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2025/06/19

目頭切開後、メイクを始めるタイミングと注意点

目元の印象を大きく変えることができる「目頭切開」は、多くの女性が理想の目元を目指して選択する人気の施術です。しかし、術後のダウンタイム中はさまざまな不安がつきまとうものです。特に「いつからメイクを再開していいのか」「メイクで傷口に悪影響はないか」といった疑問を持つ方は少なくありません。

本記事では、目頭切開後のメイク再開の適切なタイミングや注意すべきポイントについて詳しく解説します。さらに、メイクを安全に楽しむための具体的なステップの情報もご紹介します。この記事を読むことで、安心してメイクを再開し、施術後の美しい目元をより魅力的に演出できるようになるでしょう。

目頭切開後、メイクを始める最適なタイミング

目頭切開は目元の印象を大きく変える美容整形手術の1つですが、術後のダウンタイムには注意が必要です。特にメイクを再開するタイミングを誤ると、傷の悪化や炎症を引き起こすリスクがあります。

では、どの時点から安心してメイクを始められるのでしょうか。医師の指導をもとに、安全にメイクを再開できる時期を解説します。

いつからメイクを再開できるのか

目頭切開後にメイクを再開できるタイミングは、一般的には抜糸が完了して傷口が落ち着いてからとされています。抜糸は通常、術後7日以降に行われますが、これはあくまで平均的な目安であり、個人の回復状況によって異なります。

抜糸が終わったからといってすぐにメイクを再開するのではなく、医師の診察で「炎症が引いている」「傷口が閉じている」と判断された段階での再開が安全です。

メイク再開のタイミングに影響を与える回復状況

術後の回復スピードには個人差があり、体質や生活習慣、術後の過ごし方によっても左右されます。特に内出血や腫れの有無、赤みの程度はメイク再開の判断材料となります。腫れが強い状態でメイクをすると刺激により悪化するリスクがあるため注意が必要です。

また、アレルギー体質の方や過去に肌トラブルを起こしたことがある方は、より慎重に判断する必要があります。必ず医師の診断を仰ぎましょう。

ダウンタイムを考慮したメイク開始時期の目安

一般的な目安としては、術後10日〜2週間程度でメイク再開が可能になる方が多いです。この期間であれば傷口の状態も安定し、肌への負担も軽減されます。ただし、アイメイクなどの目元に直接触れるメイクはさらに慎重に行う必要があります。

術後2週間を過ぎても赤みや腫れが残っている場合は、さらに様子を見てからメイクを再開しましょう。

目頭切開後のメイク再開時の注意点

無事に術後の経過が安定しメイクが可能な時期になったとしても、すぐに通常のメイクを行うのは危険です。デリケートな術後の肌や傷口に刺激を与えないためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。

ここでは、メイク再開時に守るべき注意点や避けたい行動について、具体的に紹介していきます。

目元の傷を刺激しない

メイク再開の際には、傷口に直接触れないように意識することが非常に重要です。アイライナーやアイシャドウを塗る際も、傷のある部分にはできる限り触れないよう柔らかいブラシや清潔な綿棒などを使用しましょう。

力を入れてこするような動作は避け優しく押さえる程度にとどめることで、傷口への刺激を最小限に抑えられます。

使うべきメイクアイテムと避けるべきアイテムを見極める

術後のデリケートな肌には、低刺激・無添加のメイク用品を選ぶことが基本です。アルコールや香料が含まれている製品は炎症を引き起こす可能性があるため避けましょう。

また、ウォータープルーフタイプのアイライナーやマスカラは避けるのが無難です。落とす際のクレンジングに時間がかかり、目元に強い摩擦が加わるからです。ミネラル系のナチュラルコスメや皮膚科医が推奨する敏感肌用のアイテムを選びましょう。

メイク後のアフターケアを徹底する

メイクを行った後は、優しく丁寧なクレンジングと保湿を心がけましょう。オイルクレンジングや強い洗浄力のある製品は避け、ミルクタイプやジェルタイプなどの肌に優しいクレンジング剤を使用するのが理想的です。

洗顔後はすぐに保湿を行い、肌のバリア機能をサポートしてあげましょう。化粧水や乳液も、低刺激で保湿効果の高いものを選ぶと良いです。

目頭切開後のメイクを楽しむためのステップ

術後の腫れが落ち着きメイクができるようになったら、いよいよ新しい目元を活かしたメイクを楽しむ段階です。とはいえ、手術後の目元は少しの刺激にも敏感な状態になります。美しさと安全性を両立させるためには、段階的にメイクを取り入れることが大切です。

ここでは、目元を魅力的に見せながらも負担をかけない、術後メイクのステップをご紹介します。

術後の回復を待つ:最低でも1〜2週間はメイクを控える

目頭切開後のメイクを安心して楽しむためには、焦らずに回復期間をしっかり確保することが大切です。抜糸後2日目以降からメイク可能ですが、傷口の状態をみて少なくとも1~2週間程度はメイクを控え、自然治癒力を高める生活を意識しましょう。

この間は目元を清潔に保つとともに、栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけることで、回復を早める効果が期待できます。

スキンケアを徹底して行い、肌のコンディションを整える

安全にメイクを再開するためには、術後のスキンケアにも細心の注意を払う必要があります。乾燥や刺激を避けるため化粧水や乳液、美容液などは保湿力の高いものを使用しましょう。抜糸後2日目以降からスキンケアの使用が可能です。それまでの間は、処方された軟膏を塗布し細菌による感染を防ぐようにしましょう。

また、紫外線対策も忘れずに行うことが重要です。特に目元は皮膚が薄くデリケートなので、UVカット効果のあるサングラスや帽子で保護することもおすすめです。目頭切開の傷跡が色素沈着しないようにするために、抜糸後2日目まで日焼け止めは使用できないため日傘や帽子などで紫外線対策をするようにしましょう。

メイクアイテムとメイク方法を慎重に選ぶ

回復後に使用するメイクアイテムは、成分や使用感をよく確認した上で選びましょう。目元は皮膚が薄くトラブルが起こりやすいため、目に優しい処方の製品を使用することが望まれます。

また、メイク方法もできるだけ摩擦を避けることを意識してください。指ではなくブラシやスポンジを使用し、軽く乗せるようにメイクするのがポイントです。

目頭切開後のメイク再開に不安がある方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

目頭切開後のメイク再開には、個人差や体質、回復スピードなどさまざまな要因が関わります。そのため、「自分はいつからメイクを始めていいのか」「何に気をつけるべきか」といった不安を抱えるのは当然のことです。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、術後の過ごし方に関する丁寧なアドバイスを提供しており、一人ひとりに最適なケアとタイミングの提案を行っています。経験豊富なドクターによるカウンセリングを通じて、安心してメイクを再開できるようサポートいたします。少しでも不安を感じた場合は、お気軽にご相談ください。

まとめ|目頭切開後のメイク再開タイミングを守って楽しい日常を送ろう

目頭切開後のメイク再開には、適切なタイミングの見極めと注意深いケアが不可欠です。焦ってメイクを始めてしまうと、せっかくの施術結果に悪影響を及ぼす恐れがあります。抜糸後も傷の状態を観察しながら、医師の指導のもとで無理のない範囲で再開することが、美しい仕上がりを保つ秘訣です。

正しい知識と準備があれば、メイクを楽しみながら日常を取り戻すことができます。不安がある方はぜひ『MEMOTO CLINIC 名古屋』で専門的なアドバイスを受け、安心して新しい自分を楽しんでください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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