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2025/06/08

リップアートメイクのダウンタイムはどれくらい?知っておきたい症状・期間・ケア方法

「リップアートメイクに挑戦してみたいけれど、ダウンタイムが心配…」と感じている方は多いのではないでしょうか。唇は顔の中でも特に敏感なパーツであり、施術後にどのような変化が起こるのか、事前に知っておきたいという声が少なくありません。

この記事では、リップアートメイクの施術後に起こる変化や経過期間、症状の特徴、そして正しいケア方法について詳しく解説します。あらかじめ知識を身につけておくことで不安を軽減し、理想的な仕上がりを手に入れる第一歩となるでしょう。

リップアートメイクとは

リップアートメイクとは、専用の針を使って唇の皮膚に色素を定着させる医療行為です。メイクでは表現しきれない自然な血色感を長期間キープできる点が魅力で、唇の輪郭を整えたりくすみを改善したりする効果も期待できます。

施術には医療用の機器と色素が使用され、個々の肌の状態や希望に合わせてカラーや形がデザインされます。リップの印象は顔全体の雰囲気を大きく左右するため、アートメイクによって表情が明るく見えるようになるのです。

リップアートメイク施術後の経過

リップアートメイクの施術後には、色の変化や腫れといった反応が見られます。個人差はありますが、大まかな経過は以下のように進行します。

施術直後〜1週間は色の変化や腫れに注意

施術後すぐは唇が濃く着色され、腫れやヒリつきが出ることがあります。これは針による刺激に対する自然な反応であり、多くの場合1週間程で徐々に落ち着いてきます。

この時期は刺激物の摂取や過度な会話を控え、リップバームなどで保湿を行うことが重要です。また、唇の皮膚が薄くデリケートなため摩擦を避けるよう注意しましょう。色が濃すぎると感じるかもしれませんが、これは一時的なものであり時間と共に落ち着いていきます。

1〜2週間で落ち着き始め、色味が一度薄くなる

施術から数日経つと唇の表面にかさぶたや皮向けがおき、それが自然にはがれることで色が一時的に薄く見える時期に入ります。この段階で「色が落ちてしまったのでは」と不安になる方もいますが、これは正常な色素の定着プロセスです。焦って再施術を希望する必要はなく、経過を見守ることが大切です。唇の乾燥が進みやすいため、保湿を怠らずできるだけナチュラルな状態で過ごすよう心がけましょう。

1ヶ月半〜2ヶ月後に色が定着し、2回目の施術を検討する時期へ

1ヶ月半〜2ヶ月が経過すると唇の色味が安定し、自然な発色が現れてきます。この時期に、希望する仕上がりになっているかを確認して必要に応じて2回目の施術(リタッチ)を検討します。

リタッチによって色持ちや完成度がさらに高まり、長期間美しい状態を保ちやすくなるでしょう。施術のタイミングは医師と相談の上で決定し、唇のコンディションが整っているかを正しく見極めることが大切です。

リップアートメイクのダウンタイム中に起きる症状

リップアートメイクの施術を受けた後、多くの方が不安に感じるのがダウンタイム中に起こる症状です。これは肌の自然な反応であり、正しいケアを行えば次第に落ち着いていきます。

ここでは代表的な3つの症状について詳しく説明します。

①腫れや赤み、ピリつきが数日間続くことがある

施術直後は、唇全体が赤く腫れたりピリピリとした感覚が出たりすることがあります。これは、皮膚に細かな針を使って色素を入れる施術による一時的な炎症反応です。

通常、腫れや赤みは1週間程ほどで落ち着き、日常生活に支障が出るほどの強い痛みはありません。ただし、冷却や保湿などの適切なケアを行わなければ症状が長引く可能性があるため注意が必要です。就寝時は唇に枕が当たらないよう、顔の向きにも気を配るとよいでしょう。

