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2025/10/20

目尻切開で優しいタレ目形成|自然で上品な目元を実現する方法

目尻切開は、目の横幅を広げて切れ長の印象を与えるだけでなく、目尻のラインを下げるデザインにより、優しいタレ目の雰囲気を演出できます。

寄り目に見えやすい状態の改善や、つり目をやわらげたい希望にも対応しやすい施術です。

この記事では、タレ目形成として目尻切開が選ばれる理由や施術の流れ、術後の経過と注意点をわかりやすく解説します。

目尻切開がタレ目形成に効果があると言われる理由

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タレ目形成をするうえで目尻切開を併用するとより効果的に目元を大きく見せることができます。

タレ目形成では、下瞼を下げることで目の縦幅を大きく見せ、丸みを帯びた優しい目元を演出してくれます。

また、目尻切開では、目尻方向へのライン調整が可能で、横方向の広がりに加えて、下方への自然なカーブを作りやすいためです。

切開法や縫合技術、糸の種類などの違いにより仕上がりの印象は変わるため、理想の目元像に合わせた細かなデザイン調整が重要です。

ここで紹介するポイントを押さえると、柔らかく上品な雰囲気へ近づけます。

目尻を広げることで下向きラインを作る

タレ目形成の核となるのは、目尻側のラインを外側かつやや下方へ調整し、優しいカーブを生み出す設計です。

目尻切開では、単純切開法やW形成法などから適切な手法を選び、目尻の皮膚や靭帯の位置関係を見極めながら切開・縫合を行います。

過度な切開は粘膜の露出や乾燥の誘発につながるため、デザイン段階での精密なシミュレーションが欠かせません。

施術は局所麻酔で、クリニックによっては笑気麻酔を併用します。

使用糸の種類も仕上がりに影響します。

目尻ラインの下方カーブを丁寧に整えると、タレ目らしい柔らかさが自然に出て、やさしい印象へ導けるのです。

黒目の見え方が変わり柔らかい印象を与える

目尻切開によって横方向の余白が増えると、黒目の見え方にも変化が生じます。

視線が中央に寄りすぎて見える状態が緩和され、目全体のバランスが整い、穏やかな印象が生まれやすくなります。

目尻がわずかに下方向へ流れる設計により、まっすぐなラインの硬さがやわらぎ、優しさや上品さが引き立ちます。

切りすぎによる白目の露出増加は目の乾燥や瞬きの支障につながる場合があるため、デザインの段階で眼球とまぶたの動きを考慮します。

スマートフォンの長時間使用で瞬きが減る傾向もあるため、術後は目を酷使すること避け、意識的な休息も必要です。

黒目の見え方をやわらげるバランス設計が、自然で落ち着いたタレ目の印象へ近づくポイントです。

目の横幅を広げてバランスを整える

目尻切開の基本的な効果として、目の横幅が広がり、縦横のバランスが整いやすくなります。

目尻側の白目が隠れている場合や寄り目の印象が強い場合は、横方向の拡張で視線の分散が起こり、やわらかい表情が出やすくなります。

切れ長の雰囲気を保ちながらも、タレ目寄りのラインを加えることで、華やかさと上品さの両立が可能です。

効果は基本的に半永久的ですが、わずかな後戻りが起きる症例もあります。

術後の軟膏による保湿や紫外線対策が仕上がりの安定に寄与します。

目元のバランス調整は微細な差が仕上がりを左右しますので、経験豊富な医師によるデザインが重要です。

目尻切開でタレ目形成を行う際の流れ

タレ目印象を目指す目尻切開では、カウンセリングからデザイン決定、施術、アフターケアまでの連携が重要です。

目尻の切開量、縫合の方向、術後のケア計画を段階的に整えることで、自然で長持ちする仕上がりに近づけます。

ここでは、実際の流れを順に解説します。

カウンセリングで希望の目元を丁寧に確認する

まず、理想とする目元のイメージを共有しながら、目尻側の白目の見え方、つり目の程度、寄り目の有無などを評価します。

まぶたの厚みや皮膚の質、涙の分泌やドライアイ傾向、アレルギーや皮膚炎の既往も確認します。

抗凝固剤など内出血リスクを高める薬を服用中の場合は、事前に主治医への相談が必要です。

ダウンタイムの目安や仕事復帰のタイミング、紫外線対策の重要性、後戻りリスクと保湿管理についても説明します。

デザインの方向性が固まれば、術式や麻酔の種類、使用糸について医師から具体的な提案が行われます。

