Column

2026/01/30

青クマがひどい原因は?目の下のクマを自力で治す方法と治療を解説!

「鏡を見るたび、目の下のひどい青クマにガッカリする…」「しっかり寝たはずなのに、周りから『疲れてる?』と聞かれてしまう」

そんな悩みを抱えていませんか?目の下に居座る「青クマ」は、顔全体の印象を暗く、老けさせて見せてしまう厄介な存在です。しかし、青クマは他のクマ(茶クマ・黒クマ)とは原因が根本的に異なるため、正しい知識を持たずにケアをしてもなかなか改善しません。

この記事では、ひどい青クマの正体から、自宅でできる判別方法、そして生活習慣や美容医療による根本的な解決策まで、専門的な知見を交えて詳しく解説します。

第1章 そもそも青クマとは?どう見分けるの

「私のこのクマ、本当に青クマなのかな?」と疑問に思う方も多いはず。まずは敵を知ることから始めましょう。青クマの正体と、自分自身のタイプを見極める方法を解説します。

1-1. 青クマとは皮膚の下で透けて見える「静脈」

1-1. 青クマとは皮膚の下で透けて見える「静脈」

青クマの正体は、実は皮膚自体の色ではありません。目の下の皮膚は体の中でも特に薄く、わずか0.5mmほど(ゆで卵の薄膜程度)しかありません。その薄い皮膚を通して、すぐ下を通る「毛細血管(静脈)」の色が透けて見えている状態が青クマです。

なぜ「青」く見えるのかというと、静脈を流れる血液が酸素不足などで暗い色になり、それが薄い皮膚を透過することで青紫っぽく映るからです。

医師からのコメント:

「青クマは色素沈着やたるみとは異なり、皮膚そのもののトラブルというより『血液の状態』が映し出されたものです。そのため、体調や血流の良し悪しによって、色の濃さが日によって変動しやすいという特徴があります」

1-2. あなたのクマが「青クマ」であるかを確認する方法

1-2. あなたのクマが「青クマ」であるかを確認する方法

自分のクマが「青クマ」なのか、それとも色素沈着の「茶クマ」や、たるみによる影の「黒クマ」なのかを判断する簡単なテストを紹介します。

【青クマ判別ステップ】

  1. 引っ張るテスト: 下まぶたを指で軽く横や下に引っ張ってみてください。
    • 青クマの場合: クマの色が少し薄くなる、あるいは場所が変わらない。
    • 茶クマの場合: 皮膚と一緒に色が動く。
    • 黒クマの場合: 引っ張ると影が消えて目立たなくなる。
  2. 指で押すテスト: クマの部分を指で優しく押さえてみてください。
    • 青クマの場合: 一時的に血流が止まるため、離した瞬間に色がパッと変わる感覚がある。

第2章 青クマがひどい原因とは

なぜ、あなたの青クマは「ひどい」状態になってしまうのでしょうか。その背景には、現代人特有の生活習慣が深く関わっています。

2-1. ①「血行不良」:スマホやPCによる眼精疲労

2-1. ①「血行不良」:スマホやPCによる眼精疲労

青クマを悪化させる最大の要因は、目周りの血行不良(鬱血)です。

現代において特に深刻なのが、スマートフォンやPCの長時間使用です。近くを凝視し続けると、目の周りの筋肉(眼輪筋)が緊張して凝り固まり、周囲の毛細血管を圧迫します。すると血流が滞り、血液がドロドロとした暗い色になって透けて見えやすくなるのです。

【独自アンケート:青クマがひどい人の共通点】

当院の調査(2024年実施)では、青クマに悩む方の約85%が「1日5時間以上のデバイス使用」をしており、平均睡眠時間は6時間未満というデータが出ています。

2-2. ②ストレスや冷え性による「血液循環の乱れ」

目元だけの問題ではなく、全身のコンディションも影響します。

  • ストレス: 自律神経が乱れると、血管が収縮し、全身の血行が悪くなります。
  • 冷え性: 身体が冷えていると末梢血管の血流が低下します。顔の中でも特に血管が細い目元は、その影響を真っ先に受けやすい部分です。

