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2024/08/06

目のクマ取り治療は痛い?術中や術後の痛み・ダウンタイムまで解説

「クマ取りって痛いの?」「治療中や治療後の痛みはどれくらい?」など、クマ取り治療に伴う痛みについて気になる方も多いでしょう。

結論から言うと、クマ取りの痛みはそれほど強くはありません。

しかし受ける治療の種類によって痛みの感じ方は異なります。

本記事では、目のクマ取り治療の種類ごとに痛みやダウンタイムについてわかりやすく解説します。

痛みが不安でクマ取り治療をためらっている方は、ぜひ最後までお読みください。

目の下のクマの正体とは


目の下にできるクマにはいくつかの種類があり、主に以下の3タイプに分けられます。

  • 皮膚のたるみ(黒クマ)
  • 血行不良(青クマ)
  • 色素沈着(茶クマ)

皮膚のたるみ(黒クマ)は、眼窩脂肪(がんかしぼう)の突出や加齢による老化現象が原因です。

皮下にある脂肪が靭帯で支えられなくなると、前に飛び出して皮膚の膨らみやたるみが発生します。

血行不良(青クマ)は、血流の悪化によって血管内のヘモグロビンが増加し、青黒く見える状態です。

このタイプのクマは年齢に関係なく、子供や若い人にも見られます。

色素沈着(茶クマ)は、シミと同じ原理で引き起こされます。

目を強く擦ったり、紫外線によるダメージを受けたりすると、肌の炎症などが原因で発生しやすくなります。

これらのクマを改善するためには、種類を正しく診断した上で適切な治療を受けることが重要です。

目のクマの種類別の治療法

クマ取り治療は、種類別で施術方法が異なります。

では、それぞれの治療方法について以下で詳しくみていきましょう。

青クマの治療法

血行不良が原因の青クマは、3種類のクマの中で最も治療しやすいのが特徴です。

自宅で可能なセルフケアとしては「温める」「マッサージをする」など、血流を改善する方法があります。

一方、クリニックで治療を受ける場合は、皮膚に厚みを出す注入法がおすすめです。

青クマは、目の下の薄い皮膚から血管が透けて見える状態です。

そのため、ヒアルロン酸注入や脂肪注入によって皮膚に厚みを出すと、目立たなくなるでしょう。

茶クマの治療法

色素沈着が原因の茶クマは、セルフケアで簡単に改善するのが難しいタイプのクマです。

化粧品でシミが消えないのと同様に、茶クマもなかなか消えません。

治療法の選択肢としては、外用薬療法があります。

ハイドロキノンやトレチノインを併用した治療で、改善効果が見られるケースも少なくありません。

また、メラニン色素を排出しやすくする治療としてピーリングもおすすめです。

ピーリングにより、肌内部に蓄積されたメラニン色素や不要な老廃物を体外に排出しやすくする効果が期待できます。

黒クマの治療法

脂肪や皮膚のたるみが原因の黒クマは、目の下に影を作っている状態です。

根本的な治療を受けなければ改善が難しいでしょう。

主な治療法として挙げられるのは、「切らないクマ取り術」や「目の下のたるみ取り」です。

切らないクマ取り術は脱脂とも呼ばれる治療法で、目の粘膜側からアプローチして眼窩脂肪を除去します。

目の下のたるみ取りは、余った皮膚を取り除く施術です。

目のクマの治療中(術中)の痛み

目のクマの治療中の痛みは、ほとんどありません。

外科手術が必要な場合は、局所麻酔で痛みをコントロールします。

麻酔の際にチクっとした痛みはありますが、手術中に痛みを感じることはほとんどなく、リラックスした状態で施術を受けられます。

またヒアルロン酸注入法などでは、注射針を刺す際に一瞬の痛みはありますが、耐えられないほどの強い痛みではありません

目のクマの術後の痛み・ダウンタイム

目のクマ治療(切らないクマ取り術)を受けた際の術後の痛みやダウンタイムについて、経過が気になる方も多いでしょう。

ここでは、施術直後から1ヵ月後までの経過について見ていきましょう。

施術直後

施術直後は、局所麻酔によって痛みはほぼ感じません。

麻酔が切れた後に軽度の痛みや違和感を感じる場合がありますが、数日で改善されます。

ダウンタイム症状としては、腫れ・むくみ・内出血が挙げられるでしょう。

内出血が発生した場合は、2週間程度で改善されるケースがほとんどです。

施術3日目

術後3日目になると、施術直後に感じた軽度の痛みもほぼ気にならなくなります。

白目のむくみや内出血といったダウンタイム症状が現れるケースもありますが、大きな心配は不要です。

時間とともに改善されていきます。

なお、目やにが気になる場合は、水道水で優しく洗い流してください。

清潔に保つことが重要です。

施術2週間

施術2週間後には、腫れやむくみといったダウンタイム症状が落ち着きます

内出血に関してもほぼ改善されていますが、黄色っぽく残っているケースもあるでしょう。

人によっては1ヵ月程度続く場合があります。

コンタクトは、術後1週間目から装着可能です。

強い力を加えなければ、アイメイクも問題ありません。

施術1ヶ月

施術から1ヵ月経過すると、気になるダウンタイム症状はほぼ治まっています。

内出血が気になっていた方も、目立たなくなっているでしょう。

日によって違和感を感じることもありますが、日常生活に大きな支障はありません。

施術前と同じような生活ができるようになるでしょう。

痛みの少ない目のクマ取り治療のご相談はMEMOTO CLINIC 名古屋へ

痛みの少ない目のクマ取り治療を希望される方は、当院までご相談ください。

MEMOTO CLINIC 名古屋では、局所麻酔以外にもオプションで各種麻酔を取り扱っています。

痛みに弱い人や不安が大きい人も、安心して施術が受けられる環境です。

加えて当院では、術後のアフターケアに力を注いでいます。

帰宅後に不明な点があった場合は、気軽にご相談いただけます。

【まとめ】目のクマ取り治療は痛みに弱い人でも受けられる


目のクマ取り治療で、強い痛みを伴う心配はありません。

局所麻酔注射を打つ際に、一時的な痛みを感じる程度です。

痛みに不安がある方は、オプションとして笑気麻酔が選択できますので、ぜひ当院までご相談ください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

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