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2025/07/06

経結膜脱脂法のデメリットは?施術前に知っておきたい注意点を解説!

目の下のふくらみやクマに悩み、鏡を見るたびに疲れて見えると感じていませんか?そんなお悩みに対し、切らずにクマを改善できる美容施術として注目されているのが経結膜脱脂法です。皮膚を切開せずに余分な脂肪を取り除けるため、ダウンタイムが短く、傷跡も残らないというメリットがあります。

しかし、その一方で施術に伴うデメリットや注意点も存在します。たるみや凹みの悪化、効果の個人差、仕上がりのばらつきといったリスクを理解せずに受けてしまうと、思わぬ後悔につながりかねません。

この記事では、経結膜脱脂法を検討している方に向けて、施術前に知っておきたいリスクとその回避方法、そして信頼できるクリニック選びのポイントを詳しくご紹介します。

経結膜脱脂法とは?

経結膜脱脂法とは、まぶたの裏側(結膜側)からアプローチし、目の下の余分な脂肪を取り除く施術方法です。皮膚を切開しない「切らないクマ取り」として知られ、主に目の下のふくらみによって生じる黒クマの改善に効果が期待されます。

この施術の大きな特長は、傷跡が外から見えない点と、ダウンタイムが比較的短い点です。従来の切開法と異なり、抜糸が不要で、長期的な腫れが出にくいため、忙しい方や日常生活に支障を出したくない方にも選ばれやすい治療法です。

ただし、すべてのクマに適応できるわけではなく、クマの原因が「たるみ」「色素沈着」「血行不良」など他の要素である場合は、別のアプローチが必要になることもあります。

経結膜脱脂法におけるデメリットとリスク

経結膜脱脂法は傷跡が残らず、ダウンタイムも短い施術法として人気がありますが、すべてのケースに万能ではありません。施術の特性上、いくつかのデメリットや注意点を理解しておくことが大切です。ここでは、知っておくべきデメリットとリスクを見ていきましょう。

たるみや凹みが悪化する可能性がある

経結膜脱脂法は、下まぶたの裏側から脂肪を除去することで目の下のふくらみを軽減する施術ですが、皮膚のたるみが強い方の場合は注意が必要です。脂肪を取り除いた分だけ、皮膚が余りやすくなり、かえって凹みやシワ、皮膚のたるみが目立つようになることもあります。特に加齢により皮膚のハリや弾力が低下している40代以降の方では、皮膚の状態や筋肉の緩みに応じた併用治療(ハムラ法やヒアルロン酸注入など)が検討されることもあります。

黒クマ以外には効果が出にくい場合もある

経結膜脱脂法は、眼窩脂肪の突出が原因である黒クマ(影クマ)に対して非常に効果的ですが、それ以外のクマにはあまり有効ではありません。例えば、青クマは血行不良や眼輪筋の透けによって生じるため、脂肪除去では改善しにくいです。また、茶クマは色素沈着が原因のため、ピーリングや内服など別の治療が必要になります。クマには複数の要因が重なっているケースもあるため、誤った治療を選ぶと効果が実感できず、施術自体に不満が残る恐れがあります。

医師の技術により仕上がりに差が出る

経結膜脱脂法は、まぶたの裏からアプローチする高い技術力が求められる施術です。脂肪の量や部位を適切に判断し、左右差が出ないように慎重に操作する必要がありますが、医師の経験や技術力によっては、脂肪の取りすぎ・取り残し・左右非対称といった問題が生じることもあります。仕上がりの自然さや満足度は、医師の判断力・施術実績・美的センスに大きく左右されるため、信頼できる医師のもとで受けることが重要です。

経結膜脱脂法のデメリットを防ぐためにできること

経結膜脱脂法は、黒クマの改善に効果的な施術として注目されていますが、仕上がりや安全性を担保するためにはいくつかの注意点もあります。しかし、適切な準備と対策をとることで、多くのリスクは回避することが可能です。ここでは、後悔のない施術を受けるために、事前に確認しておきたいポイントや、術後のケアにおいて意識したいことをご紹介します。

自分のクマの原因を正しく知る

まず重要なのは、自分のクマが「なぜ生じているのか」を正確に見極めることです。黒クマ(影クマ)は脂肪の突出が主な原因ですが、青クマ(血行不良)や茶クマ(色素沈着)など、原因によって必要なアプローチは異なります。誤った診断で不適切な治療を受けると、改善しないだけでなく悪化するリスクもあります。専門医による丁寧な診察や画像評価を通じて、原因を特定し、適切な治療方針を立てることがデメリット回避のために重要です。

経験豊富なクリニックで相談・施術を受ける

経結膜脱脂法は、見た目の変化が大きい目元に対する繊細な施術であり、医師の判断や技術が結果を大きく左右します。脂肪の取りすぎによる凹みや左右差などの失敗を防ぐには、施術経験が豊富で実績のあるクリニックを選ぶことが極めて重要です。カウンセリング時には、過去の症例写真や具体的な診療方針を確認し、医師が目元の構造や個人差をどこまで把握してくれているかを見極めることがポイントです。

術後のケアや経過観察を怠らない

施術後のダウンタイムや回復には個人差がありますが、腫れや内出血を最小限に抑えるための術後ケアも重要なプロセスです。アイシングや処方薬の使用、安静に過ごす期間の確保など、医師の指示に従った適切なアフターケアを行うことで、トラブルのリスクを抑え、仕上がりの質を高めることができます。また、経過観察のための診察を受けることで、早期に異常を察知し、必要に応じた処置やケアが可能になります。

MEMOTO CLINIC 名古屋では自然な仕上がりと丁寧なケアを大切にしています

MEMOTO CLINIC 名古屋では、患者様一人ひとりの目元の状態や骨格に合わせたオーダーメイドの経結膜脱脂法を行っています。施術では傷跡が外から見えない方法を採用し、腫れや内出血を最小限に抑えながら、自然な若返り効果を実現することを重視しています。

また、仕上がりに差が出やすい施術だからこそ、経験豊富な医師が丁寧な診察とカウンセリングを行い、必要に応じてヒアルロン酸注入などの併用治療もご提案しますのでご安心ください。さらに、術後の経過観察やアフターフォロー体制も万全です。

「一度の施術でしっかり効果を出したい」「自然な印象に仕上げたい」とお考えの方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。

まとめ|後悔しないために施術実績豊富なクリニックで相談を

経結膜脱脂法は、切らずにクマを取りたいという希望を叶える効果的な治療法ですが、リスクや限界もあるため、事前に正しい情報を知っておくことが重要です。特に、たるみや凹みのリスク、効果の出にくいクマのタイプ、医師の技術力による仕上がりの差など、注意すべきポイントは少なくありません。

そのため、自分のクマの原因を正しく把握し、適切な診断と治療提案を受けられるクリニックを選ぶことが、満足度の高い結果につながります。MEMOTO CLINIC 名古屋では、高い技術力と丁寧なカウンセリング、安心のアフターケア体制により、多くの患者様にご満足いただいています。

クマの悩みを本気で改善したいとお考えの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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