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2025/06/19

目頭切開のダウンタイムを乗り越える方法と注意点

目頭切開手術は、目元の印象を大きく変える効果的な美容整形手術ですが、術後のダウンタイムを適切に過ごすことが理想的な仕上がりを得るために非常に重要です。

この記事では、目頭切開のダウンタイムに関する基本的な知識から症状を軽減する方法、術後の過ごし方の注意点までを詳しく解説します。正しい情報をもとに安心して術後の期間を過ごしましょう。

目頭切開のダウンタイム

目頭切開後のダウンタイムは個人差がありますが、一般的な経過や注意点を理解しておくことで術後の不安を軽減できます。

ダウンタイムがどのくらいかかるのか

術後の腫れや内出血は通常2〜3日でピークを迎え、その後徐々に軽減していきます。抜糸は術後7日目以降に行われることが多く、完全に腫れが引くまでには2〜4週間程度かかる場合があります。個人差はありますが、術後2週間程度で日常生活に支障がない程度まで回復する方が多いです。全てのダウンタイムが完了するまでは約1ヶ月程度かかることが一般的です。

ダウンタイム中に注意すべき主な症状

術後には以下のような症状が現れることがあります。

  • 腫れ:術後2〜3日でピークを迎え、その後徐々に軽減します。
  • 内出血:目元に青紫色のあざができることがありますが、徐々に黄色く変化し、1~2週間で自然に消失します。
  • 痛み:軽度の痛みや違和感が生じることがありますが、処方された鎮痛剤で対処可能です。

これらの症状は一時的なものであり、適切なケアを行うことで早期回復が期待できます。

ダウンタイムを乗り越えるための心構え

ダウンタイム中は身体的な症状だけでなく、精神的な不安やストレスも感じやすい時期です。術後の経過には個人差があることを理解し、焦らずに回復を待つことが大切です。また、医師の指示を守り無理をせず安静に過ごすことで、スムーズな回復が期待できます。

目頭切開後のダウンタイムを軽減する方法

術後の症状を軽減し快適に過ごすためには、適切なケアと生活習慣の見直しが重要です。

症状を和らげるためのケア方法

症状を和らげる方法はいくつかあります。特に以下の3つを意識して過ごしましょう。

  • 冷却:術後2〜3日は、清潔なタオルで包んだ保冷剤を目元に当てて冷やすことで、腫れや内出血を抑える効果があります。1回につき20分程度を目安に繰り返しましょう。
  • 頭を高くして寝る:就寝時は枕を高くして、頭部を心臓より高い位置に保つことで、腫れを軽減できます。
  • 目元を清潔に保つ:術後は目元を清潔に保ち、感染予防に努めましょう。

アフターケアを徹底

医師から処方された内服薬や外用薬は、必ず指示通りに使用することが重要です。用法・用量を守らないと炎症や感染のリスクが高まり、治癒が遅れる可能性があります。また、術後の定期的な診察や抜糸のスケジュールは術後経過を正確に把握し、異常の早期発見につなげるためにも欠かせません。気になる症状があれば、自己判断せずすぐにクリニックへ相談しましょう。

内服薬や冷却を利用

術後の痛みや腫れには、処方された鎮痛剤や抗炎症薬を適切に使用しましょう。冷却は術後の炎症反応を抑えるために有効であり、目元に保冷材を当てることで腫れや内出血の軽減が期待できます。ただし、過度な冷却や長時間のアイスパックの使用は血流を悪化させ、かえって回復を遅らせる可能性があります。冷却は1回5〜15分、間隔をあけて1日数回程度が目安です。

目頭切開後の過ごし方と注意点

ダウンタイム中の生活習慣や行動は、回復のスピードや仕上がりに大きく影響します。以下の点に注意して過ごしましょう。

ダウンタイム中の食事や生活習慣に気をつける

  • 栄養バランスの良い食事:ビタミンCやタンパク質を豊富に含む食材(例:鶏ささみ、納豆、ブロッコリー、パプリカ)は、コラーゲンの生成を助け、皮膚の再生を促します。
  • 十分な睡眠:睡眠中には成長ホルモンが分泌され、組織の修復が進みます。最低でも1日7時間の睡眠を目指しましょう。
  • 禁酒・禁煙:アルコールは血管を拡張させて腫れを悪化させる要因となり、タバコに含まれるニコチンは血流を悪化させて創傷治癒を妨げます。術後2週間程度は控えることが望ましいです。

運動や外出を控えるべき期間を把握する

術後1週間程度は激しい運動や長時間の外出を控え、安静に過ごすことが推奨されます。特に術後2〜3日は腫れや内出血がピークとなるため、外的刺激を避けるようにしましょう。また、入浴は短時間のシャワー程度にとどめましょう。入浴は基本的に抜糸してから2日目以降に可能です。長時間の入浴やサウナは血流の増加により腫れを悪化させる可能性があるため術後1週間は控えると安心です。

目元の触れ方やメイクに注意する

  • 目元を触らない:術後の目元は非常にデリケートで、摩擦や圧迫によって傷が開いたり、内出血が悪化したりするおそれがあります。無意識に触れないよう注意し、洗顔時も擦らず泡で優しく行いましょう。
  • メイクの再開時期:アイメイクは基本的に抜糸後2日目以降から可能ですが、ラメやパールなど刺激のある成分を含むコスメは避け、クレンジングの際も強くこすらないよう注意が必要です。
  • コンタクトレンズの使用抜糸までは、コンタクトレンズの使用を避け、眼鏡で過ごすことが推奨されます。再開時は目元の腫れや違和感がないことを確認し、装着・取り外しの際もまぶたに負担をかけないよう配慮しましょう。

目頭切開後のダウンタイムに不安がある方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

目頭切開のダウンタイムに関する不安や疑問がある場合は、専門の医師に相談することが安心です。『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧なカウンセリングとアフターケアを提供しております。

また、軟膏と傷跡を保護するためのテープもお渡ししますので、医師の指示に従って1ヶ月ほど使用していただけると赤みも軽減できます。術後の経過やケア方法についても、経験豊富なスタッフがサポートいたしますので、安心してご相談ください。

まとめ|目頭切開後のダウンタイムを理解して快適に過ごそう

目頭切開手術後のダウンタイムは、適切なケアと生活習慣の見直しによって症状を軽減し、回復を早めることが可能です。術後の経過には個人差がありますが、医師の指示を守り無理をせず安静に過ごすことで、理想的な仕上がりを目指すことができます。不安な点や疑問がある場合は専門の医師に相談し、安心して術後の期間を過ごしましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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