コラム
Column
2025/06/16
年齢とともにフェイスラインのゆるみや頬のたるみが気になる方も多いのではないでしょうか。その改善法として近年注目されているのが「糸リフト」です。
メスを使わずに肌を引き上げるこの施術は、ダウンタイムが短く、自然な若返り効果が期待できることから、幅広い世代に選ばれています。
しかし、糸リフトの効果を最大限に引き出すには「どこに糸を入れるか」が非常に重要です。施術部位によって得られる効果や印象が異なるため、自分の悩みに合わせた最適な挿入位置を知ることが、満足度の高い仕上がりにつながります。
本記事では、糸リフトの基本的な仕組みから、代表的な挿入部位の特徴、効果的な糸の入れ方まで詳しく解説します。
糸リフトは、特殊な糸を皮下に挿入してたるんだ肌を物理的に引き上げる美容医療のひとつです。フェイスラインのゆるみやほうれい線、マリオネットラインなどの加齢サインを改善する目的で行われ、メスを使わずにリフトアップ効果が得られる点が特徴です。
使用する糸は、トゲ(コグ)付きの吸収性素材が一般的で、皮膚組織をしっかりと支えながら引き上げを実現します。さらに、挿入した糸が皮膚内部で刺激となり、コラーゲン生成が促されることで、肌のハリ感や弾力アップも期待できます。
施術後すぐにリフトアップ効果を感じやすく、ダウンタイムも比較的短いため、「自然に若返りたい」「手術には抵抗がある」という方にとって取り入れやすい施術といえるでしょう。糸の種類や挿入位置によって仕上がりの印象が大きく変わるため、施術前のデザイン設計が非常に重要です。
糸リフトは、たるみの状態や顔の構造に応じて挿入部位を調整することで、自然で美しいリフトアップ効果を実現します。ここでは、特に多くの方が対象となる代表的な部位と、それぞれの施術目的や効果の違いについて解説します。
もっとも人気のある部位の一つがフェイスラインです。加齢とともに緩んでくるほほのラインや、あご下のもたつきを糸で引き上げることで、すっきりとした輪郭を作ることができます。たるみが原因でぼやけた輪郭が引き締まり、小顔効果が得られる点が大きな魅力です。
特に「二重あごが気になる」「横顔に締まりがほしい」という方に向いており、糸の本数や引き上げ方向を調整することで自然な変化を演出できます。
頬の中間部分、いわゆる“ミッドチーク”と呼ばれるゾーンも、糸リフトで改善が期待できる重要な部位です。こめかみ近くの髪の毛の中から頬に向かって糸を入れることで、頬全体のハリがよみがえり、ほうれい線やゴルゴラインの目立ちを抑えることができます。
特に、顔の中央がたるんで「疲れて見える」「頬が下がって年齢を感じる」という方には効果的です。立体感が戻ることで、若々しく明るい印象に導きやすいのがこの部位の特徴です。
口元のたるみやマリオネットライン(口角からあごにかけての縦ジワ)は、年齢が出やすいパーツです。ここに糸を入れることで、口角が引き上がり、沈んだ印象や“老け感”を和らげることが可能です。
この部分は、皮膚が薄くデリケートであるため、自然な表情を保つためには、力の加減や糸の選定、配置が特に重要になります。単独での施術だけでなく、フェイスラインやミッドチークと組み合わせて総合的にケアするケースも少なくありません。
糸リフトは、ただ糸を入れて引き上げればよいというものではありません。挿入する位置や方向によって、仕上がりの自然さや持続力に大きな差が出るため、施術前の設計がとても重要です。ここでは、挿入位置を決定する際に考慮すべきポイントを詳しく見ていきましょう。
糸を入れる部位は、年齢や肌質、たるみの程度によって最適な場所が異なります。例えば、若い世代では軽度なたるみに対して浅い層に短めの糸を使うことが多いですが、40代以降でたるみが顕著な方には、より深い層に長い糸を使って広範囲を引き上げるデザインが必要になることがあります。
また、たるみが集中する部位(フェイスライン・頬・口元など)を的確に見極め、必要に応じて複数の部位にアプローチすることが重要です。
糸リフトの仕上がりは、パーツ単体ではなく顔全体のバランスで決まります。例えば、ほうれい線が気になるからといって、その部分だけを強く引き上げると、他の部位とのバランスが崩れて不自然な表情になってしまうことがあります。
自然な若返りを目指すには、目元・頬・フェイスラインの繋がりを意識した設計が重要です。顔の左右差や筋肉の動きまで考慮した糸の配置と引き上げ方向の設計は、医師の経験とセンスが問われる部分です。
仕上がりへの満足度を高めるためには、カウンセリングの段階でどこに糸を入れるか、どのくらい引き上げるかをしっかり確認することが大切です。自分の希望や理想を具体的に伝えたうえで、医師からの提案とすり合わせを行いましょう。
また、不安な点や気になるリスクについても、遠慮せずに質問することが重要です。信頼できる医師であれば、施術内容や予想される経過を丁寧に説明してくれるはずです。施術後のイメージをしっかり共有できれば、安心して施術に臨むことができます。
MEMOTO CLINIC 名古屋では、患者様一人ひとりのたるみの程度や顔立ち、肌質を丁寧に診断した上で、最適な糸リフトの挿入位置をご提案しています。単にたるみを引き上げるのではなく、全体のバランスや自然な表情の維持を重視した設計により、「やりすぎ感のない」若々しい印象を叶えます。
使用する糸は信頼性の高い素材のみを厳選し、部位ごとの特性に合わせて最適な本数・深さで挿入いたしますのでご安心ください。施術前にはシミュレーションを行い、患者様と完成イメージをしっかり共有してから施術に進むため、初めての方でも安心してお任せいただけます。術後のサポートも充実しており、不安が残らないよう丁寧なアフターフォローを心がけています。
まずはぜひ、カウンセリングにお越しください。
糸リフトの効果を最大限に引き出し、自然な若返りを実現するためには、「どこに入れるか」が非常に重要な要素となります。フェイスラインや頬、口元など、たるみの出やすい部位を的確に見極め、顔全体のバランスを考慮した挿入設計を行うことが、違和感のない美しい仕上がりにつながります。
信頼できる医師としっかり相談し、自分に合った施術プランを選ぶことで、満足度の高い結果が得られるでしょう。MEMOTO CLINIC 名古屋では、細部にまでこだわったオーダーメイドの糸リフトを提供しています。たるみが気になる方は、ぜひ無料カウンセリングでご相談ください。
Address