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2025/06/08

ボトックスのダウンタイムはどのくらい?早く回復するためのポイントとは

「ボトックスを打ってみたいけれど、副作用やダウンタイムが心配」そう感じている方は少なくありません。美容医療の中でも比較的手軽に受けられるボトックス注射ですが、施術後に起こる変化について知っておくことはとても大切です。

この記事では、ボトックスの基本的な仕組みとともに、ダウンタイム中に起こりうる症状を具体的に解説します。安心して施術に臨むために、まずは正しい知識を身につけていきましょう。

ボトックスとは

ボトックスとは、ボツリヌストキシンという成分を含む薬剤を筋肉に注射し、筋肉の動きを一時的に抑えることでシワやエラ張りの改善、小顔効果などを目的とする美容施術です。特に表情ジワに対して効果が高く、額や目尻、眉間のシワ予防として人気があります。

また、歯ぎしりや多汗症の改善など医療目的でも使用されるなど、幅広い効果が期待できるのも特徴です。施術は短時間で終わりメスを使わないため、負担も少なく、初めて美容医療にチャレンジする方にも選ばれやすい治療法です。

ボトックスのダウンタイム中に起きる症状

ボトックス注射は比較的ダウンタイムが短い施術とされていますが、それでも施術後にはいくつかの症状が現れることがあります。事前に起こり得る反応を知っておくことで、適切に対応しやすくなるでしょう。

①注射部位の腫れや赤みが生じることがある

ボトックスを注入した部位に一時的な腫れや赤みが見られることがあります。これは針を刺す刺激や、薬剤による軽い炎症反応薬剤が注入されたことで腫れて見えることがあります。通常は数時間から1日程度で自然に治まるため、過度に心配する必要はありませんが、腫れなどにより痛みがある場合は軽く冷やすことで症状改善を図ることができます。

②内出血による青あざが見られることがある

注射の際に毛細血管に触れると、内出血が起こる可能性があります。内出血は青あざとして現れ、部位によっては目立つこともあるでしょう。ただし、この症状も1~2週間程度で徐々に薄くなっていくのが一般的です。体質的に内出血が出やすい方は3週間程度黄色く残ることがありますが、徐々に落ち着いてくるため、過度に心配する必要はないでしょう。施術前後は血行を促進する行動(激しい運動や長時間の入浴など)を避けることでリスクを軽減できます。

③違和感や軽い痛みを感じることがある

施術後には注入部位に軽い痛みや違和感を感じるケースもあります。これらは筋肉の動きが制限されることによって生じる感覚であり、数日経過することで次第に慣れていく方がほとんどです。万が一、違和感が長引く場合は施術を行った医療機関に相談しましょう。

ボトックスのダウンタイム中に避けた方が良いこと

ボトックス施術後は、効果をしっかりと引き出すためにも日常生活でいくつか注意が必要です。特にダウンタイム中に避けた方が良い行動を知っておくことで、不要な副作用を防ぎ、回復をスムーズにできるでしょう。

運動をすること

施術直後から1週間激しい運動を控えることが大切です。ボトックスは刺激に弱い菌のため、刺激を与えることで死滅してしまう可能性があります。ボトックスが定着すると言われている1週間は運動を控える方がいいでしょう。

施術部位をマッサージすること

ボトックスを注入した部位を無意識に触ったりマッサージを行ったりする行為も避けましょう。薬剤が周囲の筋肉に拡散してしまうと本来意図していない部分に作用してしまい、表情の違和感や左右差の原因になることがあります。洗顔やスキンケアの際も優しく扱うことを意識し、力を入れすぎないように注意しましょう。

長時間の入浴やサウナに入ること

施術直後~1週間は、長時間の入浴やサウナなど体を過度に温める行為も控えてください。ボトックスは刺激同様熱にも弱い菌であるため、サウナや岩盤浴、長時間の入浴、半身浴などを控えることが大切です。

ボトックスのダウンタイム中のケア方法

適切なアフターケアを行うことで、ダウンタイム中の不快な症状を和らげ、より早く日常生活に戻ることができます。ここでは、施術後に実践したい具体的なケア方法をご紹介します。

冷やして腫れや赤みを抑える

注射部位に腫れや赤みが出た場合は、冷却することで炎症を和らげることができます。冷却ジェルや保冷剤をタオルに包み、数分間当てると効果的です。ただし、長時間冷やし続けると血行不良を招くため適度な時間で行いましょう。保冷剤を直接肌に当てるのは避け、低温やけどにならないよう注意が必要です。

安静にして過ごす

施術後はできるだけ安静に過ごすことが大切です。特に当日は予定を詰めすぎず、ゆっくり休める環境を整えておきましょう。激しい運動や長時間の外出は避け、体を休めることで回復が早まります。また、睡眠も重要な回復要素の一つですので、質の良い睡眠を確保することを心がけましょう。

十分な水分を摂る

体内の代謝を促すためにも水分補給は欠かせません。特に施術後は体が敏感な状態になっているため、こまめに水を摂ることで巡りを良くして老廃物の排出をサポートしましょう。カフェインやアルコールは一時的に脱水を招く可能性があるため、控えた方が良いです。常温の水やハーブティーなどを飲みましょう。

不安なくボトックスを受けたい方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

初めてボトックスを受ける方は、施術に対する不安や疑問を抱えていることが多いです。そんなときは、丁寧なカウンセリングと安心のサポート体制が整った医療機関を選ぶことが大切です。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、経験豊富な医師による施術と患者様一人ひとりに合わせた丁寧なカウンセリングを提供しています。施術前には不安をしっかりと聞き取り、納得のいく説明を行ってから施術を進めるため、初めての方でも安心してご相談いただけます。

ボトックスの施術を迷っている方は、一度無料カウンセリングをご利用ください。

まとめ|ダウンタイムを快適に過ごすために正しいケアをしよう

ボトックスは効果が期待できる施術ですが、ダウンタイム中の正しい対応がとても重要です。無理な行動を避け、冷却や安静、水分補給などを意識することで施術後の不快感を最小限に抑えることができます。また、施術を受ける際は信頼できるクリニックを選ぶことが納得のいく仕上がりへの第一歩です。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、患者様の不安をしっかりと受け止め、一人ひとりに合わせた丁寧な対応を行っています。無料カウンセリングも利用できるため、まずはお気軽にご相談ください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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