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2025/07/03

目の下のふくらみ原因と改善法|脱脂法で若々しい印象に

年齢とともに気になってくるのが目元の変化です。中でも「目の下のふくらみ」は、疲れて見える、老けた印象を与えるといった悩みを抱える方が少なくありません。このふくらみには、単なるクマやたるみとは異なる根本的な原因が存在するのです。

こうした変化は、スキンケアでは改善が難しい医療的なアプローチが求められるケースが多くあります。その中でも「脱脂法」は、根本的な原因にアプローチできる効果的な施術として注目されているのです。

この記事では、目の下のふくらみの原因や改善方法、脱脂法のメリットと注意点について詳しく解説します。目元の若返りを目指す方にとって参考になるでしょう。

目の下のふくらみができる原因

目の下のふくらみは、顔全体の印象に大きな影響を与えます。ふくらみがあるだけで疲れて見えたり、老けた印象を与えたりすることもあるため、多くの方が悩みを抱えているのです。では、なぜこのようなふくらみが生じるのでしょうか。

眼窩脂肪が前に出ることでふくらみが目立つようになる

目の下のふくらみの主な原因は、「眼窩脂肪(がんかしぼう)」が前方に突出することです。本来の眼窩脂肪は、眼球を保護するクッションの役割があります。通常は骨に囲まれた状態でしっかり収まっているのです。

ところが、加齢などにより眼窩隔膜(眼窩脂肪が前に出ないように支えている膜)が緩んでしまうと脂肪が前方にせり出し、ふくらみとして見えるようになってしまいます。

加齢や皮膚のたるみによりふくらみが悪化しやすくなる

年齢を重ねてくると、皮膚のハリや弾力を保つコラーゲン、エラスチンが減少します。その影響で皮膚がたるみやすくなり、眼窩脂肪のふくらみがより目立ちやすくなっていきます。

さらに、目の周りの筋肉(眼輪筋)が衰えることで脂肪の支えが弱まり、ふくらみ自体が目立つようになってくるのです。

生活習慣や遺伝的要素も影響を与えることがある

不規則な生活や睡眠不足、喫煙、塩分過多などの生活習慣も、目の下のふくらみを悪化させる要因となります。また、遺伝的に眼窩脂肪が発達している方や皮膚が薄い方は、若いうちからふくらみが目立つこともあります。

目の下のふくらみを改善する方法

こうした目の下のふくらみを解消するためには、正しいアプローチが欠かせません。セルフケアでは限界があることを理解し、状況に応じて医療的な対応を検討することが大切です。

スキンケアやマッサージでは根本改善が難しい

保湿や美白ケア、目元専用のクリームを使ったスキンケアやマッサージは、目元の血行を促進します。また、むくみの一時的な改善にも効果があります。しかし、突出した眼窩脂肪自体を減らすことはできず、根本的な改善にはならないのです。

ヒアルロン酸注入やレーザー治療の一時的な効果

ヒアルロン酸を注入し、ふくらみの下の「影(くぼみ)」を埋めることで、相対的にふくらみを目立たなくする方法があります。さらに、レーザー治療によって皮膚のハリを高めることも可能です。ただし、いずれの方法も持続期間に限りがあるため、定期的な施術を受ける必要があります。

脂肪を取り除く脱脂法でふくらみを根本から解消する

もっとも効果的な根本治療が「経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)」です。これは、まぶたの裏側から眼窩脂肪を取り除く施術で、皮膚表面を切開しないため傷跡が残らず、自然な仕上がりが期待できます。たるみの少ない方や軽度のふくらみがある方に適した治療法です。

脱脂法のメリットと注意点

目の下のふくらみの根本治療として注目されている脱脂法ですが、施術を受ける際にはメリットだけでなく注意点も理解しておくことが大切です。

ダウンタイムが少なく自然な仕上がりが期待できる

経結膜脱脂法は、目の下の裏側から脂肪を取り除きます。腫れや内出血が比較的少ないうえ、ダウンタイムも短めです。術後1〜2週間程度で日常生活に戻れることが多く、仕事や学校への影響を最小限に抑えられます。

傷跡が目立ちにくくメイクで隠す必要がない

皮膚表面を切開しないため、手術翌日からメイクできる点も大きなメリットです。ダウンタイムが終わると、表側に傷が残らないため施術をしたことが周囲に気づかれにくく、自然な変化を望む方にも向いています。

信頼できるクリニック選びで失敗を防ぐことができる

脱脂法は高度な技術が必要とされるため、仕上がりには医師の経験や技術力が大きく関わります。丁寧にカウンセリングを行い、症状や希望に合わせた最適な方法を提案してくれるクリニックを選ぶことが成功への近道です。

特に、左右差の調整や皮膚のたるみといった個別の状態に応じた柔軟な対応ができるクリニックであれば、より満足のいく結果が期待できるでしょう。さらに、術後のアフターケアやフォロー体制が整っているかどうかも、重要なポイントです。自然な仕上がりや安全性を求めるなら、信頼できる医師との出会いが欠かせません。

目の下のふくらみにお悩みの方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

「目の下のふくらみが気になって人前に出るのが億劫」「疲れて見られるのが嫌」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください。

当院では、豊富な症例実績を持つ専門医が、丁寧なカウンセリングによって目元の状態を個別に診断します。そのうえで、最適な施術をご提案しています。経結膜脱脂法に加え、必要に応じて他の治療法との組み合わせもご提案可能です。

不安や疑問には丁寧にお答えし、安心して施術を受けていただける体制を整えております。

まとめ|脱脂法でふくらみを改善して若々しい目元を取り戻そう

目の下のふくらみは、加齢や体質、生活習慣などさまざまな要因で生じます。スキンケアや注入治療では一時的な改善にとどまることも多く、根本からの改善を望む方には脱脂法が適しています。

信頼できる医師による適切な施術を受けることで、自然で若々しい目元を目指すことができます。悩みを抱えたままにせず、早めに専門家へ相談することが前向きな日常への一歩につながるでしょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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