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2025/04/17

眼瞼下垂はどこに相談すればいい?相談先やタイミングについて紹介

眼瞼下垂(がんけんかすい)は、まぶたが下がることで視界が狭くなり、目の開閉がしづらくなる状態です。

症状が進行すると頭痛や肩こり、眼精疲労にもつながるため、早めの対処が重要になってきます。

しかし、眼瞼下垂の相談はどこにすればいいのか、どのタイミングがいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、眼瞼下垂の原因や症状、相談すべきタイミングについて詳しく解説します。

眼瞼下垂でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

眼瞼下垂とは?

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、まぶたが正常な位置よりも下がってしまう状態を指します。

まぶたが垂れ下がることで視界が狭くなったり、目が開きにくくなったりすることがあります。

生まれつきまぶたの筋肉が弱い「先天性眼瞼下垂」と、加齢や外傷などによって発生する「後天性眼瞼下垂」があります。

よくある症状

眼瞼下垂の症状は個人差がありますが、主に以下のような影響が出ます

  • まぶたが垂れ下がることで視界が狭くなる
  • おでこの筋肉を使って目を開けようとするため、額にシワができる
  • 眉を上げる癖がつき、頭痛や肩こりを引き起こす
  • 目が小さく見えるため、顔の印象が変わる
  • 目の開閉が不完全になることで、ドライアイや眼精疲労の原因となる

原因

眼瞼下垂の主な原因は、5つあります。

  • 加齢
  • コンタクトレンズの長期使用
  • 外傷や手術の影響
  • 神経や筋肉の病気
  • 先天性の異常

眼瞼挙筋(まぶたを持ち上げる筋肉)の腱膜が緩むと、まぶたが下がりやすくなります

ハードコンタクトレンズの長期間使用も、眼瞼挙筋が伸びる原因の1つです。

また目の手術や外傷により、まぶたを持ち上げる筋肉が損傷する場合があります。

重症筋無力症や動眼神経麻痺などの神経疾患も関係するため、生活していくなかで発症するケースも少なくありません。

先天異常は、生まれつき眼瞼挙筋が発達していないことが原因です。

眼瞼下垂はどこに相談するべき?

眼瞼下垂の診察・治療は、眼科や形成外科、美容外科などで受けられます。

症状によって適切な診療科を選びましょう。

  • 眼科: 視力検査や眼瞼挙筋の機能検査を行い、必要に応じて手術を提案
  • 形成外科: 美容的な観点を含めた治療を希望する場合に適している
  • 美容外科: 見た目の改善を重視する場合は、美容外科の選択も可能

眼瞼下垂の相談が必要なタイミング

軽度の眼瞼下垂であれば日常生活に影響が少ないですが、以下のような症状がある場合は、専門医に相談する必要があります。

  • 視界が狭くなり、日常生活に支障をきたしている
  • 頭痛や肩こりが頻繁に起こる
  • 目の疲れやドライアイの症状が強くなった
  • まぶたの左右差が大きく、見た目に違和感がある
  • 目を大きく開けようとすると、額や眉に力が入る

眼瞼下垂の改善方法

眼瞼下垂の改善方法は、次の2つがあります。

  • 保存的治療
  • 手術治療

それぞれについて紹介します。

保存的治療

保存的治療法は、メスなどを使わずに改善する方法です。

具体的には次の手段があります。

  • 生活習慣の改善:十分な睡眠や目の休息を確保し、長時間のパソコンやスマホの使用を控える
  • 点眼薬や眼鏡の使用:人工涙液やドライアイ対策用の点眼薬を使用し、眼精疲労を軽減させる
  • アイプチやアイテープ:まぶたを持ち上げるサポートとして使用する。長期的な使用は、症状を悪化させる可能性があるため気を付ける必要があります。
  • マッサージや筋力トレーニング::眼瞼挙筋を刺激するマッサージやエクササイズを行う

手術治療

手術治療は、まぶたを切るなどして根本から改善する方法です。

具体的には2つの方法があります。

  • 眼瞼挙筋前転術:眼瞼挙筋の腱膜を短縮して、まぶたを持ち上げる力を回復させる。軽度から中等度の眼瞼下垂に適応される
  • 吊り上げ術:眼瞼挙筋の機能が著しく弱い場合に、額の筋肉を利用してまぶたを持ち上げる。重度の眼瞼下垂を改善するために使われている

手術は局所麻酔で行われることが多く、日帰り手術ができる場合もあります。

術後のダウンタイムは1〜2週間ほどなので、日常生活を過ごしながら改善することが可能です。

眼瞼下垂の手術後の注意点

眼瞼下垂の施術後は、副作用などのリスクがあるため、以下の点に注意しましょう。

  • 術後2週間ほどは腫れが続くことがある
  • 術後の出血や感染を防ぐため、清潔を保つ
  • 目をこすらないように注意する
  • 眼精疲労を防ぐため、スマホやパソコンの使用を控える
  • まぶたの形が安定するまでに数ヶ月かかることもある

眼瞼下垂でお悩みの方はMEMOTO CLINIC 名古屋にご相談ください

MEMOTO CLINIC 名古屋では、眼瞼下垂の改善を行っています。

カウンセリングで現状の悩みを確認し、予算や希望の仕上がりに合わせたプランをご提案することが可能です。

施術の症例をお見せしながら仕上がりイメージを決めていけるため、初めての方でも安心感をもって受けられます。

カウンセリングは無料で行っているので、お気軽にお問い合わせください。

眼瞼下垂の相談は美容クリニックでも受け付けている

眼瞼下垂は視界の狭まりや眼精疲労、肩こりなどの原因となるため、早めに専門医に相談することが重要です。

症状が軽度であれば生活習慣の見直しでも改善可能ですが、重度の場合は手術が必要になります。

診断や治療方法について不安がある場合は、美容クリニックなどを受診し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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愛知県名古屋市中村区椿町15-10
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