインを提案する当クリニックには、自分に似合う眉毛がわからないとお悩みの方も数多く訪れます。
ぜひ、気軽にご相談ください。
アートメイクは、気軽にできる簡単な施術に見えるかもしれませんが、高度な技術が要求される医療行為です。
針を誤って使用すれば、大きな怪我や失明につながる重大なリスクもありえます。
医療機関ではない個人サロンでの施術や、通販で購入したセルフアートメイクキットの使用は、非常に危険であると覚えておいてください。
なお、アートメイクにはいくつかの技法があり、経験や実績豊富なクリニックを選べば満足度の高い仕上がりが期待できます。
料金がお得になるモニター制度などもあるため、まずはカウンセリングで相談するところから始めてみましょう。
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