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2025/03/08

ポテンツァの傷跡治療によるダウンタイム期間は?症状なども解説

ポテンツァは、肌の状態をきれいにしてくれる効果があります。

ニキビ以外にも傷跡に対しても治療が可能です。

傷跡治療によるダウンタイムが気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ポテンツァの傷跡治療によるダウンタイムの期間について詳しく解説します。

症状なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ポテンツァの傷跡治療によるダウンタイム期間は長い?

ポテンツァにより、瘢痕(はんこん)の治療が可能となりました。

膨隆している傷には効果がありませんが、ニキビ跡のクレーターなど凹んでいる瘢痕には効果を発揮します。

ポテンツァのダウンタイムは通常2~3日程度と短く、基本的には施術の翌日には赤みや出血は治まっていることがほとんどです。

稀に、赤みや点状出血の跡の内出血が持続する場合がありますが、長くても1週間程度で治まっていきます。

美容ポテンツァよりも強く打つ傾向がある

傷跡に使用するチップは、通常のチップより針が深くなるように設定されています。

そのため、他のチップで施術をする時よりも出血量が多くなる傾向にあります。

ポテンツァの傷跡治療のダウンタイム症状

ポテンツァの傷跡治療を行った際のダウンタイムの症状は、以下のとおりです。

  • 赤みや出血
  • ヒリヒリした感覚
  • かさぶた

それぞれ解説します。

赤みや出血

赤みや出血は一般的なダウンタイムの症状です。

赤みは針を刺すことでの炎症で一過性に出るもので、通常翌日には落ち着きます。

2~3日程度続く場合がありますが、徐々に治まっていくのが通常の経過です。

また、麻酔の影響で赤みが出る場合もあります。

麻酔の影響で赤みが出た場合は、施術後により強く赤みが出る傾向にあります

その場合、麻酔の効果が切れる4~5時間後には赤みが大分落ち着いてきます。

大きな出血は当日中には治まります。

ヒリヒリした感覚

細かい針で傷をつけて治療をするため、一時的にひりつきや掻痒感を感じることがあります

また、麻酔を塗っているため、一時的に感覚が鈍くなり火照った感じや灼熱感を感じることもあります。

ひりつきは傷の治りとともに改善していくため、かさぶたが形成される翌日~3日程度で治まっていきます。

この間は強い摩擦や紫外線などの刺激を避けることが大切です。

かさぶた

針を刺した部分が再生する過程で、かさぶたが生じる場合があります。

古い角質層が剥がれ落ちて、新しい健康な肌を作り出すための過程です。

かさぶたの形成は、肌が本来持っている再生能力の表れといえます。

肌の深層部で新しい皮膚細胞が作られている間、表面のかさぶたが保護膜として機能しているのです。

通常1週間程度で自然に剥がれ落ちるので、かさぶたを無理に剥がすようなことはしてはいけません

気になるからと無理に剥がしてしまうと、ダウンタイムが長引いたり、色素沈着になったりする可能性があります。
回復を早めるコツは、肌を優しく扱い、自然治癒力に任せることです

ポテンツァのダウンタイム中の肌を回復させる方法

ポテンツァの気になるダウンタイム中に、肌を回復させる方法は以下のとおりです。

  • 保湿は1日に数回行う
  • 食事はビタミンを意識する
  • 良質な睡眠をとる

それぞれ解説します。

保湿は1日に数回行う

ポテンツァ治療後は、肌が敏感になり乾燥しやすくなっています。

この時期の肌は通常以上の保湿ケアを必要とし、従来のスキンケア方法では十分とは言えません。

特に注意したいのは保湿の頻度です。

普段の1日1回では不十分で、少なくとも朝晩の2回は丁寧なケアが必要です。

この時期に適切な保湿ケアを行うことで、肌の回復力をサポートできるでしょう。

できるだけ刺激の少ない保湿剤を選び、優しくなじませることで、より効果的なケアが実現できます。

また、花粉の時期は花粉が肌につくことで炎症が起きやすくデリケートな状態です。

花粉がつかないように保湿剤で保護することも大切です。

肌の状態を観察しながら、こまめに保湿を行うことが、早期回復への近道です。

当クリニックでは、ポテンツァ用のスキンケア用品を取り扱っています。

普段のスキンケア用品では、肌トラブルが生じてしまう可能性もあるため気になる方は、カウンセリングの際にスタッフにお尋ねください。

食事はビタミンを意識する

健康的な食事は、肌の回復をサポートします。

肌に良いといわれる栄養素を積極的に摂りましょう。

  • 柑橘類やキウイ(ビタミンC)
  • アーモンドやナッツ類(ビタミンE)
  • 緑黄色野菜(抗酸化物質)
  • 発酵食品(腸内環境改善)

なかでもおすすめの栄養素が、コラーゲン生成を促進するビタミンCと、抗酸化作用のあるビタミンEです。

果物や納豆、ほうれん草などを積極的にとり入れて、体の中からキレイになりましょう。

良質な睡眠をとる

肌の修復は特に睡眠中に活発に行われるため、治療後はしっかりと休息をとってください。

快適な睡眠環境を整えるためのポイントは、下記のとおりです。

  • 就寝1時間前からブルーライトを避ける
  • 寝室の温度と湿度を適切に保つ
  • 夜遅い運動は控えめにする
  • リラックスできる入浴時間を確保

質の高い睡眠は、治療効果を高め、より早い回復につながります

意識して睡眠をとってください。

傷跡治療でポテンツァを検討している方はMEMOTO CLINIC 名古屋へ

ポテンツァによる傷跡治療をお考えの方へ、治療プロセスについてご説明させていただきます。

このような治療を検討される際、最も大切なのは十分な事前カウンセリングです。

経験豊富な医師との詳しい相談を通じて、

  • ご希望の仕上がりイメージ
  • 治療計画の立て方
  • 痛みの程度や緩和方法
  • 回復期間中の生活上の注意点

など、治療に関する疑問や不安を丁寧に解消していきます。

傷跡治療でポテンツァを検討している方は、MEMOTO CLINIC 名古屋へご相談ください。

傷跡治療は、それぞれの方の状況や目標が異なるため、画一的な治療ではなく、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの治療計画が重要です。

当院では、すべての人のキレイになりたいという願いに真摯に寄り添い、徹底的にサポートします。

施術前の詳しい肌の状態確認から、治療後のケアまで、一貫したサポート体制で対応いたします。

患者様ファーストのそれぞれが抱く悩みや辛さに寄り添い、適切な施術をご提案します。

傷跡治療に悩んでいる方はお気軽にご相談ください。

【まとめ】ポテンツァの傷跡治療はダウンタイムが比較的長い

ポテンツァの傷跡治療は、美容目的のポテンツァと比較してダウンタイムが長いことが特徴です。

一般的な治療では短期間で済みますが、傷跡治療ではもう少しかかって1週間以上ダウンタイムが続くことを理解しておきましょう。

傷跡治療に悩んでいる方はぜひ、本記事の内容を参考にして、ポテンツァの利用を検討してみてください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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愛知県名古屋市中村区椿町15-10
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