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2025/08/22

二重整形における糸玉とは?原因とリスク・予防方法を解説

埋没法の施術を受けたあと、まぶたの表面に小さな硬さや突起を感じる場合があります。これが一般に「糸玉」と呼ばれる現象です。糸の結び目や余分な部分が皮膚の浅い層に触れることで起こり、指で押すとコリコリとした違和感があるのが特徴です。

場合によっては赤みや腫れを伴い、外見上の凹凸が目立つこともあります。症状が強いとメイクで隠しきれず、生活に不便を感じることも少なくありません。この記事では糸玉の原因やリスクなどを解説します。

糸玉が生じる原因

糸玉の出現には複数の要因が関わっており、体質・施術方法・使用される糸・術後の過ごし方が複合的に影響します。ひとつひとつの原因を詳しく見ていきましょう。

まぶたの特徴

皮膚が薄く脂肪が少ないまぶたでは、結び目が浅く位置しやすく、突起を感じやすい傾向があります。反対に脂肪が厚めの場合は隠れやすいですが、圧迫が強いと局所に負担が集中することもあります。まぶたの構造は個人差が大きいため、同じ方法で施術を受けても糸玉が出やすい人とそうでない人に分かれるのです。

施術前のカウンセリングで、医師が皮膚や脂肪の厚みをきちんと診断することが、仕上がりの自然さやリスク低減に直結します。

手技の精度

縫合の深さや結び方が適切でないと、糸が安定せず盛り上がりが生じやすくなります。締めすぎても緩すぎても問題が起こるため、経験豊富な医師の判断が重要です。特に、まぶたの左右差や脂肪の厚みを考慮せずに一律の方法で縫合すると、糸玉だけでなく二重ラインの不安定さにもつながります。

糸をかける手法でも糸玉の発生リスクは異なります。表面で糸を留める手法の場合、裏側で糸を留める手法よりも糸玉が発生するリスクは高い傾向にあります。

施術者の経験値は患者には見えにくい部分ですが、症例数や実績を確認することで信頼度を判断できます。

糸の性質

丈夫な糸は固定力が高い一方で、硬さが残って触知されやすい点があります。柔らかい糸は肌になじみやすいですが、固定の安定性が劣る可能性があります。さらに、吸収性のある素材かどうか、太さがどの程度かによっても結果は変わります。

一般的に長期的な安定を目指すなら強度のある糸が選ばれますが、糸玉のリスクは高まります。クリニックによって選択できる糸が異なるため、カウンセリング時に素材や太さの違いを確認しておくと安心です。

日常生活の影響

目をこする癖、クレンジング時の摩擦、コンタクト装着時の引っ張り、うつ伏せ寝などは結び目が移動する要因になります。小さな習慣の積み重ねが糸玉の出現を左右するのです。さらに、過度なアイメイクやまつエクも継続的にまぶたへ負担をかけます。

こうした行為は一度では大きな影響が出にくくても、積み重なることでトラブルを誘発します。術後はとくに意識して生活習慣を見直すことが大切です。

放置すると起こりうるリスク

糸玉は軽度であれば単なる違和感にとどまりますが、放置すると次のようなトラブルにつながります。

  • 圧迫感や不快感が持続する
  • 表面に膨らみが出て見た目が不自然になる
  • 摩擦により赤みや腫れを繰り返す
  • 細菌感染を伴うと化膿や強い痛みが発生する

自然に完全に消えることは少なく、医師による確認や処置が必要になるケースが多いのが現実です。見た目だけでなく二重ラインそのものの崩れにも影響しやすいため、「いつか消えるだろう」と放置せず、症状が軽いうちに診察を受けるのが望ましいといえます。

糸玉が気になるときの対応方法

違和感を自分で押し込んだり潰そうとしたりするのは逆効果です。気になる場合は専門医の診察を受けましょう。ここでは、自分でできる対処法についた解説します。

抜糸による解消

結び目そのものを取り除く方法が確実で、しこりや炎症が改善します。症状や希望に応じて再度埋没法を行うことも可能で、自然な二重に戻せるケースもあります。抜糸は短時間で終わることが多く、ダウンタイムも比較的少ないのが特徴です。

再手術を希望する場合には、結び目の位置や糸の種類を見直すことで、再発リスクを抑えながら自然な仕上がりを得やすくなります。

生活習慣の見直し

炎症がなければ、摩擦を減らすケアが有効です。優しいクレンジング、アイプチや強いアイメイクを控える、睡眠時の姿勢を工夫するなど、まぶたに余計な負担をかけないことが悪化防止につながります。普段から小さな行動を積み重ねることで、症状の進行を抑えられるだけでなく、再発の予防にも役立ちます。セルフケアで改善が見込めない場合は、早めに医師の判断を仰ぐのが安心です。

糸玉は自然に消える?

時間とともに目立たなくなる場合はありますが、完全に消失する例は稀です。違和感が続く場合や腫れを伴うときは、抜糸などの処置を行う方が安全で確実です。

自己判断で長期間放置してしまうと炎症や感染のリスクが高まり、かえって治療が難しくなる場合があります。改善を期待するよりも、専門的な処置を受けるほうが安心といえるでしょう。

予防するためのポイント

医師にまぶたの厚みや脂肪量を正しく評価してもらう

  • 経験豊富で縫合技術に優れた施術者を選ぶ
  • 糸の種類や太さをまぶたの状態に合わせて選定
  • 術後は摩擦や圧迫を避け、定期的に経過を診てもらう

こうした予防策を意識することで、糸玉が発生するリスクを最小限に抑えることができます。不安な点はカウンセリングの時点で必ず確認し、納得したうえで施術を受けることが大切です。

まとめ|糸玉の不安は早めに専門医へ相談を

糸玉は埋没法で比較的多く見られるトラブルですが、原因を特定し、適切な治療を行えば改善が見込めます。症状を放置せず、早めに医師に相談することが安心につながります。

MEMOTO CLINIC 名古屋では、抜糸・再埋没・生活面でのアドバイスまで幅広く対応しています。まぶたの違和感や見た目の悩みを感じたら、一人で抱え込まずにご相談ください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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愛知県名古屋市中村区椿町15-10
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