コラム
Column
2025/12/04
「二重切開は痛いのでは?」と不安を感じる方は多いでしょう。
確かにまぶたの皮膚は薄く、神経も繊細なため、痛みに敏感な部位です。
しかし実際には、麻酔技術の進歩や丁寧な術中管理により、痛みを最小限に抑えることが可能です。
手術中の痛みを感じにくくするためには、局所麻酔の打ち方や薬剤の濃度調整が重要であり、医師の経験と技術が大きく影響します。
また、術後の痛みや腫れも、適切なケアによって軽減することができます。
この記事では、二重切開の痛みがどの段階で起こるのか、そして術後の回復を早めるための具体的なセルフケア方法をわかりやすく解説します。
痛みへの不安を取り除き、安心して手術を受けるための知識を身につけましょう。

二重切開では、痛みの感じ方が手術の各段階で異なります。
多くの方が「どの瞬間に痛むのか」を知ることで心の準備ができ、過度な不安を軽減できます。
ここでは、麻酔の注射から術後の違和感まで、それぞれの段階で起こりやすい痛みの特徴を解説します。
手術前に最も多くの方が不安を抱くのが「麻酔注射の痛み」です。
局所麻酔はまぶたの皮下に注射するため、針を刺す瞬間にチクッとした刺激を感じます。
しかし最近では、32〜35ゲージの極細針を使用することで痛みを大幅に軽減できます。
また、当院では薬剤を注入する際に痛みを軽減できるように麻酔をブレンドして使用しています。
麻酔に対する不安が強い場合は、笑気麻酔を使用していただくと気持ちがリラックスして施術が可能となります。
麻酔が切れるのは手術終了後2〜3時間程度です。
このタイミングでズーンとした鈍痛や軽い熱感が現れる場合があります。
これは、創部の炎症反応と組織修復が始まる自然な過程です。
痛みのピークは術後24〜48時間以内で、多くの患者様は市販レベルの鎮痛薬(アセトアミノフェンやロキソプロフェン)で十分にコントロールできます。
医師から処方される鎮痛薬を指示通り服用することで、不快感を抑えながら回復をサポートします。
当院では、施術前に鎮痛薬を事前に内服することも可能となります。
また、術後は安静を保ち、頭を高くして休むことが大切です。
血流が過剰になると腫れや痛みが強く出るため、当日は長風呂や飲酒を避けましょう。
手術後に多く見られるのが、腫れや内出血による「張るような痛み」や「まぶたの重だるさ」です。
これらは皮下の毛細血管や組織が一時的に損傷し、修復過程で起こる炎症反応です。
通常、術後3日以内が最も腫れやすく、その後は徐々に軽減します。
内出血は約1〜2週間で吸収され、自然に消失します。
腫れが長引く場合でも、多くは体質や生活習慣(寝不足・塩分摂取など)が影響しています。
痛みを感じた際は、患部を清潔な保冷剤や冷やしたタオルで10~20分程度冷却するのが効果的です。
ただし、過度な冷却は血流を阻害するため注意が必要です。
痛みを抑えるには、正しい術後ケアが欠かせません。
医師の指示を守りながら、以下のポイントを意識することで回復をスムーズに促せるでしょう。
術後数日間は、冷却と安静が何よりも大切です。
特に手術直後の48時間は、炎症物質であるプロスタグランジンが分泌され、腫れや痛みが増しやすい時期です。
これを抑えるために、1回10~20分を目安に冷却を1日数回行うのが効果的です。
また、枕を高くして寝ることで血液やリンパ液のうっ滞を防ぎ、腫れの軽減につながります。
就寝時に横向きになるとまぶたに圧力がかかるため、仰向け姿勢を意識しましょう。
冷やし過ぎると皮膚の血流が滞り治癒が遅れる可能性もあるため、適度な冷却を心がけることが重要です。
医師から処方される鎮痛薬や抗炎症薬は、痛みを抑えるだけでなく炎症反応を鎮めて腫れを軽減する効果があります。
アセトアミノフェンは胃への負担が少なく、ロキソプロフェンは即効性があります。
また、抗生剤の服用により感染リスクを防ぐことも術後管理の一環です。
処方された薬は指示通りの間隔で服用し、自己判断で中断しないことが大切です。
もし薬を服用しても痛みが続く、または急激な腫れ・発熱がある場合は、感染や血腫が疑われるため、早めに医療機関に相談しましょう。
睡眠不足やストレスは免疫機能を低下させ、回復を遅らせる原因になります。
術後は十分な睡眠とバランスの取れた食事を意識し、体の修復をサポートしましょう。
特に、タンパク質・ビタミンC・亜鉛はコラーゲン合成を促進し、傷の治りを早めます。
アルコールや喫煙は血管収縮を引き起こし、治癒を妨げるため控えることが推奨されます。
さらに、洗顔やメイクは医師の指示に従い、傷口への刺激を避けることが大切です。
清潔な環境を保つことで、感染や炎症のリスクを下げ、痛みの再発を防ぐことができます。
『MEMOTO CLINIC 名古屋』では、痛みに配慮した麻酔技術と丁寧な術後ケアを徹底しています。
まぶたは皮膚が薄く神経や血管が集中しているため、通常の麻酔では「チクッ」とした刺激を感じやすい部位です。
しかし同院では、丁寧に局部麻酔を行うため、安心して手術にお臨みください。
また、医師がまぶたの厚みや脂肪量、神経走行を細かく分析し、最も効果的な麻酔量と注入ポイントを調整することで、痛みのコントロール精度を高めています。
術後は、腫れや痛みの進行に応じた冷却スケジュールや生活指導を個別に提案します。
炎症を抑えるための睡眠姿勢や塩分制限、入浴タイミングなど、実生活で実践しやすいアドバイスもお伝えしていますので、不安なことがある方は、気軽にご相談ください。

二重切開の痛みは、麻酔の種類・術後炎症・体質・生活習慣など、複数の要因で変動します。
正しい麻酔管理と炎症コントロールを行えば、術後の痛みは数日〜1週間程度で軽減し、多くの方が日常生活に早期復帰しています。
また、痛みは「手術がうまくいかなかった」というサインではなく、組織が回復していく過程で生じる自然な反応でもあります。
焦らず安静に過ごし、医師の指示に沿ってケアを継続することが、最も早くきれいに治る近道です。
そして何より大切なのは、信頼できる医師を選び、納得のいく説明とアフターフォローを受けることです。
不安を一人で抱えず、医療的根拠に基づいたサポートを受けることで、安心して理想の目元を手に入れましょう。

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