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2025/06/15

糸リフトで将来たるむって本当?リスクと予防策を徹底解説

「糸リフトで将来たるむって本当?」──そんな不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか。糸リフトは、メスを使わずにフェイスラインや頬のたるみを引き上げられる人気の美容施術です。しかし、時間が経つと「前よりもたるみが気になる」「違和感が出てきた」などと感じるケースもあり、施術前に正しい情報を知っておくことが大切です。

本記事では、糸リフト後に「たるむ」と言われる理由や、その原因、さらに効果を長く保つためのポイントまで詳しく解説します。将来的な肌の変化に備えて、納得できる施術を受けたい方は、ぜひ参考にしてください。

糸リフトで将来たるむって本当?

糸リフトは、加齢や重力で下がった皮膚を糸で物理的に引き上げる施術であり、顔全体の若返りが期待できる方法です。しかし一部では、「糸リフトをすると将来もっとたるむようになる」といった声を聞くこともあります。

結論から言うと、糸リフトそのものが将来のたるみを直接引き起こすとは言い切れません。むしろ、正しく施術を行えば、たるみの進行を緩やかにすることが可能です。ただし、デザインや糸の選び方が不適切であったり、皮膚や組織に無理な負担をかけたりしてしまった場合は、将来的にバランスが崩れや、自然なたるみの進行を強く感じるケースもあります。

糸リフトはあくまで「たるみ予防」や「現在のたるみ改善」を目的とする施術です。将来の肌の変化を見越したうえで、丁寧な診察と施術を受けることが、長期的な満足感につながります。次の見出しでは、将来的に「たるむ」と感じてしまう主な原因について詳しく見ていきましょう。

糸リフト後に「たるむ」と感じる主な原因

糸リフトを受けた直後は、引き上げ効果によって満足のいく仕上がりを感じられる方が多い一方、数年後に「前よりたるんだ気がする」と不安を感じる方もいます。ここでは、糸リフト後にたるみが生じたように見える主な原因について詳しく解説します。

加齢や重力による自然なたるみの進行

糸リフトで一時的にリフトアップしても、加齢や重力による自然なたるみの進行を完全に止めることはできません。肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンは年齢とともに減少し、皮膚の弾力性も低下していきます。そのため、時間が経過することで再びたるみが目立ってくる可能性があり、「糸リフトのせいでたるんだ」と誤解されることもあります。

過度な引き上げや不適切なデザイン

過剰に皮膚を引き上げすぎたり、顔のバランスを無視したデザインで糸を挿入したりした場合、一時的には引き締まって見えても、時間の経過とともに不自然な癖や皮膚の伸びが生じやすくなります。その結果、糸の支えがなくなったときに「以前よりたるみが悪化した」と感じるケースがあります。施術時には、無理のない自然なリフトアップを心がけることが重要です。

糸の種類や吸収過程による影響

糸リフトに使用される糸は、大きく分けて「吸収される糸」と「非吸収性の糸」に分かれます。特に吸収性の糸は、一定期間を経て体内に吸収されていくため、そのタイミングで引き上げ効果が緩やかに減少します。

また、吸収の過程でコラーゲン生成が促進される効果がある一方で、体質や生活習慣によっては期待したほどコラーゲンが生成されず、効果の維持が難しくなるケースも珍しくありません。糸の素材や構造によって持続力が変わるため、適切な選定が重要です。

糸リフトの効果を長く保つためにできること

糸リフトは比較的長期間にわたってフェイスラインの引き締め効果が続く施術ですが、その効果をさらに持続させるには、術後の過ごし方や施術前の準備も重要です。ここでは、仕上がりをより長く美しくキープするために意識したいポイントを紹介します。

自分に合った糸と施術方法を選ぶ

糸リフトの持続性には、使用する糸の種類とデザインが大きく関わります。硬さ・太さ・棘(コグ)の向きや構造によって、リフト力や持続期間が異なるため、自分の肌質やたるみの程度に合った素材と挿入位置を見極める必要があります。

そのためには、症例数が豊富で解剖学的な知識を持った医師の診察を受け、オーダーメイドで施術を組み立ててもらうのが理想です。カウンセリングで遠慮せず希望や不安を伝えることも、満足度を高める鍵となります。

日常生活でのたるみ予防ケア

糸リフトの効果を保つには、施術後の日常生活での習慣も重要です。紫外線対策をしっかり行うことはもちろん、肌の乾燥を防ぐための保湿ケア、ビタミンやたんぱく質を意識した栄養バランスのよい食生活などが、肌のハリとコラーゲン生成をサポートします。

また、長時間のスマホ操作や下を向いた姿勢を避けることで、顔の下垂を防ぎやすくなります。日常のちょっとした習慣が、リフトアップ効果の持続に大きく影響するので注意しましょう。

定期的なメンテナンスで美しさをキープ

糸リフトは半永久的な施術ではないため、時間の経過とともに徐々に効果が薄れていきます。理想の状態を保つには、1~2年に一度を目安にリタッチや他の美容施術との組み合わせを検討するのがおすすめです。

また、ヒアルロン酸やボトックスなどの注入系施術と組み合わせることで、たるみ以外のエイジングサインにも対応でき、より若々しい印象を維持しやすくなります。信頼できるクリニックで、継続的に状態をチェックしてもらうことが、長期的な美容ケアの成功につながります。

MEMOTO CLINIC 名古屋では将来のたるみも見据えた糸リフトを行っています

MEMOTO CLINIC 名古屋では、見た目の変化だけでなく、将来的なたるみの予防まで見据えた糸リフトのご提案を行っています。患者様一人ひとりの骨格や肌質、加齢の進行度を丁寧に見極めたうえで、使用する糸の種類や本数、挿入位置を細かく設計し、ナチュラルで長持ちする仕上がりを追求しています。

施術は経験豊富な医師が担当し、術前のカウンセリングではご不安な点を丁寧にヒアリングいたしますのでご安心ください。術後のフォローアップ体制も整っており、必要に応じてメンテナンスのタイミングやケア方法もご案内します。

「数年後も若々しい印象を保ちたい」「今後の変化を見据えて施術したい」とお考えの方は、ぜひ一度MEMOTO CLINIC 名古屋にご相談ください。

まとめ|将来のたるみを防ぐには適切な施術と継続的なケアが重要

糸リフトは、顔のたるみを手軽に引き上げる美容施術として人気がありますが、将来的なたるみに対しても効果を持続させるには、正しい知識とケアが欠かせません。たるみの原因を理解したうえで、自分に合った糸とデザインを選ぶこと、そして日常生活での肌ケアや定期的なメンテナンスが、美しさを長く保つためのカギとなります。

MEMOTO CLINIC 名古屋では、将来の変化も見据えた施術を提供しており、安心して長期的な美容ケアに取り組むことができます。まずはカウンセリングで、お悩みやご希望をお聞かせください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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