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2025/05/01

眼瞼下垂の施術とは?原因やメリット施術後のリスクなどを紹介

まぶたが重く感じたり、目が開けにくくなったりしていませんか?

「年齢のせい」と思いがちですが、それは「眼瞼下垂(がんけんかすい)」という症状かもしれません。

放置すると見た目の老け感だけでなく、視界が狭くなる、肩こりや頭痛など全身の不調にもつながることがあります。

本記事では眼瞼下垂の原因や施術方法、ダウンタイム、メリットについて詳しく解説します。

まぶたの重さや目の開きを改善したい方は、ぜひ参考にしてください。

眼瞼下垂とは?

眼瞼下垂とは、上まぶたが正常な位置よりも下がってしまい、目をしっかり開けられない状態のことです。

見た目に眠たそうな印象を与えたり、年齢以上に老けて見られたりする原因にもなります。

原因

主な原因は、加齢によってまぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)が弱くなることです。

しかし、他にもさまざまな要因があります。

原因1:コンタクトレンズの長期使用
特にハードコンタクト使用者は注意が必要

原因2目の手術歴や外傷
まぶたの構造が変化する可能性がある

原因3:先天性の眼瞼下垂
生まれつき筋肉の働きが弱い可能性がある

原因4:神経の異常や病気
神経性の疾患が原因になることもある

そのままにしていると症状が悪化し、目が見えづらくなったり疲れやすくなったりする可能性があるため、早めの対処が必要です。

施術を受けるメリット

施術を受けるメリットは、次の4つです。

  • 目元がぱっちりし、若々しい印象に
  • 視界が広がり、日常生活が快適に
  • 眉や額に力を入れる癖が減り、頭痛や肩こりの改善が期待できる
  • アイメイクが映えやすくなる

見た目が変わったり目が疲れにくくなったりするなど、うれしい効果があります。

眼瞼下垂の施術の種類

眼瞼下垂の治療は、次の4つがあります。

  • 挙筋前転術
  • 挙筋短縮術
  • ミュラー筋タッキング法
  • 埋没法

「目が開けづらい」などの機能面の改善と「まぶたのたるみや老け顔の解消」という美容面の改善の両方を目的に行われます。

ここでは、施術方法の種類やそれぞれの特徴、施術の流れ、注意点などを詳しく確認していきましょう。

挙筋前転術

まぶたを持ち上げる「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」と呼ばれる筋肉を短縮・再固定することで改善を図る方法です。

挙筋前転術では、まぶたを数センチ切開して筋肉に直接アプローチするため、効果が高く再発しにくい特徴があります。

ダウンタイムがやや長くなりますが、根本的な治療を希望する方におすすめです。

また健康保険が適用されることもあり、特に視野障害がある場合は対象となる可能性があります。

まぶたが上げづらく生活に支障が出ている方などに適した施術です。

挙筋短縮術

切開を最小限に抑え、糸や部分的な処理によって挙筋を調整する方法です。

挙筋短縮術は傷跡が目立ちにくく、腫れや内出血が少ないのが特徴です。

比較的ダウンタイムが短く、仕事などへの復帰も早めにできるといわれています。

効果の持続性には個人差がありますが、軽度の下垂には有効でしょう。

挙筋前転術と同じく、生活に支障が出ている方にオススメです。

また傷を目立たせたくない方にも適しています。

ミュラー筋タッキング法

ミュラー筋は、瞼板に直接つながっており、まぶたの開き具合を調整する筋肉です。

挙筋腱膜とミュラー筋の間を剥離し、ミュラー筋のみ瞼板に再固定します。

ミュラー筋タッキング法の特徴は下の通りです。

  • 自然な仕上がりが期待でき、左右差が出にくい
  • 痛みや腫れのリスクが少ない
  • 対応できるクリニックが限られる場合がある

点眼薬(フェニレフリン)で目が開くかどうかの検査で反応が良ければ、施術が受けられます。

埋没法

埋没法は、糸を使ってまぶたを持ち上げる方法です。

二重形成の施術と組み合わせて行われることもあります。

埋没法の特徴は下の通りです。

  • ダウンタイムが短く、メスを使わずに施術できるのが最大のメリット
  • 元に戻る可能性もあるため、再度施術が必要になることも
  • 美容目的として人気の高い方法

目元の印象を変えたい方にピッタリの施術です。

施術の流れ

施術の流れは下の通りです。

1.初診・カウンセリング

患者の症状・希望・生活スタイルをヒアリングし、まぶたの状態をチェック。

視野検査や写真撮影を行うこともあります。

2.診断・施術方法の決定

医師が眼瞼下垂の重症度を判断し、最適な治療法を提案します。

フェニレフリン検査なども行われる場合があります。

3.局所麻酔をして施術

所要時間は施術する方法によって変わりますが、1時間〜1時間半ほどです。

術後は休憩後、問題なければそのまま帰宅可能です。

4.術後のケア・経過観察

切開法の場合は約1週間後に抜糸します。

腫れや内出血は数日〜2週間ほどで落ち着きます。

施術後のダウンタイムとリスク

施術方法によって異なりますが、一般的には以下のようなダウンタイムが想定されます。

切開法

腫れ:約1〜2週間程度(内出血も)

特徴:抜糸は1週間後が目安

非切開法

腫れ:数日〜1週間程度

特徴:日常生活への復帰は早め

副作用として腫れや赤み、ドライアイなどが一時的に起こる場合がありますが、様子を見るだけで問題ないでしょう。

症状が悪化した場合は、すぐにクリニックで診てもらう必要があります。

眼瞼下垂の施術を受けるならMEMOTO CLINIC 名古屋がオススメ!

MEMOTO CLINIC 名古屋では、眼瞼下垂を改善する施術を行っています。

症状に合わせた施術を行っているため、理想の目元を手に入れることが可能です。

見た目が気になる方は、理想のデザインで施術を受けられます。

カウンセリングでは、眼瞼下垂の施術に関する不安点や疑問点を解消できるので、納得した状態で施術を始められます。

また、予算に合わせた施術方法を提案できるのも魅力の1つです。

カウンセリングは無料で受けられるので、眼瞼下垂を改善したい方は、お気軽にご相談ください。

眼瞼下垂の施術は4種類ある

眼瞼下垂の施術は、見た目の印象を若々しくするだけでなく、日常生活の不便さを改善できる医療美容です。

症状が進行する前に、早めに専門医の診察を受けることが大切です。

目元の不調を感じたら、ぜひ一度、美容クリニックでのカウンセリングを検討してみてください。

 

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

〒453-0015
愛知県名古屋市中村区椿町15-10
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