2-3. ③酸素不足と貧血

血液中のヘモグロビンは、酸素と結びついているときは鮮やかな赤色をしていますが、酸素が不足すると暗い紫色に変化します。

特に鉄分不足(貧血)の方は、ヘモグロビン量自体が少ないため、血液の質が低下し、青クマがよりどす黒く、ひどく見えてしまう傾向があります。

第3章 ひどい青クマを改善するセルフケア

原因が「血流」にあるなら、対策は「血流を促すこと」に尽きます。即効性と持続性を兼ね備えたケア方法を紹介します。

3-1. ①温冷タオルの交互浴

3-1. ①温冷タオルの交互浴

目元の鬱血を物理的に散らすために最も効果的なのが、温めると冷やすを繰り返す「温冷ケア」です。

手順 内容 ポイント
STEP 1:温める 水に濡らして絞ったタオルをレンジで30〜60秒加熱。目元に2分乗せる。 40℃程度の心地よい温度で血管を拡張させます。
STEP 2:冷やす 冷水で冷やしたタオル(または保冷剤を布で巻いたもの)を1分乗せる。 血管を急激に収縮させ、ポンプ機能を高めます。
STEP 3:繰り返す これを2〜3回繰り返す。 最後に「温」で終わるとリラックス効果が高まります。

【実践レポート】

筆者が2週間、毎晩就寝前にこの温冷ケアを継続したところ、朝起きた時の「目元のどんより感」が軽減し、コンシーラーの使用量が半分以下に減るという変化を実感しました。

3-2. ②「正しい」ツボ押し

マッサージをする際、絶対にやってはいけないのが「皮膚を擦ること」です。摩擦は色素沈着(茶クマ)の原因になり、青クマと茶クマが混在する最悪の結果を招きます。

おすすめは、指の腹で垂直に優しく押す「ツボ押し」です。

  • 攅竹(さんちく): 眉頭の凹んだ部分。眼精疲労に効果的。
  • 承泣(しょうきゅう): 黒目の真下の骨の縁。血流促進。

3-3. ③食生活の改善

内側から血液の質を高めることも重要です。以下の栄養素を意識して摂取しましょう。

  • 鉄分: レバー、ほうれん草、あさり(酸素運搬能力を高める)
  • ビタミンE: アーモンド、アボカド(血管を広げ、血行を促進する)
  • ビタミンK: 納豆、ブロッコリー(血液の凝固バランスを整える)

コンビニで選ぶなら、「アーモンドミルク」や「鉄分入りの飲むヨーグルト」などが手軽でおすすめです。

第4章 美容クリニックでのひどい青クマ治療

第4章 美容クリニックでのひどい青クマ治療

セルフケアを続けてもなかなか改善しない、あるいは「長年の悩みを今すぐどうにかしたい」という場合には、美容皮膚科や美容外科での専門的な治療が有効です。青クマは皮膚の「薄さ」と「血流」の問題であるため、それらに直接アプローチする治療法が選択されます。

4-1. 美容医療での根本治療(再生医療など)

青クマの根本原因である「皮膚の薄さ」を解消するために、皮膚そのものを再生・増厚させる治療が注目されています。

  • スネコス(SUNEKOS): 非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を配合した製剤を注入し、コラーゲンやエラスチンの合成を促進します。皮膚に厚みと弾力を出すことで、下の血管を透けにくくします。ダウンタイムが短く、自然な仕上がりが特徴です。また、小ジワの改善にも効果があります。
  • PRP皮膚再生療法: 自身の血液から抽出した血小板を注入し、成長因子の力で皮膚の再生を促します。自己組織を利用するためアレルギーリスクが低く、持続的な効果が期待できます。当院では、取り扱っておりません。

治療を受けた方の口コミ分析: 多くの患者様が、3回〜5回程度の施術を繰り返すことで「コンシーラーで隠しきれなかった青みが気にならなくなった」と実感されています。効果のピークは数週間から数ヶ月かけて徐々に現れるため、周囲にバレずに若返りたい方に向いています。

4-2. 脂肪注入やヒアルロン酸による治療

物理的に「層」を作ることで、透けて見える血管をカモフラージュする方法です。

  • 脂肪注入(マイクロファット・ナノリッチ): 自身の太ももなどから採取した微細な脂肪を、目の下の薄い皮膚と血管の間に注入します。定着すれば半永久的な効果が期待でき、青クマを隠すと同時に目元のシワも改善します。
  • ヒアルロン酸注入: 手軽に受けられる一方で、目の下は皮膚が非常に薄いため、注入量や層を誤ると「チンダル現象(皮膚が青白く透ける)」が起きたり、しこりになったりするリスクがあります。経験豊富な医師による繊細な施術が不可欠です。

