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2025/04/16

眼瞼下垂手術の種類と特徴を徹底解説!手術の流れや費用についても紹介

「最近、目が開きにくくなった」「周りから疲れているように見られる」といった悩みを抱えている方は、眼瞼下垂かもしれません。

眼瞼下垂は放置すると視野が狭くなり、日常生活に支障をきたすこともある症状です。

本記事では、眼瞼下垂の手術方法や流れ、費用などについて詳しく解説します。

これから手術を検討している方はぜひ参考にしてください。

眼瞼下垂とは?症状と手術が必要になるケース

眼瞼下垂とは、上まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の機能が低下し、まぶたが通常より下がってしまう状態です。

生まれつきの場合もありますが、多くは加齢や何らかの病気、外傷などによって発症します。

眼瞼下垂の主な症状としては、まぶたが下がって目が小さく見える、視野が狭くなる、無意識に眉を上げる癖がつく、左右の目の大きさが異なる、目が疲れやすい、頭痛がするなどが挙げられます。

手術が必要になるケースは、視野が狭くなり日常生活に支障がある場合です。

上まぶたが黒目の一部を覆っていると、上方の視野が制限され、階段の上り下りや運転など様々な場面で危険を伴うことがあります。

こうした機能的な問題がある場合は、保険適用で手術を受けられる可能性があります。

眼瞼下垂手術の種類と特徴

眼瞼下垂の手術には、症状の程度や原因に応じていくつかの種類があります。

代表的な手術方法とその特徴について解説します。

非切開法(埋没法)と切開法(眼瞼挙筋前転術)

非切開法(埋没法)は、まぶたの表面に切開を加えず、裏側から糸を通して挙筋腱膜を引き上げる方法です。

この手術の特徴は傷跡がほとんど残らないこと、回復が早いこと、比較的短時間で終わることなどが挙げられます。

軽度の眼瞼下垂に適しており、ダウンタイムも短いのが利点です。

一方、切開法(眼瞼挙筋前転術)は、まぶたに切開を加え、弱くなった挙筋腱膜を前方に移動させて固定する方法です。

この手術は中等度の眼瞼下垂に適しており、非切開法と比べて効果の持続性が高いという特徴があります。

また、まぶたの形や高さを細かく調整できるため、より自然な仕上がりを期待できます。

ただし、切開を伴うため回復に時間がかかり、一時的な腫れや内出血が生じることがあります。

眼瞼挙筋短縮術

眼瞼挙筋短縮術は、重度の眼瞼下垂に対して行われる手術です。

まぶたに切開を加え、眼瞼挙筋自体を短縮させることでまぶたを持ち上げます。

この手術は効果の持続性が高く、重度の症状にも対応できる点が特徴です。

また、複合的な問題がある場合は、複数の手術法を組み合わせたり、眼輪筋の一部切除や眼窩隔膜の処理を追加したりすることもあります。

眼瞼下垂手術の流れと費用

ここでは、眼瞼下垂手術を受ける際の流れや費用について解説します。

術前検査とカウンセリング

眼瞼下垂手術を受ける前には、まず詳細な検査とカウンセリングが行われます。

検査では、MRD(Marginal Reflex Distance)測定や眼瞼挙筋機能検査などが行われます。

MRDは瞳孔中心からまぶたの縁までの距離を測定するもので、眼瞼下垂の程度を数値化する検査です。

また、上方視と下方視の際のまぶたの動きを測定することで、挙筋の機能を評価します。

カウンセリングでは、医師や看護師が患者の希望や悩みを詳しく聞き取り、適切な手術方法を提案します。

この際、手術の方法や効果、リスク、回復期間、費用などについても詳しく説明を受けることが可能です。

手術当日の所要時間

手術時間は方法によって異なりますが、片目あたり10〜30分程度が一般的です。

眼瞼下垂の重症度に応じて手術時間は、異なります。

手術終了後は、医師から術後の注意点や経過について説明があります。

退院時には、消毒薬や痛み止めなどの薬が処方されることもあります。

保険適用と自由診療の違いと費用相場

眼瞼下垂手術の費用は、保険適用か自由診療かによって大きく異なります。

保険適用となるのは、眼瞼下垂によって視野が狭くなり、日常生活に支障がある場合です。

具体的には、上まぶたが黒目の上縁を覆っていて、視野検査で視野狭窄が認められる場合などが該当します。

保険適用の場合、患者の自己負担額は3割で、手術方法にもよりますが片眼につき約2〜5万円程度となることが多いです。

一方、美容目的の眼瞼下垂手術は保険適用外となり、自由診療となります。

自由診療の場合の費用相場は、手術方法によって異なりますが、40~60万円程度が一般的です。

これらの費用には、手術料だけでなく、術前検査やカウンセリング、術後の診察なども含まれていることが多いですが、クリニックによって内容は異なります。

MEMOTO CLINIC 名古屋では安全な眼瞼下垂手術を行っています

MEMOTO CLINIC 名古屋では、眼瞼下垂手術において患者さんの安全と満足を第一に考えた治療を行っております

当院では、術前には十分な時間をかけて検査とカウンセリングを行い、患者さん一人ひとりの状態や希望に合わせた最適な手術計画を立てます。

使用する機器や材料にもこだわり、安全性と効果が高いものを選択していますので、まずは安心してカウンセリングにお越しください。

美容目的の自由診療についても、分かりやすい料金設定で安心して治療を受けていただけます。

【まとめ】眼瞼下垂手術は適切な医師選びが成功の鍵

眼瞼下垂手術は、非切開法、切開法、眼瞼挙筋短縮術など、様々な手術方法があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

費用面では、視野障害など機能的な問題がある場合は保険適用の可能性がありますが、美容目的の場合は自由診療となります。

手術方法や施設によって費用は異なりますので、事前に確認しておくのが良いでしょう。

MEMOTO CLINIC 名古屋では、患者さんの安全と満足を第一に考えた眼瞼下垂手術を行っております。

眼瞼下垂でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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