Column

2026/01/14

目の下のクマ4種類(青・茶・黒・赤)を10秒で判別する!色別の原因と改善方法まとめ

目の下にできてしまう「クマ」は、多くの方が抱える深刻な美容の悩みの一つです。毎朝鏡を見るたびに、そのクマが疲れた印象を与えてしまい、「しっかり寝ているのに消えない」「コンシーラーカバーしても夕方には浮いてくる」と感じている方も多いでしょう。しかし、そのクマ原因を正しく判別できているでしょうか。

実は、クマには青クマ茶クマ黒クマ赤クマという4つの種類があり、が違えばその原因対策もまったく異なります。たとえば、色素沈着原因茶クマに対して、血行不良改善するためのマッサージを熱心に行っても、期待する効果は得られません。

本記事では、美容皮膚科美容外科専門医の知見を元に、あなたのクマ判別する方法から、原因別の具体的なセルフケア、そして自力での改善が難しい場合の治療法までを徹底解説します。

第1章 あなたのクマは何色?4色のクマの見分け方

第1章 あなたのクマは何色?4色のクマの見分け方

1-1. クマは4色!原因と特徴の早わかり表

クマは、あなたの目元皮膚の下で何が起こっているかを映し出します。正しい対策をとるためには、まず自分のクマがどの種類に該当するかを正確に知る必要があります。ここでは、クマ種類と主な原因、特徴を分かりやすく表で解説します。

クマの種類 主な色 主な原因 特徴と改善のポイント
青クマ 青色・紫色 血行不良 目元周り血流が悪くなることで、静脈のが透けて見える状態。温めやマッサージ改善余地があります。
茶クマ 茶色・薄茶色 色素沈着 摩擦紫外線への対策不足により、メラニン色素皮膚に蓄積。美白スキンケアレーザー治療必要です。
黒クマ 黒色・影色 たるみ凹凸 加齢などによる皮膚脂肪たるみが作る物理的なセルフケアには限界があり、脱脂ヒアルロン酸注入などの治療法が中心になります。
赤クマ 赤色・ピンク色 眼輪筋赤み 皮膚が非常に薄く、その下にある眼輪筋目元筋肉)や結膜赤みが透けている状態。刺激を避けた「守りのケア」が重要です。

「クマの色は体内の状態を映す鏡です。色を正しく判別することが、原因を見極め、適切な対策をとるための最初のステップになります。」

1-2. 10秒で判別!クマの色と影をチェックする方法

1-2. 10秒で判別!クマの色と影をチェックする方法

自分のクマ種類を特定するために、特別な時間をかける必要はありません。ご自宅の鏡の前で簡単にできる以下の2つの方法を試してみましょう。

まず、下まぶたのクマのある部分を、指でそっと下に軽く引っ張ってみてください。この時、が薄くなれば青クマ可能性が高いです。血流が悪くなっていた部分が引き伸ばされることで、透けにくくなるためです。反対に、の濃さが変わらない場合は、皮膚自体にメラニン色素が沈着している茶クマ可能性が高いと判別できます。

次に、鏡を顔の正面に置き、少し上を向いてみましょう。目元に意識を集中させ、(黒い部分)が薄くなる、または消える場合は、黒クマ可能性が高いです。上を向くことでたるみが重力で引っ張られ、凹凸が一時的に薄くなるからです。に変化がない場合は、黒クマ以外の可能性が高いと考えられます。

これらの簡単な動作で、あなたのクマが「色素沈着茶クマ)」なのか「血行不良青クマ)」なのか、「たるみ黒クマ)」なのかを判別し、適切な対策へと進むことができます。

第2章 【クマの色別】自力で改善するセルフケア

2-1. 【青クマ】血行不良をマッサージで改善

青クマ原因は、目元血流が滞る血行不良です。特にPC作業などで目元に負担がかかっている方は、血流が悪くなり青クマ症状悪化しやすい可能性があります。

改善には、血流促進させる方法効果的です。目元周りには、血流改善するツボが集中しているため、優しいマッサージやツボ押しを日常に取り入れましょう。目頭のくぼみや目の下の骨に沿って、指の腹でそっとタッピング(軽く叩く)したり、こめかみを円を描くように優しくマッサージしたりする方法お勧めです。また、温かいタオルと冷たいタオルを交互に目元に当てる温冷ケアも、血流のポンプ効果を高めるのに役立ちます。

