Column

2025/03/07

ポテンツァ後にダウンタイムのリスクはある?副作用や対策を紹介

ポテンツァは、微細な針とRF(高周波)を用いて毛穴の開き、ニキビ痕、クレーターなどの肌トラブルを改善する美肌治療です。

この治療法は、肌の自然な再生能力を活性化させ、肌のターンオーバーを正常化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。

さらに、針を使用せずに2種類のRFを照射するだけで、しわやたるみの改善が期待できる専用チップもあります。

これにより、肌への負担を軽減しながらしわ治療を行うことができます。

ポテンツァの大きな利点の一つは、比較的短いダウンタイムです。

これは、使用される針が極めて細いことと、RF(高周波)の止血効果によるものです。

しかし、個人差があり、一部の患者様ではダウンタイムが予想以上に長引くケースもあります。

今回は、ポテンツァによるダウンタイムのリスクや起こりやすい人の特徴、対策について紹介します。

ポテンツァとは

ポテンツァは、極細の針を用いて肌の深層部にまでアプローチし、そこにニードルRF(ラジオ波)を均一に照射することで、肌の根本的な再生をする施術です。

この施術を行うことで、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリやうるおいの向上が期待でき、肌が本来持つ再生能力を最大限に引き出してくれます。

この施術によって肌が生まれ変わり、シワやたるみ・毛穴の開き・ニキビ跡などの軽減など改善効果が期待できるため、若年層から中高年層にわたり幅広い年齢層が受けています。

ポテンツァでのダウンタイム

ポテンツァはマイクロ単位の極細針を使用するのと同時に、RF(高周波)の止血作用により、一般的に副作用やダウンタイムが少ない施術として知られています

しかし、適切な施術とアフターケアが行われない場合、予想以上のダウンタイムが生じる可能性があります。

通常ポテンツァのダウンタイムは2日~1週間程度となります。

しかし、炎症が長引いてしまったり、ニキビが一時的に増殖したりしてダウンタイムが長引いてしまうことがあります。

ポテンツァのダウンタイムをきちんと理解し、適切なアフターケアを行うことが大切です。

ポテンツァのダウンタイム

ポテンツァ照射後のダウンタイムは、下の4つが考えられます。

  • 痛み
  • 赤み・内出血
  • 腫れ
  • 色素沈着

それぞれについて詳しく紹介します。

痛み

ポテンツァの施術では、肌の再生を促すために微細な針を使用しますが、施術前には麻酔を施すものの、痛みを感じる程度には個人差があります。

通常、痛みは数時間から数日程度で治まりますが、稀により長期間続く場合もあります。

施術後、痛みや赤みが長引く場合は自宅でアイスパックなどで冷やすようにしましょう。

もし痛みが気になる場合や長引く場合は、速やかに施術を受けたクリニックに相談しましょう。

ポテンツァの効果を最大限に引き出すためには、痛みの管理も含めた適切なアフターケアが不可欠です。

赤み・内出血

ポテンツァの施術中に針が血管を傷つけてしまうことにより、赤みや内出血が発生することがあります。

内出血は青あざのような形で現れることもありますが、通常は数日から1週間程度で自然に消失します。

また、施術後に生じる赤みも多くの場合は1週間前後で落ち着いていきます。

万が一、これらの症状が予想以上に長引いたり、気になる状態が続く場合には、すぐに施術を受けたクリニックに相談しましょう。

腫れ

ポテンツァ施術後に、施術部位に腫れが生じることがあります。

この腫れは一般的に数日で自然に収まりますが、個人の肌質や施術後の生活習慣によっては症状が悪化する可能性もあります。

特に肌が敏感な方やアレルギー体質の方は、腫れがより顕著になる傾向があるため、施術を受ける前に自身の体質が適しているかどうかを慎重に確認することが大切です。

施術を検討している方は、事前にクリニックで詳しい説明を受け、自分の肌質や体質に合わせた適切なアドバイスを受けましょう。

色素沈着

ポテンツァの施術後、肌に炎症が起こり、それに伴って色素沈着が生じる可能性があります。

この症状は、炎症を起こしやすい肌質の方や日焼けしやすい方、金属アレルギーの方は特に注意が必要です。

色素沈着は長期化することがあり、半年から1年ほど続く場合もあります。

本来は肌トラブルの改善を目的としている施術ですが、このような副作用によって逆に肌状態が悪化してしまうリスクがあります。

これらのリスクを最小限に抑えるためにも、施術後の適切なケアが不可欠です。

十分な保湿と徹底した紫外線対策を行うことを心がけましょう。

ダウンタイムが残るリスクが高い人の特徴

ポテンツァによるダウンタイムが残るリスクが高い人は、下のとおりです。

  • 肌がとても敏感な人
  • アレルギー体質の人
  • 傷跡が残りやすい体質の人
  • 日中は外に出てることが多い人

当てはまる人は、施術を受ける前のカウンセリングで医師に相談し、しっかりと起こりうるリスクを理解した上で判断しましょう

ポテンツァによるダウンタイムを避ける方法

ポテンツァによるダウンタイムを避けるためには、クリニックの選び方と施術前の準備がとても大切です。

リスクを最小限に抑えるための具体的な方法は以下のとおりです。

  • 信頼できるクリニックで施術を受ける
  • カウンセリングを受ける

以下では、詳しく紹介していきます。

信頼できるクリニックで施術を受ける

ポテンツァ施術でのダウンタイムのリスクを抑えるためには、適切なクリニック選びが大切です。

豊富な施術実績を持つクリニックでは、経験豊富な医師やスタッフが在籍しており、患者様ごとの肌の状態に合わせたカスタマイズされた施術方法を提案してくれます。

最新の設備と高度な技術を兼ね備えたクリニックを選択することで、施術の安全性をより確実なものとすることが可能です。

適切なクリニック選びは、ポテンツァ施術の効果を最大化しつつ、潜在的なリスクを最小化する上でとても大切です。

カウンセリングを受ける

ポテンツァの施術においてリスクを回避し、より効果的に受けるためには「カウンセリングを受けること」が大切です。

施術の副作用などは、患者様の体質などで大きく変わってきます。

そのため、カウンセリングでは、自身の肌質や体質についての情報や不安点などを医師に詳しく伝えることで、ダウンタイム時の大きなトラブルを回避できる確率が上がるでしょう。

また、カウンセリングで実際に仕上がりや施術後の様子がイメージできるようになることから、施術に対する不安感なども軽減できるでしょう

ポテンツァを受けたいならMEMOTO CLINIC 名古屋におまかせ

MEMOTO CLINIC 名古屋では、ポテンツァを導入しており、患者様に合わせた肌質改善を行っています

カウンセリングでは、現在の肌の状態や理想の仕上がりを確認し、患者様に適した施術方法を提案しています。

また、アフターケアでの注意点もお伝えし、トラブルが起きた場合は柔軟に対応しますのでご安心ください。

ポテンツァによるダウンタイムのリスクは少ないが注意が必要

ポテンツァは、肌への負担が少なくダウンタイムが短い施術ですが、いくつかのリスクが起こるといわれています。

また、まれに予想以上のダウンタイムのリスクが残る場合があります。

特に肌の状態や体質、生活習慣によってリスクが高まる可能性があることは必ず覚えておきましょう。

施術を受ける際は実際にどのようなリスクが起こる可能性があるのか、事前によく理解をしておきなるべく不安点をなくした状態で施術を受けることが大切です。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

〒453-0015
愛知県名古屋市中村区椿町15-10
名駅三交ビル3階
※名古屋駅より徒歩2分程度

052-462-1340

ご予約はこちら