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2025/11/03

目の下のクマ取りに効くマッサージと注意点|美容医療の活用も

鏡を見たとき、「なんだか疲れて見える」「最近クマが取れにくい」と感じたことはありませんか。

特に30代後半〜40代前半の女性に多いのが、睡眠不足や血行不良、加齢による皮膚のたるみからくる目の下のクマ。

メイクで隠しても完全にはカバーできず、実年齢より老けた印象を与えてしまうこともあります。

「手軽にケアしたい」「できれば手術には抵抗がある」という方にまず試してほしいのが、マッサージによるセルフケアです。

ただし、クマの原因によっては、マッサージで改善できるものと、そうでないものがあります。

この記事では、クマに効果的なマッサージ方法と注意点、そして改善しない場合の医療的アプローチについて詳しく解説します。

クマ取りに効果的なマッサージ方法

クマにはいくつかの種類がありますが、マッサージで効果が期待できるのは、主に血行不良やむくみによる「青クマ」と「浮腫みクマ」です。

これらは血流を促進することで改善が見込めます。

ここでは、自宅で簡単にできる3つのマッサージ方法を紹介します。

方法① 温冷刺激を組み合わせて血流を促進する

目の下の皮膚は非常に薄く、血液の循環が滞るとすぐに青黒く見えてしまいます。

そこでおすすめなのが、「温冷タオル交互法」です。

  1. まず、清潔なタオルを2枚用意します。
  2. 1枚は40℃前後のお湯で温め、もう1枚は冷水で冷やしておきます。
  3. 温かいタオルを目の下に30秒ほど当て、血管を拡張させます。
  4. 次に冷たいタオルを10秒ほど当て、血管を収縮させます。

これを3セットほど繰り返すと、血流が促進され、目元がすっきりと明るくなります。

温冷刺激を行う際は、タオルの温度差が大きすぎないように注意しましょう。

熱すぎるお湯は肌を乾燥させる原因になります。

この方法は、パソコン作業が多い人や、目の疲れを感じている人にも効果的です。

毎晩のスキンケア前に取り入れることで、クマやくすみを予防できます。

方法② 目の下からこめかみに向かってリンパを流す

血行不良に加えて、リンパの滞りがクマやむくみを悪化させることがあります。

目元のリンパを流すマッサージは、即効性があり、朝のメイク前にもおすすめです。

  1. スキンケアオイルまたはアイクリームを指先に取り、摩擦を防ぎます。
  2. 両手の薬指の腹を使い、目の下の骨に沿って内側(目頭)から外側(こめかみ)に向かって優しくなぞります。
  3. こめかみに到達したら、軽くプッシュしてリンパを流しましょう。

このとき、強くこすらず、皮膚を動かさないように「なでる」感覚が大切です。

また、顔全体の血流を整えるために、最後に耳の下から鎖骨に向かって手を滑らせるとより効果的です。

このマッサージを毎日2〜3分続けることで、目元の滞りが改善し、クマが徐々に薄く見えるようになります。

方法③ 眼輪筋をほぐして血行を改善する

長時間のスマートフォンやパソコン作業で眼輪筋(目の周りの筋肉)が凝り固まると、血流が滞りやすくなります。

これが慢性的な青クマや疲れ顔の原因になるため、筋肉をゆるめるケアも重要です。

  1. 両手の中指と薬指で、目の下の骨に沿って軽くトントンとタッピングします。
  2. 目尻から眉下、そしてこめかみへと円を描くように指を動かします。
  3. 最後に、眉間からおでこへ軽くさすり上げるようにして終了です。

このマッサージは、眼精疲労をやわらげ、血行を促す効果があります。

特に仕事や家事で目を酷使している方には、1日の終わりに取り入れるのがおすすめです。

続けるうちに、目の下のクマが目立ちにくくなり、顔全体の印象が明るくなります。

クマ取りマッサージを行う際の注意点

目元のマッサージは正しく行えば効果的ですが、誤った方法で行うと逆効果になることもあります。

ここでは、注意すべき3つのポイントを紹介します。

強い刺激を与えないように注意する

目元の皮膚は、顔の中でも最も薄い部分です。

指で強くこすったり、圧をかけすぎたりすると、皮膚内部の毛細血管が損傷し、色素沈着やシワ、たるみの原因になります。

マッサージを行うときは必ず、オイルやアイクリームを使って摩擦を軽減し、力を入れずに優しく動かすことを意識しましょう。

特に、「クマを早く取りたい」と焦って力を入れるのは禁物です。

毎日少しずつケアを続けることが、目元の健康を守る最も効果的な方法です。

マッサージで改善できるのは一時的なクマに限られる

マッサージが有効なのは、血行不良による「青クマ」や「浮腫みクマ」に限定されます。

一方で、加齢によって脂肪が下垂して影ができる「黒クマ」や、皮膚のたるみによる「影クマ」は、マッサージだけでは根本的な改善が難しいのが現実です。

もし「マッサージを続けても改善しない」「いつも疲れて見える」と感じる場合、それは構造的な原因が関係している可能性があります。

改善しない場合は医療的アプローチを検討する

マッサージで改善しないクマは、医療的な治療を検討するタイミングです。

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、クマの原因を正確に診断したうえで、脱脂術やヒアルロン酸注入など、根本から改善する治療を提案しています。

  • 脱脂術(経結膜下脱脂術):下まぶたの内側から余分な脂肪を除去し、影クマを解消。傷跡が目立たないのが特徴です。
  • ヒアルロン酸注入:へこんだ部分を自然に持ち上げ、ふっくらと明るい目元に。短時間で効果を実感できます。

これらの施術は、マッサージでは届かない「構造的な原因」に直接アプローチできるため、再発しにくく、若々しい印象を長く保つことが可能です。

自己流ケアで改善しないクマに悩む方は『MEMOTO CLINIC 名古屋』へご相談ください

『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、目元のクマを「血行不良」「脂肪のふくらみ」「皮膚のたるみ」などの原因別に診断し、それぞれに最適な治療を提案しています。

目元の手術経験が豊富な医師が、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して対応します。

患者様一人ひとりの目の形や皮膚の厚みを考慮しながら、自然で若々しい印象を引き出す治療を行っています。

「セルフケアをしてもクマが消えない」「目の下が影っぽく見える」と悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください

あなたの目元の状態を詳しく確認し、最も効果的なアプローチをご提案いたします。

まとめ|マッサージで改善しないクマは専門医に相談しよう

クマ取りマッサージは、血行を促進し、むくみを改善することで目元の印象を明るく見せる効果があります。

しかし、脂肪の膨らみや皮膚のたるみといった構造的なクマには限界があり、マッサージを無理に続けるとかえって皮膚を引っ張ってしまい、シワや色素沈着を悪化させる場合もあります。

そのため、セルフケアで改善が見られない場合は、医療の力を借りることで、安全かつ確実に若々しい目元を取り戻すことが可能です。

自然で明るい目元は、顔全体の印象を大きく変え、あなたの表情をより魅力的に引き立ててくれるでしょう。

マッサージをしても改善しにくいと感じるクマは、専門医に相談しましょう。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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