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2025/06/25

眉アートメイクはどれくらい持つ?長持ちさせる秘訣とケア方法

眉アートメイクは、毎日のメイク時間を短縮して理想的な眉の形を長期間キープできる人気の美容施術です。しかし、施術後のケアや生活習慣によってその持続期間や仕上がりに大きな差が生じることがあるのです。

この記事では、眉アートメイクの一般的な持続期間や施術法による違い、肌質や生活習慣による個人差について詳しく解説します。さらに、アートメイクを長持ちさせるための具体的なケア方法や、色が薄くなってきた際の正しい対処法についてもご紹介します。

施術を検討されている方やすでに施術を受けた方にとって、理想的な眉を長く保つための参考になれば幸いです。

眉アートメイクはどれくらい持続するのか

眉アートメイクの持続期間は一律ではなく、施術法や肌質、生活習慣などさまざまな要素によって異なります。まずは、一般的な持続期間とそれに影響を与える要因について確認していきましょう。

一般的な持続期間は2回目終了から1〜2年

眉アートメイクの持続期間は、一般的に2回目終了から1〜2年とされています。これは、アートメイクが皮膚の「表皮層」に色素を注入する施術であるため、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって時間とともに色素が徐々に薄れていくからです。

施術直後は色が濃く見えることが多く、一時的に「濃すぎたかも」と不安になる方もいますが、1〜2週間のダウンタイムを経て色が自然になじんできます。これを「定着期間」と呼び、この期間中に色味や形が安定します。この期間も考慮した上で、初回の施術では明るめの色味をご提案させていただき、1回目ではやり過ぎないように、2回目で調整できるように施術を行います。1回目の施術後は、1〜2ヶ月後にリタッチ施術を考えましょう。

施術法(2D・3D・4D)による違い

眉アートメイクには主に3つの施術法があり、それぞれに特徴と持続性の違いがあります。

まず、2D(パウダー技法)はマシンを使って眉全体にふんわりと色をのせる方法で、パウダーメイクのような仕上がりになります。メイク時間を短縮したい人におすすめです。

次に、3D(毛並み技法)は手彫りによって1本1本毛を描くように色素を入れる方法で、自然な毛流れを表現できる点が魅力です。スッピンでもアートメイクしていると気づかれにくいです

そして、4D(ミックス)は2Dと3Dの技法を組み合わせたもので、ふんわりとした自然な陰影に加えて立体感のある仕上がりが得られます。毛並みの自然な毛流れと、パウダーのふんわりとしたメイク感を活かします。

施術法によって、見た目の印象だけでなくメンテナンスの頻度や肌への負担も異なるため、自分の理想の眉とライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

肌質や生活習慣による個人差

眉アートメイクの持続性は施術方法だけでなく、肌質や生活習慣にも大きく左右されます。例えば、脂性肌(オイリー肌)の方は皮脂の分泌が活発であるため色素が流れやすく、色落ちが早まる傾向です。また、乾燥肌の方は色素の定着が良く、持続期間が比較的長いとされています。

さらに、紫外線を多く浴びる人や汗をかきやすい人、ピーリングやスクラブなど角質除去系のスキンケアを日常的に行っている人は色素の退色が早まる可能性があります。逆に、UVケアや適切な保湿を日頃から意識している人は色素の定着も良く、より長期間美しい眉を保ちやすいでしょう。

アートメイクを長持ちさせるためにできること

アートメイクの仕上がりを少しでも長く保つためには、日々のケアがとても重要です。ここでは、紫外線対策や洗顔、スキンケアなど、今日から実践できる工夫をご紹介します。

日焼けや摩擦を避ける

色素は紫外線によって分解されやすく、日焼けによる退色は大きなリスクとなります。施術後は特にデリケートな状態であるため、外出時には帽子や日傘を使って眉周辺を保護して強い紫外線を浴びるのを避けることが重要です。

また、洗顔やクレンジングの際に眉部分をゴシゴシこすらないよう注意が必要です。摩擦は色素の定着を妨げ、色むらや早期の退色を引き起こす原因となります。

枕の素材や寝相にも気を配ると、さらに摩擦による色落ちを防ぐことができるでしょう。

保湿や洗顔時の注意点を守る

肌の潤いを保つことは、色素の定着を安定させ、長持ちさせるために欠かせません。施術後に処方された軟膏やワセリンなどを適切に使用し、眉周辺を乾燥させないよう心がけましょう。