②皮むけや一時的な色ムラが起こる

数日が経過すると唇の表面に薄いかさぶたができ始め、それが自然に剥がれていきます。この段階で多くの方が経験するのが皮むけや一時的な色ムラです。

色が一部だけ濃かったり薄かったりと不均一に見えることがありますが、これは施術が失敗したわけではなく、色素が肌に馴染む過程で起こる正常な反応です。無理に皮を剥がすと色素の定着に影響するため、自然に剥がれるのを待ちましょう。

③口元の乾燥やつっぱり感が気になる

ダウンタイム中は唇の水分保持力が一時的に低下するため、乾燥やつっぱり感が強くなることがあります。これは施術によって皮膚のバリア機能が一時的に損なわれるためで、保湿が非常に重要なケアの一つになります。乾燥を放置するとかゆみやひび割れを引き起こす可能性もあるため、こまめな保湿を意識しましょう。

ダウンタイム中のケア方法

ダウンタイムをできるだけ快適に過ごし、美しい仕上がりを得るためには、正しいケアが欠かせません。ここでは、自宅で実践できる具体的なケア方法を3つご紹介します。

リップバームでしっかり保湿し乾燥を防ぐ

唇の乾燥を防ぐためには、刺激の少ないリップバームでの保湿が基本です。ワセリンやセラミドなど肌にやさしい保湿成分を含む製品を選びましょう。施術後は口紅や色付きリップの使用を避け、色素が安定するまでは無香料・無添加のものを使用することをおすすめします。また、寝る前や食後のタイミングで丁寧に塗ることで、乾燥によるトラブルを防げるでしょう。

刺激を避け、食事や洗顔はやさしく行う

施術直後の唇はとてもデリケートな状態です。刺激を与える行動は控えることが回復を早めるポイントになります。

特に、スパイスの強い食べ物や熱い飲み物、アルコールの摂取は腫れや赤みを悪化させる原因となるため、できるだけ避けましょう。また、洗顔時に唇を強くこすったり、スクラブなどの刺激があるスキンケアを使ったりすることも控えてください。優しく触れることを意識し、肌を労わるようにケアしましょう。

紫外線や過度な摩擦を避けて色素の定着を促す

色素が唇にしっかりと定着するには、紫外線や摩擦をできるだけ避けることが重要です。外出時は日傘やマスクを活用し、唇を直接日光にさらさない工夫をしましょう。

また、寝ている間に無意識のうちに唇を触ってしまうこともあるため、清潔なガーゼを当てて保護するのも効果的です。摩擦が加わると色素がまだ安定していない部分に影響を与える可能性があるため、優しく扱うことを心がけてください。

リップアートメイクを検討中の方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

リップアートメイクを安心して受けたい方には、『MEMOTO CLINIC 名古屋』をご検討ください。当クリニックは医療機関としての信頼性に加え、一人ひとりの唇の状態や希望に合わせた丁寧なカウンセリングが受けられる点が特長です。使用する色素は日本人の肌質に合った成分を厳選しており、自然な仕上がりを実現します。さらに、万が一トラブルがあった際も医師が適切に対応してくれる体制が整っているため、初めての方でも安心して施術に臨めます。

リップアートメイクを検討している方は、ぜひ一度無料カウンセリングをご利用ください。

まとめ|理想のリップを手に入れるために正しい知識とケアを実践しよう

リップアートメイクは、唇の印象を自然に整え、毎日のメイク時間を短縮する効果的な美容施術です。しかし、その仕上がりを美しく長持ちさせるためには施術後のダウンタイムに起こる症状を理解し、正しいケアを実践することが不可欠です。腫れや色ムラ、乾燥といった反応も適切な対応を行えば短期間で落ち着きます。

不安を感じる方は、信頼できる医療機関で施術を受けることが最も重要です。『MEMOTO CLINIC 名古屋』なら、専門知識を持つ医師とスタッフがサポートしてくれるため、初めての方でも安心して美しいリップを目指せます。ぜひ一度、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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