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2025/06/24

眼瞼下垂は自力で治せる?日常ケアと無料カウンセリングのすすめ

「眼瞼下垂は自分で治せるのか気になる」「予防や悪化を防ぐケアが知りたい」と悩んでいませんか?

この記事では、眼瞼下垂の自力での改善の難しさや、日常でできる予防ケア、悪化させないための注意点について詳しく解説します。

正しい知識を身につけて、目元の健康を守る方法を理解しましょう。

眼瞼下垂は自力で治せるのか?

結論からお伝えすると、眼瞼下垂を自力で治すのは非常に難しいとされています。

まぶたを持ち上げる「挙筋(きょきん)」という筋肉は非常に薄く、腕や脚のように筋トレで鍛えるのは困難です。そのため、改善を目的としたストレッチやマッサージには、ほとんど効果がないと考えられています。

むしろ、誤ったケアによってまぶたのたるみが悪化してしまうおそれもあります。

根本的な改善には手術による治療が基本となり、自己流のケアだけでは限界があります。ただし、進行を予防することは可能です。

自力で治すのは難しいけれど…眼瞼下垂の予防ケア&生活習慣

眼瞼下垂は自力で完全に治すのが難しい症状です。しかし、日々の生活習慣や簡単なケアで、予防や悪化の防止は可能です。ここでは、眼瞼下垂の症状を和らげるために取り入れたい、効果的な予防ケアと生活習慣をご紹介します。

やさしく血行を促す「まぶたマッサージ」

軽度の眼瞼下垂には、目元まわりの血行を良くしたり、筋肉に働きかけたりするケアが効果的です。目のまわりの筋肉をやさしく刺激すると、まぶたを引き上げる役割を持つ眼瞼挙筋やミュラー筋が活性化しやすくなります。たとえば、目を閉じた状態でまぶたの上を円を描くようにそっとなでるマッサージは、筋肉の緊張をやわらげ、血流を良くするのに役立ちます。洗顔後やスキンケアのタイミングで、指の腹を使って1日1〜2回ほど取り入れるのが理想的です。

眼瞼挙筋を意識した「目元ストレッチ」

眼瞼挙筋にアプローチする簡単なストレッチもおすすめです。最大限に目を大きく開き、5秒間キープしてから、その後ゆっくり閉じるという動作を、1日数回繰り返すことで、まぶたを引き上げる筋肉への刺激になります。このとき、眉が動かないように額を軽く押さえて、額の力を抜くのがポイントです。こうしたケアを習慣化することで、筋力の衰えを防ぐサポートになります。

ただし、マッサージやストレッチはあくまでやさしく、短時間で行うことが大切です。強くこすったり、引っ張ったりすると逆効果になることもあります。まぶたの皮膚はとてもデリケートなので、過度な刺激によって靭帯が傷つき、たるみやくぼみ、眼瞼下垂の悪化につながる可能性があります。あくまで“補助的なケア”として、無理のない範囲で取り入れてみてください。また、軽度の眼瞼下垂には目周りHIFUが有効な場合もあります。眉の直上と額を照射し、筋肉を引き上げることで目を開けやすくすることが可能です。ダウンタイムなく施術が可能なため、受けやすいというメリットがある一方、永続的に効果を得られるわけではない為、繰り返しの施術が必要となってきます。

こまめなケアで防ぐ「目の疲れと乾燥」

目の疲れを軽減するためには、作業の合間にこまめに休憩を取り、遠くを見たり、目を閉じてリラックスしたりすることが大切です。また、まばたきの回数を意識的に増やすことで、目の乾燥や筋肉のこわばりを予防できます。

