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2025/05/05

眼瞼下垂の手術リスクとは?後悔しないためのポイントも紹介

「まぶたが重い」「目が開きにくい」「老けて見られる」このような悩みを解消する手段のひとつが、眼瞼下垂の手術です。

視界の改善はもちろん、美容面でも若々しい印象を取り戻せるため、多くの方が施術を検討しています。

しかし、医療行為である以上、どんなに技術が進歩しても“リスクゼロ”ではありません。

後悔のない選択をするためには、リスクを正しく理解し、自分に合った判断をすることが不可欠です。

この記事では、眼瞼下垂手術に伴うリスクや、対策を詳しく解説します。

これから眼瞼下垂を改善するために手術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

眼瞼下垂の手術とは

眼瞼下垂は、上まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋やミュラー筋)の働きが低下し、まぶたが垂れ下がってしまう状態です。

加齢、コンタクトの長期使用、先天的な要因などで発症します。

眼瞼下垂の手術では、衰えた筋肉や腱膜を調整することで、まぶたを持ち上げやすくします。

視野の改善だけでなく、目元の印象がスッキリすることから、美容目的での施術も人気があります。

眼瞼下垂手術に伴うリスク

眼瞼下垂手術で起こる可能性があるリスクは、下の5つです。

  • 左右差・非対称が生じる
  • まぶたが閉じにくくなる(閉瞼不全)
  • 過剰矯正・矯正不足
  • 傷跡が目立つ可能性
  • 感染症・炎症

それぞれのリスクについて具体的に解説します。

左右差・非対称が生じる

術後、まぶたの開き方に左右差が生じることがあります。

人間の顔は元々完全な左右対称ではないため、多少の違いは生じやすいです。

特に目元は目立ちやすいため、わずかなズレでも違和感を感じるケースがあります。

腫れが引くと改善されることもありますが、場合によっては修正手術が必要になるケースも出てくるでしょう。

まぶたが閉じにくくなる(閉瞼不全)

まぶたを引き上げすぎた場合、目が完全に閉じられない「閉瞼不全」になることがあります。

特に睡眠中に目が開いたままになるため、目の乾燥や異物感、最悪の場合は角膜に傷がつくこともあります。

重度の場合、再手術や点眼治療が必要になるケースもあるでしょう。

過剰矯正・矯正不足

仕上がりのバランスが難しく、「まぶたを上げすぎて不自然」「思ったほど上がらなかった」などの過剰矯正・矯正不足が起こるケースがあります。

医師の技術だけでなく、術後の腫れ具合や個人の回復力によっても差が出ます。

修正可能なケースも多いですが、時間がかかることもあるため、事前のカウンセリングで理想の仕上がりを明確にすることが重要です。

傷跡が目立つ可能性

基本的には、二重のラインに沿って切開するため目立ちにくいです。

しかし、まぶたは皮膚が薄いため、体質によっては赤みや線状の傷跡が長引くことがあります。

特にケロイド体質の方や術後のアフターケア不足があると、傷が目立つリスクが上がります。

感染症・炎症

切開を伴う手術では、術後のケアが不十分な場合に細菌感染を起こすことがあります。

傷口の赤みや痛み、熱感、膿などが出た場合は、早めに医師へ相談しましょう。

抗生物質の投与で改善することが多いですが、治癒が遅れるリスクがあるため注意が必要です。

手術のリスクを抑える方法

手術によるリスクを抑えたい場合は、次の4つを意識しましょう。

  • 実績豊富なクリニック・医師を選ぶ
  • カウンセリングで仕上がりの希望を共有する
  • 術後のダウンタイムを考慮してスケジュールを調整する
  • 術後ケアを丁寧に行う

リスクを軽減するためにも、事前に把握しておくことが大切です。

それぞれについて紹介します。

実績豊富なクリニック・医師を選ぶ

医師の経験や技術は、仕上がりの自然さ・左右差の少なさ・トラブル時の対応力に大きく関わります。

特に眼瞼下垂は、解剖学的に繊細な施術であるため、症例数が豊富で修正手術の経験もある医師を選ぶことが大切です。

選ぶときは次の項目をチェックしましょう。

  • 医師の経歴や専門分野
  • 実際の症例写真(Before/After)
  • 患者様からの口コミや評価
  • 修正手術の対応実績

カウンセリングで仕上がりの希望を共有する

「目を大きくしたい」「自然な二重ラインにしたい」など、希望の仕上がりをできるだけ具体的に伝えることが重要です。

医師との認識のズレがあると、仕上がりに不満が残りやすいため、写真などを見せながら明確に意思を伝えましょう。

また、不安な点やリスクについて遠慮なく質問できる環境かどうかも大切です。

術後のスケジュールを調整する

眼瞼下垂の手術後は、数日〜数週間にわたって腫れ・内出血・違和感が生じることがあります。

ダウンタイム期間に無理をすると、腫れの悪化や傷の開きなど、回復に影響が出る可能性があります。

できるだけ静養できるスケジュールを確保し、メイクやコンタクトの使用も医師の指示に従いましょう。

術後ケアを丁寧に行う

感染や炎症などを防ぐために、処方された目薬・内服薬をしっかり使用し、患部に触れないことが大切です。

洗顔やメイク、入浴についても、医師の説明をよく守りましょう。

乾燥対策として、室内の加湿やこまめな保湿を意識するのも効果的です。

眼瞼下垂の改善をしたい方はMEMOTO CLINIC 名古屋へ

MEMOTO CLINIC 名古屋では、眼瞼下垂の状態に合わせたオーダーメイドの施術をご提供しています。

自然で理想的な目元を目指したデザインも可能です。

カウンセリングでは、施術に関する疑問や不安を解消し、予算に合わせたプランの提案も行っています。

無料カウンセリングを実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

眼瞼下垂の手術に伴うリスクは事前に対策できる

眼瞼下垂手術は、視界の改善や見た目の若返りに効果的ですが、多少のリスクを伴います。

納得のいく結果に近づけるためにも、左右差や傷跡、過剰矯正などのリスクをしっかり理解し、自分に合ったクリニックや医師を選びましょう。

何から始めていいか分からない方は、クリニックの無料カウンセリングを利用し、不安や疑問を解消するところから始めてみてください。

情報を集めて冷静に判断できると、後悔せずに施術が受けられます。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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