ただし、目元皮膚は非常に薄いため、決して力を入れすぎたり、摩擦を与えたりしないよう注意してください。

2-2. 【茶クマ】色素沈着を美白ケアで対策

 

茶クマは、目元皮膚メラニン色素が過剰に蓄積した色素沈着原因です。シミと同じように、一度沈着した色素改善するには時間がかかりますが、日々のスキンケアと生活習慣の対策予防改善が期待できます。

まず、最大の原因である摩擦を徹底的に避けることが重要です。クレンジング洗顔時に皮膚をこすらないよう、アイメイクは専用のリムーバーで優しく浮かせて落としましょう。また、スキンケア製品を塗る際も、指の腹で摩擦を与えず、抑えるように馴染ませる方法を意識します。

色素沈着を薄くするためには、メラニン色素の生成を抑え、排出を促進する成分が配合されたスキンケア製品を選びましょう。ビタミンC誘導体トラネキサム酸などが効果的です。特に濃い色素沈着にはハイドロキノン効果的ですが、刺激が強いため医師指示のもとでの使用を検討してください。また、紫外線色素沈着悪化させるため、目元周りまでしっかり日焼け止めを塗り、UV対策を徹底することが必要です。

「アイメイクを落とす時にこするのをやめたら、長年の茶クマが少し薄くなってきた。」

2-3. 【黒クマ】たるみの影は筋トレで予防

黒クマは、加齢による目元皮膚たるみや、眼窩脂肪が前に突出することでできる凹凸が正体です。この物理的なスキンケアマッサージでの改善が非常に難しく、セルフケアには限界があります。

ただし、黒クマ悪化予防するために、目元筋肉である眼輪筋を鍛える方法は有効です。眼輪筋トレーニングとして、目を大きく見開いて5秒キープし、次に目を強く閉じて5秒キープするという動作を繰り返すことで、筋肉の衰えを遅らせる効果が期待できます。

 「黒クマに対するマッサージは、皮膚を伸ばしてたるみ悪化させる可能性があるため、絶対に行わないでください。凹凸原因脂肪突出なので、根本的な改善には美容外科での治療必要になります。」

2-4. 【赤クマ】皮膚の薄さは「守りの保湿」でケア

赤クマは、目元皮膚が薄いために、眼輪筋血管赤みが透けている状態、あるいは炎症によって赤みが増している状態です。

改善には、皮膚のバリア機能を高める「守りのケア」が重要になります。セラミドヒアルロン酸などの高保湿成分を配合したアイクリームで、皮膚の水分を保持し、バリア機能を強化しましょう。皮膚が薄く敏感な部分なので、アルコールフリー無香料低刺激性の製品を選び、塗布時は摩擦を避け、優しく抑えるように馴染ませることを徹底してください。赤みが強い場合は、結膜症状可能性もあるため、眼科や美容皮膚科への相談も検討するのが賢明です。

第3章 クマの色をメイクで隠す方法

第3章 クマの色をメイクで隠す方法

3-1. コンシーラーは「クマの色の補色」で選ぶ

クマ効果的カバーするには、コンシーラー選びが成功の鍵を握ります。クマ反対色(補色)を選ぶ方法は、同士を打ち消し合わせるため、目元印象を均一に整えるのに非常に効果的です。

青クマには、その青みを打ち消すために、赤色や黄色系のオレンジ系やサーモンピンクのコンシーラーお勧めです。茶クマ色素沈着カバーするには、肌と馴染みやすいイエロー系やベージュ系のコンシーラーが有効です。また、黒クマのように原因の場合は、凹凸を光で飛ばす効果を狙い、肌よりワントーン明るめのイエロー〜オークル系のを選ぶと良いでしょう。

コンシーラーを使用する際は、クマが一番濃い部分にのみ塗り、指やブラシで優しくトントンと叩き込みながら、境目を丁寧にぼかしていく方法が重要です。厚塗りをすると、かえって凹凸が目立ったり、時間が経つとメイク崩れを起こしたりする可能性があるため、薄めにつけること意識してください。

第4章 セルフケアでは消えないクマの美容医療

セルフケアメイクでのカバーを続けても、クマ改善がなかなか見られない場合、それは皮膚脂肪の構造的な問題、あるいは濃い色素沈着原因である可能性が高いです。このような場合は、美容外科美容皮膚科での治療法を検討することが、根本的な改善への近道となります。専門医に相談し、自分に合った治療方法を知る必要があります。

