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2025/03/05

ポテンツァとダーマペンの違いは?おすすめな人の特徴も解説

たるみやシワ、ニキビ跡などを改善し、美しい肌を手に入れたい方にとってポテンツァとダーマペンは特に注目を集める二大施術です。

どちらも若返りと美肌効果が期待できますが、実際にどちらを選べばいいのか悩む方もいるのではないでしょうか。

これらには重要な違いがあり、それぞれを理解することでより理想の肌に近づくことが可能になるでしょう。

本記事では、本記事では、ポテンツァとダーマペンの特徴の違いについて詳しく解説します。

これらの違いについてよく知らないという方はぜひ参考にしてください。

ポテンツァとダーマペンの違い

ポテンツァとダーマペンの違いを以下の3点からそれぞれ比べてみましょう。

  • 効果
  • 薬剤の導入方法
  • 穴の開け方

それぞれの特徴を知ることで、自分に適した治療方法の選択が可能できるようになります。

効果

ポテンツァとダーマペン、それぞれの効果の違いは下の図の通りです。

【ダーマペン】

  • 小ジワや肌のハリ
  • アンチエイジング
  • ニキビ跡
  • 傷跡
  • 毛穴
  • しみやくすみ

ポテンツァ

  • RF波(高周波)の照射
  • シワやタイトニング
  • 赤ら顔
  • ニキビ跡
  • ニキビ
  • 傷跡
  • 肝斑・シミ

ポテンツァとダーマペンの効果は似ていますが、ポテンツァの場合は肝斑にまで効果があるのが大きな違いです。

ダーマペンによる肝斑治療も可能ですが、針を短くすることや薬剤を使用するなどの工夫が必要になります。

また、ダーマペンの使用により炎症が起き、シミが濃くなる可能性もあります。

しかし、ポテンツァは専用のマイクロニードルを用いて、肝斑の原因となるメラニンを産生するメラノサイトに直接作用することで、メラニンの産生を抑えます。

また、ポテンツァでは多彩なチップにより対応できる症状の幅が広がり、止血作用があるRF波によって、ダウンタイムを最小限にすることが可能です。

薬剤の導入方法

ダーマペンは、肌に小さな穴をあけ、施術者が手で薬剤を塗布して浸透させます。

一方ポテンツァは、針を刺すところまではダーマペンと同じですが、針を抜くとと同時に空気を出すことで空気圧で薬剤を真皮層まで押し込むことが可能です。

ダーマペンは手動で薬液を塗布して浸透させるのに対し、ポテンツァは機械の力を使って深いところまで均一に薬剤を塗布するところが大きな違いです。

穴の開け方

ダーマペンの穴の開け方は、機種によりますが、細かい部位への治療が可能なところと、1秒当たりで開けられる針穴の数が多いです。

それに対してポテンツァは、多彩なチップを駆使して開けます。

治療したい肌の悩みに合わせて選ぶ針の数が変わります

ポテンツァのメリット・デメリット

ここではポテンツァのメリット・デメリットを解説します。

ポテンツァは短いダウンタイムで少ない体への負担で肌の悩みを解消してくれる美容施術です。

その一方でデメリットもあるため、きちんとデメリット面も理解した上で施術を受けましょう。

メリット

ポテンツァのメリットは、以下のとおりです。

  • ダウンタイムが短い
  • 1回の施術で効果を感じやすい
  • 幅広い肌トラブルに対応してる
  • 効率的に治療が可能

ポテンツァは高周波であるRF波との摩擦熱で肌の自然治癒能力を最大限に引き出し、1回での施術の効果を最大限に得ることが可能です。

また、ポテンツァは多彩なチップを駆使し、幅広いトラブルに対応している点が特徴です。

デメリット

ポテンツァのデメリットは、以下のとおりです。

  • 痛みが強く出る可能性がある
  • 色素沈着が起こる可能性がある

針を刺した後に高周波の熱を加えると、個人差はありますが人によっては強い痛みを感じる可能性があります。

痛みの対策は、施術時の麻酔の使用などにより痛みを緩和できますが、痛みは個人差があるので強く出る方もいるでしょう。

特に脂肪が少ない骨ばっているところが痛みを感じやすくなります。

特に額や頬の骨上の部位や、ニキビ跡やニキビがあるところは痛みが感じやすいので覚えておきましょう。

また、睡眠不足や肌の炎症が起きやすい花粉の時期、女性だとホルモンバランスによって肌が敏感になる生理直前や生理中など、痛みが感じやすくなる時期があるので注意が必要です。

