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2025/06/18

涙袋にヒアルロン酸を注入した後のダウンタイムを快適に過ごす方法

「涙袋がふっくらしていると、優しげで可愛らしい印象になる」と聞いて、ヒアルロン酸注入を検討している方や、すでに施術を受けた方も多いのではないでしょうか。手軽に理想の目元に近づける反面、「ダウンタイムはどれくらい?」「内出血したらどうしよう」といった不安の声もよく耳にします。

この記事では、涙袋にヒアルロン酸を注入した後に現れるダウンタイムの症状や経過を詳しく解説したうえで、ダウンタイムを軽減し、快適に過ごすための具体的な方法を紹介します。

涙袋へのヒアルロン酸注入で起こるダウンタイム

涙袋へのヒアルロン酸注入は比較的ダウンタイムが短く済む施術とされていますが、目元は肌や血管が繊細であるため、術後には多少の反応が出るケースがあります。特に初めて受ける方は、起こり得る症状や回復の流れを事前に把握しておくことが大切です。

ダウンタイム中に現れる主な症状

涙袋にヒアルロン酸を注入した直後から数日間は、軽度の腫れや赤み、内出血、違和感を感じることがあります。注射針によって毛細血管が刺激されるため内出血が起きやすく、青紫色の小さなアザのように見える場合もあります。

また、注入後は涙袋の形がやや不自然に感じられることがありますが、これはヒアルロン酸が馴染むまでに時間がかかるためで、多くは数日から2週間ほどで落ち着くでしょう。違和感が強くない限り、過度に心配する必要はありません。

症状が落ち着くまでの期間

一般的には、腫れや赤みは当日〜2日程度、内出血が生じた場合でも1週間〜2週間前後で自然に消退することが多いです。注入直後は施術部位が軽く腫れることで最初はボリュームが強く出て見えることもありますが、時間の経過とともに自然な涙袋へと整っていきます。

ヒアルロン酸が完全に馴染んで仕上がりが安定するまでには、1〜2週間程度を見込んでおくとよいでしょう。この期間中は、激しい運動や長時間の入浴、飲酒など血行が過度に促進される行動は控えることが望まれます。

不安な症状と経過を見守ってよい症状

目元は非常に敏感な部位であるため、違和感や見た目の変化に不安を感じやすいですが、次のような症状は経過観察で問題ありません。

  • 軽度の腫れや赤み
  • 小範囲の内出血
  • 押したときの軽い痛み
  • 皮膚表面がやや凸凹して見える状態(注入直後)

これらは生体の自然な反応として一時的に見られるもので、多くは2週間以内に軽快していきます。

一方で、痛みが強くなる、皮膚が白っぽくなったり、赤紫に変色する、腫れが長期間続くといった症状がある場合には血流障害などの可能性が考えられるため、早めに医師の診察を受けましょう。

ダウンタイムを軽減して快適に過ごす方法

涙袋にヒアルロン酸を注入したあとは、ダウンタイムをできるだけ短く、快適に過ごしたいものです。適切なケアを行うことで腫れや内出血のリスクを最小限に抑えられるだけでなく、理想的な仕上がりをより早く得ることにもつながります。

ここでは、注入後に意識すべき過ごし方やケアのポイントを紹介します。

注入後の過ごし方で腫れや内出血を抑える

施術直後の過ごし方は、ダウンタイムの程度に大きく影響します。特に重要なのは血流を促進しすぎないことです。注入部位は非常に繊細であり、過剰な刺激や血流の増加は腫れや内出血を助長する要因となります。

施術当日は以下のような行動を避けましょう。

  • 長時間の入浴やサウナ
  • 激しい運動
  • 飲酒や辛い食べ物の摂取
  • マッサージや強い圧力をかける行為

冷やし方や睡眠姿勢で回復をサポートする

ダウンタイムを軽減するには、施術直後からの冷却が効果的です。目元に清潔な保冷剤や冷却シートを軽く当てることで、腫れや赤みを抑えられます。ただし、長時間冷やしすぎたり、直接肌に氷を当てたりするのは逆効果になる場合があるため注意が必要です。

