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2025/05/02

眼瞼下垂の回復期間はどれくらい?経過と注意点を徹底解説!

「目が開けづらい」「まぶたが重い」と感じたことはありませんか?

それは、眼瞼下垂(がんけんかすい)と呼ばれる症状かもしれません。

眼瞼下垂は、加齢やコンタクトレンズの長期使用などによってまぶたの筋肉が弱まり、目が開きにくくなる症状です。

手術で改善できますが、術後の回復期間や経過が気になる方も多いでしょう。

この記事では、眼瞼下垂の手術後の回復期間や経過、回復を早めるためのポイントを詳しく解説します。

この記事を読んで術後の生活で注意すべき点を理解し、スムーズな回復を目指しましょう。

眼瞼下垂の回復期間

眼瞼下垂の手術を受けると、一時的にまぶたの腫れや内出血が発生し、完全に落ち着くまでには時間がかかります。

一般的な回復期間のスケジュールや、回復を左右する要因について詳しく見ていきましょう。

術後の一般的な回復期間とスケジュール

眼瞼下垂の手術後、完全に自然な状態になるまで約3〜6ヶ月かかるとされています。

一般的には、以下のような回復順序になります。

術後1〜3日:腫れや内出血がピークに。
術後1週間:腫れがやや落ち着き、抜糸(切開法の場合)を行う。
まだ違和感がある時期。

術後2週間〜1ヶ月:大きな腫れは引き、日常生活がしやすくなる。
ただし、むくみや違和感は残る可能性がある。

術後3〜6ヶ月:まぶたの形が安定し、仕上がりが自然になる。
手術方法や体質や皮膚の個人差によって回復期間は異なりますが、術後1ヶ月程度で違和感が少なくなり、3ヶ月ほどでほぼ完成形になる方が多いです。

回復期間を左右する要因

回復のスピードにはさまざまな要因が影響します。

どのようなポイントが関係するのか、詳しく見ていきましょう。

①手術方法(切開・非切開)

眼瞼下垂の手術には、大きく分けて切開法と非切開法(埋没法)があります。

それぞれの手術方法で、回復期間が異なります。

切開法:皮膚を切開してまぶたの筋肉を調整するため、ダウンタイムが長め。
腫れが完全に治るまでに3〜6ヶ月かかることが多い。

非切開法(埋没法):糸を使って筋肉を引き上げる方法で、腫れが少なく、1〜2週間で落ち着くことが多い。

②体質や年齢による個人差

眼瞼下垂の回復期間には、手術方法以外にも、個人の体質や年齢が大きく影響します。

一般的に、若い方ほど皮膚の再生能力が高く、術後の腫れや内出血が引くのが早いことが多いです。

一方で、40代以降になると皮膚の弾力が低下し、ダメージからの回復に時間がかかることがあります。

そのため、同じ手術を受けても、若い方と比べて腫れが長引くことがあるのです。

また、もともとむくみやすい体質の方は、まぶたの腫れが強く出る可能性があり、回復までに時間がかかるケースもあります。

③術後のケアや生活習慣

術後の回復をスムーズにするためには、適切なケアと生活習慣を意識することが重要です。

手術後~3日程度は積極的にはまぶたを冷やして炎症を抑えるようにしましょう。

冷やす際は、凍傷を避けるために、1回20分程度冷やすようにします。

また、安静に過ごし、目を刺激しないようにすることで、回復を早めることができるかもしれません。

逆に、目をこすったり、長時間のスマホやパソコン作業を続けたりすると、まぶたに負担がかかり、腫れが引きにくくなるため注意が必要です。

眼瞼下垂の回復を早めるためにできること

術後の回復をスムーズにするためには、正しいケアを行うことが大切です。

特に、腫れや内出血を抑えるケア方法を取り入れ、回復を妨げる生活習慣を避けることで、より早い改善が期待できます。

ここからは、日常的なケア方法と避けるべき生活習慣について説明していきます。

術後の腫れや内出血を抑えるケア方法

術後の腫れや内出血を最小限に抑えるためには、適切なアフターケアが欠かせません。

まず、手術後72時間以内は、氷や保冷剤を使ってこまめにまぶたを冷やすことで炎症を抑えられる傾向があります。

さらに、就寝時には枕を高くすることで、血液やリンパ液がまぶたにたまりにくくなります。

避けるべき生活習慣

眼瞼下垂の回復を妨げる要因として、血行を促進しすぎる行動や、目を酷使する習慣が挙げられます。

血行を促進しすぎる行動

手術後は、血行が良くなりすぎると腫れや内出血が悪化しやすくなります。

悪化を防ぐために、まぶたの炎症を助長する長時間の入浴やサウナ、激しい運動は控えるようにしましょう。

また、アルコールの摂取も血管を拡張させ、腫れが長引く原因となるため、術後しばらくは避けるようにしてください。

長時間のスマホやPC作業

また、スマホやパソコンの画面を長時間見続けると、目を酷使することになり、まぶたに余計な負担がかかってしまいます。

特に術後1週間は、目を休めることを意識し、必要以上の作業は控えるようにしましょう。

どうしても作業が必要な場合は、定期的にクーリングを行ったりブルーライトカット眼鏡を使用したり、こまめに休憩を取ったりすることで、負担を軽減できます。

「MEMOTO CLINIC 名古屋」で安心の治療を受けよう

眼瞼下垂の手術は、医師の技術やアフターケアの充実度によって、仕上がりや回復期間が大きく変わります。

「MEMOTO CLINIC 名古屋」は、経験豊富な医師が患者様一人ひとりに合った最適な治療を提案し、術後の回復をサポートしてくれるクリニックです。

また、術前のカウンセリングを丁寧に行い、患者様の悩みや不安に寄り添いながら治療を進めていきます。

眼瞼下垂の手術を検討している方は、ぜひ「MEMOTO CLINIC 名古屋」での治療をご相談ください。

経験豊富なスタッフが、あなたの理想の仕上がりをサポートします。

まとめ|眼瞼下垂の回復期間を正しく理解し、適切なケアを

眼瞼下垂の手術後の回復期間は、術後1ヶ月である程度落ち着き、3〜6ヶ月で完全に仕上がるのが一般的です。

回復を早めるためには、冷却や安静を心がけること、血行を促進しすぎないことが大切です。

さらに、クリニック選びも重要なポイントになります。

「MEMOTO CLINIC 名古屋」なら、安心して治療を受けることができます。

眼瞼下垂の改善を考えている方は、まずは専門医に相談し、自分に合った治療法を選びましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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