不明点はその場で解消し、納得感を高めましょう。

デザインをシミュレーションして適切な切開範囲を決定する

次に、医師とシュミレーションしながら、目尻ラインの角度や切開長を検討します。

単純切開法とW形成法には特徴の違いがあり、傷跡や後戻りの予防、粘膜露出の回避などを考慮して選択しなければなりません。

角度設定は、目尻の下がり具合、黒目の見え方、顔全体のバランスを踏まえて微調整します。

縫合方向も印象に影響するため、非吸収糸の使用や縫い方の工夫で形の安定を目指します。

局所麻酔を行い、目尻の皮膚を切開して縫合を行う

施術当日は、局所麻酔で痛みを抑え、必要に応じて笑気麻酔を併用します。

麻酔後は目尻に小さな切開を加え、外側方向へラインを延長しながら、皮膚や靭帯の位置を整えます。

粘膜の露出や過度な切開を避けつつ、デザイン通りの角度へ導く作業を進めていくことが多いです。

目尻切開でタレ目形成を行う際に知っておくべきこと

術後の経過やセルフケアの内容を理解しておくと、仕上がりの安定とトラブル予防に役立ちます。

腫れや内出血、メイク再開の目安、紫外線対策、マッサージ再開の時期などを事前に把握し、安心して回復期間を過ごしましょう。

手術後に起こる腫れや内出血

腫れや内出血は術後すぐに始まり、2〜3日でピークを迎える場合が多いです。

多くは1〜2週間で落ち着き、1か月ほどで自然な印象に近づきます。

冷却は術後3日間を目安に、1回20分程度で間隔を空けながら行いましょう。

過度な冷却は凍傷のリスクがあるため控えめにした方が良いです。

アルコールや激しい運動、サウナ、入浴は抜糸から2日目までは控え、清潔と安静を優先しましょう。

長時間のスマートフォン操作は瞬きの回数が減り、ドライアイにつながるため休息をはさみながら使用するなど注意が必要です。

抜糸やメイク再開のタイミング

抜糸が必要な場合は一般的に術後約1週間で行われ、抜糸後2日が経過したらメイクを再開できます。

清潔な手で優しく洗浄し、摩擦を避けながらスキンケアを行いましょう。

日焼け止めやサングラス、帽子などで紫外線から保護すると、傷の赤みや色素沈着の予防に役立ちます。

サウナや長湯、温泉は抜糸から2日後までは避けると安心です。

目元やフェイシャルのマッサージは、基本的に術後1か月を過ぎてからが目安です。

担当医の指示があればそれに従い、回復段階に応じたケアへ移行します。

メイクの再開時は、クレンジング時の刺激を最小限にとどめる配慮が重要です。

自然な仕上がりになるまでの回復期間

回復は段階的に進み、1〜2週間で腫れや内出血が引き、1か月で多くの方が自然な印象へ落ち着きます。

仕上がりの安定には、保湿軟膏の継続や乾燥の回避、紫外線対策が有効です。

特に、術後3か月はサングラスやUVカット機能付きのメガネ、帽子で徹底的に保護し、色素沈着や傷の悪化を防ぎましょう。

タレ目形成はデザインの微差が表情に直結するため、後戻りや硬さを予防するためのフォロー体制も重要です。

医師選びやアフターケアの質によって最終的な満足度が左右されます。

丁寧なシミュレーションと術後指導に基づくセルフケアで、上品で自然な目元を育てていきましょう。

自然で優しい目元を求める方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、理想とする自然で優しい目元を実現するために、丁寧なカウンセリングと綿密なシミュレーションを行っています。

使用する糸の品質や縫合方法にもこだわり、長持ちする仕上がりを目指しています。

無料カウンセリングを通じてお悩みに合った最適な施術をご提案し、術後もLINEやInstagramで気軽にご相談いただける体制を整えています。

まとめ|目尻切開で理想のタレ目形成を実現しよう

目尻切開は、つり目の改善や寄り目の緩和、柔らかく優しい印象をつくる効果があり、タレ目形成に適した方法です。

デザインとアフターケアを理解したうえで施術を受けることで、自然で上品な仕上がりを目指せます。

理想の目元に近づきたいと考えるなら、まずは専門医とのカウンセリングで希望を具体的に伝えることが大切です。

自分に合った施術を見つける第一歩として、信頼できるクリニックで相談してみましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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