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2025/10/30

涙袋ヒアルロン酸を入れすぎた時のリスクと対処法

涙袋をふっくら見せるヒアルロン酸注入は、目元を華やかにし若々しい印象を与える施術として人気を集めています。

しかし、適切な量を超えて注入してしまうと、不自然な見た目や身体的なリスクにつながりかねません。

実際に「涙袋を入れすぎた」と感じるケースは少なくなく、修正や再施術が必要になることもあります。

この記事では、涙袋ヒアルロン酸を入れすぎた時に起こり得る見た目の変化や身体的なリスク、そして未然に防ぐための具体的な方法を詳しく解説します。

読むことで、理想的な仕上がりを長く維持し、安全に施術を受けるためのポイントが分かるでしょう。

涙袋にヒアルロン酸を入れすぎた時の見た目の変化

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涙袋のボリュームを出すためのヒアルロン酸注入は、バランスを見極めることが重要です。

過剰に注入すると自然な魅力が損なわれ、逆に老けた印象を与える可能性があります。

ここでは、入れすぎた際に起こりやすい具体的な見た目の変化を紹介します。

涙袋が過剰にふくらみ不自然に見えてしまう

涙袋は目元の印象を大きく左右しますが、ヒアルロン酸を入れすぎると膨らみが強調されすぎ、違和感を与えます。

特に1〜3か月程度変化が強く表れやすく、この時期に「やりすぎた」と感じるケースも少なくありません。

また、柔らかい製剤を使用する涙袋は吸収が比較的早いものの、注入直後はボリュームが過剰に出やすいため注意が必要です。

自然に見せたい場合には少量ずつ調整するのが理想的です。

目元が腫れぼったく見えて老けた印象になる

涙袋が大きくなりすぎると、若々しさを演出するどころか目元が重たく見えてしまいます。

特に腫れや赤みが伴うと、まるで寝不足やむくんでいるかのような印象につながりやすいです。

ヒアルロン酸注入は安全性が高いとされますが、施術後24〜72時間程度は腫れがピークを迎えるため、この期間は「老けたように見える」と感じやすくなります。

適切な冷却を行えば症状は改善していくため、術後のケアも重要です。

左右差や凸凹が目立ちメイクで隠しにくくなる

注入量が多すぎたり偏ってしまうと、涙袋の左右差や表面の凸凹が目立つようになります。

特に目元は皮膚が薄いため、微妙な凹凸も影や光の反射で強調されやすい部位です。

そのため、ファンデーションやコンシーラーで隠そうとしても、かえって不自然に見えることがあります。

再施術や溶解処置を検討せざるを得ないケースもあるため、注入段階でバランスを意識することが大切です。

涙袋にヒアルロン酸を入れすぎた時の身体的リスク

見た目の不自然さだけでなく、身体的にも負担がかかる可能性があります。

ヒアルロン酸は体に存在する成分で親和性が高く安全性が高いとされますが、過剰注入によりリスクが高まることもあります。

ここでは代表的なリスクを取り上げます。

注入部位の圧迫によって内出血や腫れが長引く可能性がある

涙袋は血管が密集しているため、ヒアルロン酸を過剰に注入すると血管や周囲組織を圧迫し、内出血や腫れが長引く場合があります。

通常であれば腫れや赤みは72時間程度で落ち着き、1週間ほどで気にならなくなりますが、入れすぎたケースでは回復まで時間を要することもあります。

アフターケアとして冷却を徹底することが、症状の早期改善につながるでしょう。

血流が阻害されることでまれに組織のダメージが生じることがある

ヒアルロン酸が血管を圧迫したり、誤って血管内に入ってしまった場合には血流が阻害され、組織への酸素供給が不十分になる恐れがあります。

これにより、ごくまれに皮膚や組織のダメージにつながるケースが報告されています。

特に施術後1週間程度までは血管塞栓のリスクがあるため、違和感や強い痛みを感じた際には早急に医師の診察を受けることが重要です。

不自然な形を修正するために再施術や溶解の必要が出ることがある

過剰な注入で不自然な形になった場合、放置して自然に吸収されるのを待つ方法もありますが、即時的に改善を希望するならヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)による処置が必要です。

また、溶解した後に改めて適量を注入する再施術が求められることもあります。

再施術は、ヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)後、2週間後から可能になります。

そのため、追加費用や通院の手間がかかるリスクも想定しておくことが大切です。

涙袋にヒアルロン酸を入れすぎないためにできること

後悔しないためには、施術前の準備や医師とのコミュニケーションが欠かせません。

ここでは、入れすぎを防ぐための具体的な工夫を解説します。

少量から注入して自然な変化を確認する

一度に多く注入するのではなく、少量から始めることで自然な仕上がりを確認できます。

涙袋は小さな部位であるため、わずかな量の増減でも印象が変わります。

初めから理想形を目指すよりも、段階的に調整することで「やりすぎ」を防ぎ、バランスの取れた仕上がりに近づけるでしょう。

医師のカウンセリングで目元の骨格や皮膚の厚みを考慮する

涙袋の大きさや形は、骨格や皮膚の厚みによって似合うバランスが変わります。

事前のカウンセリングでこれらをしっかり見極めることが重要です。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では診察料やアフターケア費用を追加でいただかず、丁寧なカウンセリングと術後診察を無料で行っております。

納得した上で施術を受けることが、失敗を防ぐ第一歩です。

注入後の仕上がりを確認し、必要に応じて微調整を行う

施術直後は腫れやむくみがあるため仕上がりが分かりにくいですが、時間の経過とともに本来の形が見えてきます。

そのため、初回の注入後に様子を見ながら再診を受け、必要に応じて微調整を行うことが推奨されます。

こうしたステップを踏むことで、自然で理想的な涙袋を長く維持できるでしょう。

涙袋のボリューム調整に悩む方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

​​涙袋のヒアルロン酸注入は、少量であっても見た目に大きな変化をもたらすため、施術後にボリュームの過不足で悩む方も少なくありません。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、患者様一人ひとりの理想のイメージを丁寧にヒアリングし、シミュレーションを重ねたうえで適量を見極めて施術を行っています。

また、使用する製剤や注入方法にもこだわり、自然で美しい仕上がりを目指しています。

さらに、万が一のトラブルにも医師がすぐに対応できる体制を整えておりますので、安心してご相談いただけます。

LINEやInstagramを通じて気軽にアフターケアの相談ができる点も好評です。

まとめ|涙袋ヒアルロン酸は適量を守って自然な目元を目指しましょう

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涙袋ヒアルロン酸は、若々しい印象を与える一方で、入れすぎると不自然さやリスクを伴うことがあります。

適量を見極めるためには、専門医によるカウンセリングが欠かせません。

施術を検討している方は、信頼できる医師に相談し、自然で長持ちするデザインを実現することが大切です。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では無料カウンセリングを実施しており、経験豊富な医師が理想の目元づくりをサポートします。

納得のいく施術を受けるためにも、まずはお気軽にご相談ください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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