目元の負担を軽くする「画面との付き合い方」

パソコンやスマートフォンを長時間使う生活が続くと、気が付かないうちに目元に負担がかかってしまいます。画面を見続けることで、まぶたを支える筋肉に疲労や緊張がたまり、眼精疲労やまぶたのたるみを引き起こす原因になることがあります。これが眼瞼下垂の一因となるケースもあるため、日常的に注意が必要です。また、画面を見ている間はまばたきの回数が減り、涙の分泌も減りやすくなります。その結果、ドライアイの症状が現れることもあります。ドライアイになると,まぶたの裏側にある粘膜が乾燥することでまばたき時の摩擦が増え、まぶたの筋肉に負荷がかかりやすくなります。これも眼瞼下垂を悪化させる要因となることがあります。こうしたデジタルデバイスの多用が影響し、若い世代にも眼瞼下垂の症状が見られるケースが増えています。

目元の健康を守るためにも、画面の見過ぎには注意し、日頃から目をいたわる習慣を取り入れましょう。

間違ったケアが逆効果に?眼瞼下垂を悪化させないために

眼瞼下垂を自力で治そうとするケアは、間違えると症状を悪化させることがあります。特に強い刺激や自己判断による対応はリスクが高いため注意が必要です。ここでは、眼瞼下垂の悪化を抑えるための正しいケアのポイントと、専門医の診察の重要性について解説します。

マッサージなどは逆効果になりうる危険性

強くこするなどの刺激を加えると、「眼瞼挙筋腱膜」というまぶたの動きを支える組織が傷つき、たるみや眼瞼下垂の悪化につながることがあります。前章でご紹介したマッサージやストレッチは、「目のまわりの筋肉をやさしく刺激する」ことを目的としています。あくまで「やさしく」「短時間」で行うことが大切です。必要以上に触れたり、力を入れすぎたりすると、かえって逆効果になるおそれがあります。

眼瞼下垂を長期的に予防するためにも、まぶたに負担をかけないやさしいケアを日常的に心がけましょう。

「軽度かどうか」は自己判断できない

眼瞼下垂の症状としては、視界の狭まりやまぶたのたるみといった自覚症状が現れることがありますが、症状の軽度・重度を自己判断することは非常に難しいです。まぶたの状態は人によって異なり、見た目の変化や日常生活への影響もさまざまです。そのため、正しい診断を受けるには専門医の診察が欠かせません。また、「軽度だから大丈夫」と自己判断で放置してしまうと、徐々に症状が進行してしまうこともあります。反対に、早い段階で適切なケアを受けることで、悪化を防げる可能性も十分にあります。

このような理由から、眼瞼下垂が気になる場合には、自己判断に頼らず、まずは眼科や美容クリニックなどの専門機関で検査を受けることをおすすめします。正確な診断をもとに、軽度であれば日常的なケアを中心に、重度であれば手術などを含む適切な治療方法を選ぶことが、目元の健康を守るうえで重要です。

眼瞼下垂のセルフケアに限界を感じている方は、MEMOTO CLINIC 名古屋へ

MEMOTO CLINIC 名古屋では、眼瞼下垂でお悩みの方に寄り添い、丁寧なカウンセリングを行っています。セルフケアでの改善に限界を感じている方も、まずはお気軽にご相談ください。症状やご希望に合わせて、最適な治療プランをご提案いたします。不安な点や疑問はカウンセリングでしっかりお伺いし、わかりやすくご説明するので安心して治療を受けられるでしょう。

眼瞼下垂のセルフケアに不安や限界を感じたら、目元の健康と美しさを守るためにもぜひご相談ください。

まとめ|眼瞼下垂のセルフケアの限界を知り、無料カウンセリングで正しい治療を検討しよう

眼瞼下垂は自力での改善が難しく、誤ったケアは悪化のリスクもあります。ただし、やさしいまぶたマッサージや目元ストレッチで進行予防は可能です。画面の見過ぎを避け、目の疲れや乾燥をケアする習慣も大切です。症状の軽重は自己判断できないため、専門医の診断が必要です。セルフケアに限界を感じたら、まずは無料カウンセリングを受けて、適切な治療を検討しましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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