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2025/06/16

糸リフトのダウンタイム中は何をすればいい?過ごし方を紹介

糸リフトは、メスを使わずにフェイスラインのたるみを改善する人気の施術です。施術後の「ダウンタイム」は比較的短いとされていますが、適切な過ごし方を心がけると、回復を早めてより良い仕上がりを目指せます。

本記事では糸リフトのダウンタイムの経過と、過ごし方のポイントについて詳しく解説します。

糸リフト後のダウンタイム中によくある症状

糸リフトのダウンタイムでは、腫れや内出血、つっぱり感、痛み、赤みなどの症状が現れることがあります。通常は数日から2週間程度で改善しますが、つっぱり感や軽い違和感は1ヶ月ほど続く場合もあります。

皮膚の上から糸の繊維の感触がわかる場合もありますが、時間の経過と共に馴染んでいきます。感染が生じることもあるため、異常を感じた場合は早めに施術クリニックへ相談しましょう。正しいセルフケアと安静な生活が回復を早め、仕上がりの満足度にもつながります。

糸リフトのダウンタイム期間

糸リフトのダウンタイムは、通常1週間〜2週間程度です。施術当日から3日目頃までは腫れや痛み、内出血が出やすく、特にフェイスラインや頬にむくみが目立つことがあります。

5〜7日目には症状が徐々に落ち着き、10日目頃にはメイクでカバーできる程度になる人がほとんどです。つっぱり感や違和感は1ヶ月ほど続く場合がありますが、徐々に皮膚になじんで自然な仕上がりになります。

糸リフトのダウンタイム中の過ごし方

糸リフトのダウンタイム中は、次のような過ごし方がおすすめです。

  • 痛みを感じる場合は薬を服用する
  • バランスの良い食生活を心がける
  • 睡眠時間をしっかり確保する
  • こまめに水分補給をする
  • 軽いストレッチや深呼吸を行う
  • 紫外線対策を行う

それぞれについて、詳しく紹介します。

痛みを感じる場合は薬を服用する

施術後には、腫れや痛みを抑えるために医師から鎮痛剤や抗生物質が処方されることがあります。

鎮痛剤は痛みを我慢せず、指示通りに服用しましょう。痛みを我慢するとストレスがかかり、回復が遅れる場合があります。

抗生物質は感染症予防のために出されることがあり、飲みきることが重要です。途中で止めてしまうと、細菌が再増殖して炎症が起きるリスクがあります。当クリニックでは、処置を受けられた患者様に抗生剤と痛み止めをお渡ししております。

刺激物や硬いものを避ける

ダウンタイム後は刺激物を避けるようにしましょう。血流が良くなりすぎると腫れ感が強くなり、ダウンタイムが長くなります。浮腫みやすくなる塩分や辛い物などは避けるようにしたほうがいいでしょう。また、食事からの栄養摂取は、組織の修復と免疫力向上に直結します。以下のような栄養素を意識的に摂取しましょう。食事からの栄養摂取は、組織の修復と免疫力向上に直結します。以下のような栄養素を意識的に摂取しましょう。

  • ビタミンC:コラーゲンの生成を助け、傷の治りを早める

例:キウイ、イチゴ、ブロッコリー

  • タンパク質:皮膚や筋肉など体組織の主成分
    例:鶏ささみ、豆腐、納豆、卵

  • 亜鉛:細胞分裂や傷の修復をサポートしてくれる
    例:牡蠣、ナッツ類、赤身肉

  • オメガ3脂肪酸:炎症を抑える働きがある
    例:サーモン、アマニ油、くるみ

糸リフト後1ヶ月は糸が安定しておらずずれやすい時期のため、口を大きく開けないようにすることが大切です。硬いものも一時的に噛みづらくなることもあるため、糸リフト後の食事では硬すぎるものは避けるようにし、極力顎に負担がかからないものを食べることをおすすめします。顎や頬が大きく動くと痛みや引きつれが生じる可能性があります。術後1~2週間程度は控えるといいでしょう。

睡眠時間をしっかり確保する

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、細胞の修復・再生が促進されます。以下の工夫で質の高い睡眠を目指しましょう。

  • 寝室の照明は暗めにし、ブルーライトを避ける
  • 寝る1〜2時間前のスマホ・PCの使用を控える
  • 就寝前に温かいハーブティーや白湯を飲んでリラックス

睡眠中の姿勢は「仰向け+高めの枕」にすることで、肌への摩擦や腫れを軽減させる効果があります。

こまめに水分補給をする

腫れや内出血を早く引かせるためには、体内の老廃物を排出しやすくするのが大切です。水分をしっかり摂取することで、血液やリンパの流れが促進されます。

  • 1日1.5〜2リットルを目安に水や白湯をこまめに飲む
  • カフェインやアルコールは利尿作用が強く脱水の原因になるため、控えめにする

軽いストレッチや深呼吸を行う

激しい運動はNGですが、血流をよくするために軽いストレッチや深呼吸を1日数回行うと、代謝が促され回復を早めます。リラックス効果もあるため、自律神経のバランスを整える効果も期待できます。顔にむくみ感があるうちは、運動や入浴、サウナなどは控えてください。軽い運動であれば可能ですが、ダウンタイムが長引く可能性もありますのでダウンタイムの状況などをみて運動などしていただくことをおすすめします。

ダウンタイム中は、次のような動きを定期的にやってみてください。

  • 肩甲骨まわりの軽いストレッチ
  • 仰向けで寝て深くゆっくりと腹式呼吸

紫外線対策を行う

ダウンタイム中は肌が敏感な状態になっているため、紫外線の刺激を受けやすくなります。色素沈着などのリスクを避けるためにも、外出時は必ず日焼け止めや日傘などの紫外線対策をするようにしましょう。

また、肌の乾燥は治癒力の低下やかゆみの原因になるため、保湿も重要です。以下のようなポイントを意識してください。

  • 洗顔後はすぐに保湿
  • 刺激の少ないオールインワンジェルやセラミド配合のクリームを使う
  • メイクは糸の挿入口を避けて当日から可能(肌の状態を見ながら再開する)

保湿の製品は、アルコールや香料が少ないものを選ぶのがおすすめです。

糸リフトを検討しているならMEMOTO CLINIC 名古屋へ

MEMOTO CLINIC 名古屋は、名古屋駅から徒歩2分の好立地にある、目元の美容に特化したクリニックです。院長の鈴木大路医師は、大手美容外科での豊富な経験を持ち、目元の施術だけでなく、糸リフトなどの小顔美容にも精通しています。

患者様一人ひとりの悩みに寄り添い、納得のいく治療計画の提案が可能です。丁寧なカウンセリングとアフターケアで、安心して施術を受けられる環境が整っています。

初めての方も気軽に相談できるので、糸リフトを検討している方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ|糸リフトのダウンタイム中は過ごし方が大切

糸リフトのダウンタイムを適切に過ごすと、リフトアップ効果を引き出すことが可能です。今回紹介した栄養・水分補給や良質な睡眠、紫外線対策などを実践すれば、トラブル予防や早期回復につながりやすくなります。

糸リフトは、ダウンタイム中の過ごし方によって、効果の実感しやすさに違いが出てきます。不安があるときは自己判断せず、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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