また、睡眠時の姿勢にも工夫を取り入れると良いでしょう。枕を高くして頭部を心臓より高く保つことで、むくみを抑える効果が期待できます。うつ伏せ寝や横向きで顔を枕に押しつけるような姿勢は、注入部位に偏った圧がかかる可能性があるため避けてください。

メイクの再開時期とポイント

涙袋へのヒアルロン酸注入後、メイクを再開するタイミングにも注意が必要です。基本的に注射部位を避けての軽いメイクは当日から可能とされていますが、皮膚の状態や内出血の有無によって異なるため、慎重に判断しましょう。

特に、コンシーラーやアイシャドウなどを目元に使用する場合は、翌日以降に行うのが安心です。内出血がある場合は、その部位をカバーしつつ刺激を最小限に抑えることが重要です。

ダウンタイム後の理想的な仕上がりを目指すために

ヒアルロン酸による涙袋形成は、ダウンタイムを過ぎればその効果がはっきりと現れます。しかし、より美しい仕上がりを保ち続けるためには、施術後の生活習慣や再注入のタイミング、医師の選び方まで意識する必要があります。

仕上がりを長持ちさせるための生活習慣を意識する

涙袋のヒアルロン酸は永久的ではなく、徐々に体内に吸収されていきます。そのため、注入後の生活習慣が仕上がりの持続期間に大きく影響します。

まず、代謝を過剰に高めすぎないことが重要です。サウナや岩盤浴など、体温を極端に上昇させる行為はヒアルロン酸の分解を早める可能性があります。また、睡眠不足や喫煙といった生活習慣も肌の状態を不安定にし、涙袋の形を崩れやすくしてしまいます。

バランスのとれた食事や十分な睡眠を心がけ、目元を必要以上に触らないようにすることが、長く美しい状態を維持するための基本です。

トラブルを避けるために再注入の時期を見極める

ヒアルロン酸の効果は製剤や個人差にもよりますが、おおよそ6か月から2年程度で薄れてきます。効果が完全に消えてから再注入するのではなく、ボリュームが少し減ってきたと感じた時期にメンテナンスを行うことで、自然な仕上がりを維持できるでしょう。

ただし頻繁な再注入は皮膚への負担となり、むくみや不自然なふくらみの原因になります。適切なタイミングを見極めるには、信頼できる医師との定期的なカウンセリングが欠かせません。

不自然な仕上がりを避けるために医師選びに注意する

涙袋へのヒアルロン酸注入は、繊細な技術が求められる施術です。注入量の微調整や左右バランス、目元の立体感の出し方などは医師の経験や美的感覚によって大きく差が出ます。

また、注入箇所が浅すぎると青く透けて見えるチンダル現象が起こる可能性もあります。これを防ぐためには、目元に特化した技術と知識を持つクリニックでの施術が重要です。

涙袋のヒアルロン酸注入を検討している方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

涙袋を自然に、そして魅力的に見せたいとお考えの方は、ぜひ『MEMOTO CLINIC 名古屋』にご相談ください。当院では、目元のバランスを重視したナチュラルな仕上がりを大切にしており、患者様一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。

仕上がりに満足し、長く持続する美しさを目指すためには、専門的な視点と確かな技術が必要です。ぜひ一度、無料カウンセリングをご予約ください。

まとめ|ヒアルロン酸による涙袋形成はダウンタイムを理解して安心して受けよう

ヒアルロン酸を用いた涙袋形成は、目元の印象を大きく変える効果的な施術です。ダウンタイム中に起こり得る症状を理解し適切なケアを行うことで、より快適に美しさを手に入れられます。

さらに施術後の生活習慣や医師とのコミュニケーションによって、仕上がりの質や持続性も大きく左右されます。不安を感じた場合も、早めに医師に相談することで安心して経過を見守れるでしょう。

美しい涙袋は、正しい知識と信頼できるクリニック選びから始まります。『MEMOTO CLINIC 名古屋』で、自分らしい美しさを手に入れましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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