また、稀にですが金属アレルギーの方に色素沈着が起きたという報告もあります。

肌の状態によって受けられない可能性もあるので、クリニックへ相談してみてください。

ポテンツァがおすすめな人

ポテンツァは、以下の人におすすめです。

  • ニキビ跡や赤ら顔、毛穴などの治療を行いたい人
  • 色素沈着のリスクを低く肝斑治療をしたい人
  • ダウンタイムの時間を短くしたい人
  • 施術回数を少なくしたい人

ポテンツァは、針を刺して高周波の熱エネルギーを与える治療であり、メスで切るなどの工程がないため、短いダウンタイムで済みます

皮膚に薬剤を流し込む際の出血も少ないため、ポテンツァは少ない施術回数で効果を得やすい傾向にあります。

また、ポテンツァはメラニン産生を抑えるのでレーザーとは違う原理で肝斑治療が可能です。

そのため、色素沈着のリスクを最小限に抑えつつ肝斑の治療ができます。

ダーマペンのメリット・デメリット

ダーマペンのメリット・デメリットを解説します。

ダーマペンは、肌の深層に刺激を与えられる点が特徴である一方で、いくつかのデメリットもあります。

メリットとデメリットをそれぞれ把握したうえで施術を検討しましょう。

メリット

ダーマペンのメリットは、以下のとおりです。

  • 傷跡が残りにくい
  • 費用が安い

ペン型の機械であるダーマペンは、簡単に施術でき、傷跡が残りにくいところが大きなメリットといえます。

また費用が安いことも、継続的に施術を受けやすく決め手につながるポイントといえるでしょう。

デメリット

ダーマペンのデメリットは、以下のとおりです。

  • 複数回の施術が必要
  • ダウンタイムが長い

ダーマペンの効果の持続はずっと続くわけではありません。

そのため定期的に複数回の施術を行う必要があります

また、前述している通りポテンツァよりダウンタイムが強く・長く出る傾向にあります。

ダーマペンがおすすめな人

ダーマペンは、以下の人におすすめです。

  • 細かいところの治療をしたい人
  • 費用を抑えたい人

ダーマペンは自然治癒力を高めるといわれており、ニキビ跡や肌の弾力の悩みの改善が期待できる施術です。

また、ペンタイプなので細かな肌悩みに対してアプローチできるため、細かいところまで施術が可能です。

目尻の細かい際のシワなど気になる方にはダーマペンが向いています。

さらに1回当たりの費用が抑えられるため、費用を抑えたい人にはおすすめの施術です。

ポテンツァとダーマペンで悩んでいる方はMEMOTO CLINIC 名古屋へ

ポテンツァとダーマペンで悩んでいる方は、MEMOTO CLINIC 名古屋へご相談ください。

リラックスできるアットホームな空間で、患者さんの希望に沿ったオーダーメイドの施術が可能です。

しかし当院では、ダーマペンを用いた施術は行っておらず、ポテンツァの施術のみの提供となるため、ご注意ください。

まずは、お気軽にカウンセリングでご相談ください。

【まとめ】ポテンツァとダーマペンは一長一短なので希望に合わせて決めよう

ポテンツァとダーマペンは、それぞれ効果は似ているものの、肝斑治療までできるものや細かい部分も治療できるなどと異なる部分もあるため、患者さんの希望に合わせて決めましょう。

クリニックのカウンセリングで不安点を解消した上で利用してください。

どちらの施術が自分に向いているのかよく理解しで選ぶことで、より自分に合う肌質改善が可能になります。

ぜひ、本記事の内容を参考にして、ポテンツァとダーマペンを検討してください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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