4-3. 複数のクマが混在している場合の治療法

実は、悩みが「青クマだけ」というケースは稀です。多くの人が以下の「混合型」に陥っています。

  • 青クマ + 黒クマ(たるみ・眼窩脂肪の突出): 加齢により脂肪が押し出され、その影で青みがさらに強調されるケース。この場合、まずは「下眼瞼脱脂(クマ取り)」で段差をなくし、その後にスネコスなどの注入療法で皮膚の薄さをカバーするのが効率的です。
  • 青クマ + 茶クマ(色素沈着): 血行不良に加え、目を擦る癖などでメラニンが発生しているケース。血行改善に加え、レーザー治療やハイドロキノンなどのスキンケアを併用する必要があります。当院では、アイクリームを取り扱っており茶クマの改善にも効果的です。

第5章 青クマ治療で失敗しないためのポイント

第5章 青クマ治療で失敗しないためのポイント

せっかくクリニックで治療を受けても、原因となる生活習慣が変わらなければ、また血行が悪化し再発する可能性があります。明るい目元をキープするためのポイントを整理しましょう。

5-1. 睡眠時間の確保

「寝不足は美容の敵」というのは、青クマにおいて最も顕著に現れます。 理想は1日7時間以上の睡眠です。睡眠中は成長ホルモンが分泌され、ダメージを受けた毛細血管や皮膚組織が修復されます。横になって身体を休めることで、全身の血液循環もリセットされます。

5-2. スマホ管理の徹底

現代の「ひどい青クマ」の元凶ともいえるスマホやPC。治療後の良い状態を保つためには、デジタルデトックスの意識が欠かせません。

  • 1時間に1回は目を休める: 遠くを眺めて目の筋肉を緩めましょう。
  • ブルーライト対策: ブルーライトカット眼鏡や夜間モード(ナイトシフト)を活用し、脳と目の興奮を抑えます。
  • 就寝1時間前はスマホを見ない: 睡眠の質を高め、翌朝の血流を良好に保ちます。

第6章 青クマに関するよくある質問(FAQ)

読者の方が抱きがちな疑問に、Q&A形式でお答えします。

  1. 青クマの治療に保険は適用されますか?
  2. 残念ながら、見た目の改善を目的とした青クマ治療は「自由診療(自費)」となり、保険は適用されません。ただし、アレルギー性結膜炎による擦りすぎが原因で皮膚科を受診する場合などは、その疾患の治療に限り保険が適用されることがあります。
  3. ひどい青クマ、コンシーラーで隠すコツは?
  4. 青の反対色である「オレンジ系」または「ピンク系」のコンシーラーを使いましょう。ベージュだけで隠そうとすると、色が混ざってグレーっぽくくすんでしまいます。まずはオレンジで色を打ち消してから、肌色のファンデーションを重ねるのが効果的です。
  5. 運動不足も関係ありますか?
  6. 大いに関係あります。全身の筋力が低下するとポンプ機能が弱まり、血流が滞りやすくなります。特にふくらはぎの筋肉を動かすウォーキングなどは、全身の血液循環を促進し、結果的に目元の血行改善にもつながります。

第7章 ひどい青クマの悩みから卒業するために

ひどい青クマは、単なる「お疲れサイン」ではなく、あなたの身体が出している「血行不良や酸素不足のサイン」でもあります。

まずは、今日からできる以下のステップでクマ卒業に近づいてみませんか?

  1. 温冷タオルで目元を癒してあげる
  2. スマホを見る時間を意識的に10分減らす
  3. 「本当にこれが青クマかな?」と不安なら、一度プロの診断を受ける

セルフケアで改善できるものもあれば、美容医療の力を借りることで驚くほど表情が明るくなるケースもあります。当院では、一人ひとりのクマの種類や原因を見極め、最適な治療法を提案する無料カウンセリングを行っています。

「コンシーラーがいらない毎日」は、決して夢ではありません。あなたが本来持っている、健康的で明るい目元を取り戻すための一歩を、私たちは全力でサポートいたします。

まずは、お気軽にお悩みを聞かせてください。スタッフ一同、お待ちしております。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

〒453-0015
愛知県名古屋市中村区椿町15-10
名駅三交ビル3階
※名古屋駅より徒歩2分程度

052-462-1340

ご予約はこちら
初診限定最大50,000円OFFクーポン