コラム
Column
2025/03/03
ポテンツァは、針とRF波で肌のターンオーバーを正常化させるため、ニキビやニキビ跡でお悩みの方にピッタリの治療法です。
治療は肌に針を刺して行いますが、ニキビに最適な針の深さはどのくらいなのでしょうか。
本記事では、ポテンツァのハリの深さについて詳しく解説します。
ニキビに最適な針の深さも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ポテンツァは、肌の悩みに合わせて針の深さが変わります。
ニキビに最適な針の深さは、通常1.5〜2mmほどです。
重症ニキビや深いクレーターの場合、深い層にダメージが及んでいるため、2.0mm以上の深さになることがあります。
そのため、針をしっかり深くまで入れなければ効果が思うように得られない場合もあります。
ポテンツァがニキビに効果的な理由は、いくつかあります。
代表的な理由は、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂を餌に増殖していきます。
アクネ菌は常在菌といい、通常時でも毛穴内に存在しています。
しかし、空気を嫌う菌のため、普段は増殖がコントロールされて肌に悪影響を与えることはほとんどありません。
皮脂腺から分泌された皮脂が毛穴を塞ぐことで毛穴内が外気と遮断され、アクネ菌が増殖しやすい環境ができてしまい、同時に皮脂を餌にしてどんどん増殖することで炎症を引き起こします。
ポテンツァのアクネモードは、皮脂腺を熱で凝固させて破壊します。
破壊された皮脂腺は復活することはありません。
皮脂腺が減ると皮脂の分泌量が減り、アクネ菌の増殖を抑えることができます。
このようにチップや薬剤を組み合わせを工夫することで、ニキビ菌に対して多方面からアプローチできニキビができにくい肌を作り出していきます。
当クリニックでは、マックームを使用しニキビ・ニキビ跡改善のポテンツァメニューを取り扱っております。
アクネモードとは違いピンポイントでニキビに照射するのではなく、お肌全体に照射します。
高周波エネルギーを用いて皮脂腺にアプローチし、過剰な皮脂分泌を抑えることで毛穴詰まりを防ぎます。
また、アクネ菌の活動を抑える効果もあり、ニキビが発生しにくい肌環境を整えます。
ニキビの原因に直接アプローチすることで、お肌全体の根本的な改善を目指すことが可能です。
ポテンツァは約32Gの細い針で肌に細かくダメージを与えることで、肌の自然治癒力を利用し肌の再生を促します。
ニキビに効果のあるRFエネルギーの作用は、患部の血行を促進し、炎症を鎮めることです。
肌のターンオーバーを促すことで、毛穴のつまりを解消しアクネ菌による炎症を抑えます。
また、ニキビの炎症が繰り返すことで肌に慢性的なダメージが加わり凹凸(クレーター)が目立つ肌になります。
ポテンツァの多彩な薬剤を使用すると、凹凸が改善されるため、きれいな肌を目指すことが可能です。
当クリニックでは、マックームを使用しています。
コラーゲンの生成を促し、肌のボリュームを増すことでニキビ跡や凹凸肌を改善します。
ダーマペンと比べポテンツァの大きな特徴は、針を刺す際にRF波(ラジオ波)が照射される点です。
RF波を照射することにより、細胞との間に摩擦熱を発生させ、その熱で細胞を傷つけます。
熱によるダメージを改善しようとコラーゲンの生成が活発化され、肌の弾力やツヤのある肌へ導きます。
ポテンツァはニキビ跡に効果的ですが、以下は特に効果が期待できるニキビ跡の種類です。
それぞれ解説します。
ニキビ跡にクレーターと同様に目立ちやすいのが、赤みです。
ニキビによる炎症が起きると炎症を治そうと毛細血管が拡張・発達し、結果として赤みとして悪目立ちすることがあります。
ポテンツァから照射されるRF波には、不要な毛細血管を縮小する効果が期待できます。
クレーターは、ニキビを繰り返すことで慢性的に炎症がおきた結果できてしまいます。
さらに通常より深い層(真皮層)まで炎症が派出することで、コラーゲンが破壊され、凹凸ができてしまうのです。
真皮層のターンオーバーは3~5年ほどかかると言われており、加齢などの要因も重なり正周期が変わりやすくなってしまいます。
コラーゲンが増殖する前に再度炎症が加わることで、侵襲が重なり、クレーターが悪化していきます。
クレーターを作らないためにも、ニキビができた初期の段階で対処することが重要です。
一度クレーター化した部分は自力での改善が難しいため、クリニックでの治療を検討しましょう。
色素沈着とは、刺激によりメラニン色素が過剰に生成され、肌に黒ずみが残った状態のことです。
ニキビによる炎症が起きた結果、色素沈着になり跡が残る可能性があります。
これを炎症後色素沈着(PIH)といい、通常ターンオーバーで改善していきますが、顔だと半年~1年ほどかかることもあります。
20代の肌で正常にターンオーバーがされている状態だと28日周期で肌は生まれ変わります。
しかし、色素沈着の度合いが強かったり、ターンオーバーが乱れていたりすると、消えきれず残存してしまう可能性が高いです。
ターンオーバーの乱れは、加齢やホルモンバランスの崩れ、日常生活の乱れなどで起きます。
ポテンツァは、ターンオーバーを促す効果があり、色素沈着の元であるメラニンが外に排出されやすい肌環境を整えてくれます。
メラニン生成を抑制する効果のある薬剤(トラネキサム酸など)を導入することで、メラニン生成が抑制されニキビ跡の色素沈着予防が可能です。
効果を維持するためには、6~12カ月ごとにメンテナンスを受けていただく必要があります。
また、新たな色素沈着を防ぐため日焼け対策をしっかり行う必要があります。
ニキビでの治療を希望している方は、MEMOTO CLINIC 名古屋へご相談ください。
ニキビ跡に効果のあるマックームやピーリングなど幅広いメニューから最適な治療法をご提案いたします。
会計は明瞭会計で行っており、治療の効果や副作用、ダウンタイムについてもしっかりご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
ポテンツァでニキビ治療を行う際の針の深さは、肌の状態によっても違いがあります。
適切な針の種類や深さを選択することで、改善へと導いてくれるでしょう。
ニキビでお悩みの方は本記事の内容を参考にして、ポテンツァの治療も検討してみてください。
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