洗顔料は低刺激のものを選び、眉周辺はやさしくなでるように洗い流します。角質を落としすぎる洗顔や、強力なクレンジング剤の使用は避けるのが賢明です。

また、施術後1〜2週間は眉に直接化粧品を塗ることを控え、肌を刺激しないようにすることが色持ちのカギになります。

メイクやスキンケアの工夫で色持ちをよくする

施術後も正しいメイクとスキンケアを心がけることで、アートメイクの色持ちをより良くすることができます。例えば、眉毛の上にコンシーラーやファンデーションを重ねすぎないようにしたり、クレンジングオイルを眉に強く塗り込まないよう意識したりすることで、色素の流出を防げるでしょう。

また、肌のターンオーバーを促進するビタミン類を含むスキンケアや食事も肌環境の改善に役立ちます。肌が健康であれば、色素の定着も良くなるため、内外からのケアを意識しましょう。

色が薄くなってきたときの正しい対処法

アートメイクは時間の経過とともに徐々に色が薄くなっていきますが、その過程で焦って自己判断で対処するのは禁物です。ここでは、適切なリタッチのタイミングと、色落ちを感じた際の対応について解説します。

リタッチの適切なタイミングと頻度

アートメイクの色が目に見えて薄くなってきた場合、早めのリタッチが効果的です。一般的には施術から約1年後がリタッチの目安とされていますが、肌質やライフスタイルによってそのタイミングは異なります。施術から半年程度で色がほとんど落ちてしまう方もいれば、2年程度美しい状態を保てる方もいるのです。

リタッチによって色味の調整や形の微調整ができるため、眉のバランスを保つのにも役立ちます。定期的にクリニックでカウンセリングを受け、自分に合ったリタッチの周期を見つけましょう。

放置せず早めに相談するべき理由

「色が薄くなってきたかも」と感じた時に放置してしまうと眉の形が不明瞭になり、メイクで補うのが難しくなる場合があります。特に色素がまだらに残っている状態は自然な印象を損なうことがあり、人によってはコンプレックスにつながってしまうこともあります。

そのような場合でも、早めに専門の施術者に相談すれば再施術や色補正によって美しい状態を取り戻すことができるかもしれません。迷った場合は自己判断せず、信頼できるクリニックで診断を受けることが大切です。

修正や再施術が必要になるケース

アートメイクは一度の施術で理想通りの仕上がりになるとは限りません。肌質によって色素の定着に差が出たり、左右差が生じたりすることがあります。また、経年による色あせや流行に合わせた形の変更を希望する方も少なくありません。

そのため、多くのクリニックでは施術から数カ月後にリタッチ(修正施術)を推奨しています。リタッチを受けることで色ムラの調整や形の微調整が可能となり、より自然で美しい眉を維持できます。初回施術後の経過を見ながら、必要に応じて修正を検討しましょう。

持続性に不安がある方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

「色がすぐに落ちてしまったらどうしよう」「自分に合ったデザインがわからない」
このようなお悩みをお持ちの方には、信頼できるクリニック選びが大切です。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、医療資格を持つスタッフが一人ひとりの骨格や肌質に合わせて丁寧にカウンセリングを行い、最適な施術プランをご提案します。また、アフターケアやリタッチにも力を入れており、初めての方でも安心して施術を受けられる環境が整っています。アートメイクの持続性に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ|持続性を高めて理想の眉をキープしよう

眉アートメイクの持続期間は2回目終了後1〜2年程度で、施術方法や肌質、生活習慣によって大きく異なります。日焼けや摩擦を避けること、適切な保湿ケアを行うこと、そして必要に応じてタイミングよくリタッチを受けることがアートメイクを美しく長持ちさせるポイントです。

日常のちょっとした意識と丁寧なケアが、眉の美しさを維持するカギとなります。理想の眉は、自信のある表情やメイクの時短にもつながる大きなメリットをもたらします。

ぜひ本記事でご紹介した方法を取り入れて、美しく整った眉を長く楽しんでください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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