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2025/10/28

涙袋ヒアルロン酸が垂れる原因と安全に直す方法

涙袋ヒアルロン酸は目元に自然な立体感を与え、表情を明るく見せる施術として人気です。

しかし施術後に涙袋が下がったり形が崩れたりすると、思ったほどの効果を実感できず、目元が重たく見えることがあります。

ヒアルロン酸は体内に存在する成分で安全性が高い反面、製剤の選び方や注入量、注入層によって仕上がりに差が出やすく、定期的なメンテナンスや適切な処置が必要です。

この記事では、涙袋ヒアルロン酸が垂れる原因や、自然な目元を保つための安全な修正方法について詳しく解説します。

 涙袋のヒアルロン酸が垂れてきた時の所見

涙袋ヒアルロン酸が垂れてきた場合、まず目元の見た目の変化から確認できます。

下まぶたに不自然なふくらみが出現することがあり、施術直後のシャープなラインが失われます。

また、目元全体が重たく見えるようになり、表情が暗く感じられるかもしれません。

ここでは、ヒアルロン酸が垂れてきたと感じる時の見た目の変化について詳しく解説します。

涙袋の下に不自然なふくらみが出てきた

涙袋の下にふくらみが不自然に出る場合、注入したヒアルロン酸が本来の位置に留まらず広がっている可能性があります。

これは、ヒアルロン酸の硬さや注入量、注入層が適していないことが原因です。

施術直後は自然に見えても、数週間~数か月経過すると皮膚の柔らかさや重力により下方向に移動する場合があります。

こうした状態では、ヒアルロニダーゼで適切に溶解するか、再注入で正しい位置に調整することで、自然なラインに修正可能です。

目元が重たく見えるようになった

ヒアルロン酸が下方向にずれると、目元全体が重たく見え、目力や表情の明るさが損なわれます。

特に皮膚の薄い下まぶたは、少量の膨らみでも見た目に影響しやすいため、注意が必要です。

腫れや赤みが残っている場合は、施術後72時間程度の冷却や休息で改善されますが、過剰な注入や不適切な注入層の場合、自然な仕上がりを妨げることがあります。

経験豊富な医師の判断で適切な対処を行うことが重要です。

笑った時に涙袋が下にずれて見える

笑った際に涙袋が下方向にずれて見える場合、注入したヒアルロン酸が動きやすい層に入っていることが原因です。

下まぶたの皮膚は柔らかく、表情筋の動きに伴ってヒアルロン酸が押し出されやすい性質があります。

この場合も、ヒアルロニダーゼで過剰分を溶解したり、再注入で適切な深さと量を調整することで、表情に合わせた自然な涙袋を再現できるでしょう。

涙袋のヒアルロン酸が垂れる原因

涙袋ヒアルロン酸が垂れる主な原因は、製剤選びや注入方法にあります。

柔らかすぎる製剤を選ぶと定着しにくく、硬すぎると皮膚に圧迫感が出て不自然に見えかねません。

また、注入量が多すぎると重力で下方に流れ、涙袋の形が崩れるリスクが高まります。

ここでは、ヒアルロン酸が垂れてしまう原因を3つご紹介します。

ヒアルロン酸の種類や硬さが適していない

ヒアルロン酸は、柔らかい製剤と硬めの製剤があり、使用部位によって使い分けが必要です。

涙袋は皮膚が薄く繊細なため、柔らかすぎる製剤では定着しにくく、下方向に流れやすくなります。

逆に、硬すぎる製剤は自然な動きに馴染まず、触れた時に違和感を与えることがあります。

適切な種類と硬さを選ぶことで、自然で上品な涙袋を長期間維持できます。

注入量が多すぎることで涙袋が下方向に流れる

涙袋に過剰な量のヒアルロン酸を注入すると、重力の影響で下方に垂れやすくなります。

多く入れすぎると膨らみが強調されすぎ、目元のバランスが崩れるだけでなく、腫れや内出血が起こる可能性も高まります。

初回は少量から試し、経過を観察しながら追加注入で微調整することで、安全に自然な涙袋を作れるでしょう。

注入位置が浅すぎたり深すぎたりすることで形が崩れる

ヒアルロン酸を適切な層に注入しない場合、涙袋の形が不自然になることがあります。

浅すぎると皮膚の膨らみが目立ちやすく、深すぎると目元のラインに影響し、笑った時に下がって見えることがあります。

経験豊富な医師が注入層を正確に判断することで、自然な立体感を維持しつつ垂れや左右差を防げるでしょう。

涙袋のヒアルロン酸が垂れてきた時の対処法

涙袋が垂れてしまった場合、最も安全で効果的な対処法はヒアルロニダーゼによる溶解です。

過剰なヒアルロン酸を適切に分解した後、必要に応じて再注入で位置や量を調整します。

注入時には製剤の種類や硬さ、注入量を目元に合わせて選び、左右差や動きに対応したデザインを行うことで自然な涙袋を再現できます。

信頼できる医師に相談することで、リスクを最小限に抑えながら美しい仕上がりを維持できるでしょう。

ヒアルロニダーゼを用いて適切に溶解してリセットする

垂れたヒアルロン酸を修正するには、ハイラックス(ヒアルロニダーゼ)で溶解する方法が一般的です。

ハイラックスは注入直後にヒアルロン酸が溶解されるため、過剰なふくらみをすぐにリセットできることが可能です。

腫れや内出血は1~2週間程度で改善し、安全性が高いのも特徴です。

再注入の際に適切な製剤と注入量を選んで修正する

再注入では、前回の施術結果を踏まえ、製剤の硬さや注入量、注入層を最適に調整します。

少量ずつ注入して左右差や下垂リスクを抑えることで、自然で立体感のある涙袋を作ることが可能です。

経過観察を行いながら微調整することで、施術後の満足度を高め、長期間にわたって美しい目元を維持できます。

経験豊富な医師に相談してリスクを最小限に抑える

涙袋ヒアルロン酸の修正や再注入は、注入経験豊富な医師に相談することが重要です。

血管塞栓や腫れ、左右差などのリスクを理解し、安全に施術を進めることでトラブルを避けられます。

正しい知識と技術を持つ医師が対応することで、自然で上品な目元を維持しながら、安心して施術を受けられるでしょう。

涙袋の形に違和感を感じる方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

涙袋ヒアルロン酸の施術後に形の違和感や下垂を感じる場合、早めに専門医に相談することが大切です。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、患者様の理想に沿った自然で美しい目元を実現するため、丁寧なカウンセリングとシミュレーションを行っています。

施術経験豊富な医師が、ヒアルロン酸の種類や注入量、注入層を調整しながらリスクを最小限に抑え、安全に修正を行います。

術後に不安があれば、LINEやInstagramで気軽に相談できる点も当クリニックの強みです。

少しでも気になった方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。

まとめ|涙袋ヒアルロン酸の垂れを放置せず専門医に相談しよう

涙袋ヒアルロン酸は自然で上品な目元を演出する施術ですが、注入量や層の選択が適切でない場合は下垂や形の崩れが生じることがあります。

違和感や不自然な膨らみを放置せず、経験豊富な専門医に早めに相談することで、リスクを抑えながら理想の涙袋を再現できます。

まずは、医師によるカウンセリングを受け、安全で自然な仕上がりを確認しながら調整や修正を行いましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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