4-1. 【黒クマ】手術でたるみの影を除去

4-1. 【黒クマ】手術でたるみの影を除去

黒クマは、加齢などにより目の下の眼窩脂肪が前に突出し、涙袋の下にできる凹凸原因です。この脂肪による膨らみは、スキンケアでは改善できないため、治療法は主に以下の手術注入治療が中心となります。

脱脂術(経結膜脱脂法) これは、下まぶたの裏側から突出した脂肪除去する方法です。皮膚を切開しないため傷跡が残らず、膨らみそのものを解消することで、黒クマを根本からなくす効果が期待できる治療法です。

裏ハムラ法(経結膜ハムラ法) 脱脂だけでなく、突出した脂肪凹凸くぼみへ移動させて平らにする方法です。凹凸が大きく、くぼみも深い場合に効果的で、より自然な目元凹凸改善を目指します。

ヒアルロン酸注入 脂肪突出によるというよりも、目の下のくぼみが主原因となっている場合に適した治療法です。くぼみ部分ヒアルロン酸注入することで、凹凸をなだらかにし、を目立たなくする効果があります。

脱脂術は、黒クマの原因である眼窩脂肪膨らみ除去することで、正面から見たときの目元印象を劇的に改善する治療法です。写真で術前と比較すると、が消えているのがわかります。

4-2. 【茶クマ・青クマ】レーザーや注入治療で色味を改善

色素沈着血行不良原因クマに対しては、皮膚への負担を抑えた美容皮膚科的な治療法が検討されます。

 【茶クマ】色素沈着へのレーザー治療

茶クマ原因であるメラニン色素を分解・除去するために、「ピコトーニング」などの低出力レーザー治療が用いられます。レーザーを繰り返し施術することで、皮膚に蓄積した色素沈着を徐々に薄くしていく方法です。同時に、医師監修のもとでハイドロキノンなどの美白外用薬を併用することも効果的です。

 【青クマ】血流改善のための注入治療

青クマ原因である血行不良に対し、血流促進させる効果を持つ薬剤を注入する治療法が検討されることがあります。注射によって目元周り血流改善させ、青紫の色味を薄くする効果を狙うものです。この治療法ダウンタイムも比較的短く、忙しい方にもお勧めできます。

第5章 クマ治療の費用相場と注意点

第5章 クマ治療の費用相場と注意点

5-1. クマ治療の料金相場と種類別の費用目安

クマ治療方法は、医療保険適用外自由診療となるため、クリニック医師の技術、使用する薬剤などによって価格に大きな差が出ます。

例えば、脱脂術裏ハムラ法といった美容外科的な整形手術は、麻酔代やダウンタイム中の内服薬代などを含めると、総額で30万円を超えることが一般的です。一方、美容皮膚科で行うレーザー治療ヒアルロン酸注入は、手術よりも価格は抑えられますが、改善のために複数回の施術必要となる可能性もあります。

カウンセリング時には、提示された価格施術の総額なのか、麻酔代やアフターケア代が含まれているのかを細かく確認し、追加費用が発生しないか必ず確認しておきましょう。費用やダウンタイム時間を事前にしっかり把握しておきましょう。

5-2. 治療に伴う副作用・リスクとクリニック選びの重要性

クマ治療は、目元というデリケートな部分への施術です。手術注入に伴う副作用リスクとして、内出血腫れ感染凹凸などが挙げられます。これらの症状は通常は一時的ですが、万が一に備えて、アフターケアや保証体制が整っているクリニックを選ぶことの重要性は非常に高いです。

医師日本形成外科学会や日本美容外科学会などの専門医であるか、カウンセリング時間が十分に確保されているか、症状原因を丁寧に判別し、治療法のメリットだけでなくリスクについても正直に解説してくれるかなど、慎重にクリニック選ぶ必要があります。

第6章 自分のクマを知り、最適な治療方法を

この記事では、クマ種類とそのが示す原因、そしてそれぞれのタイプに合わせたセルフケアから美容医療までを詳しく解説しました。

クマは単なる疲れのサインではなく、血行不良色素沈着たるみといった異なる原因が複雑に絡み合って生じています。改善への最短ルートは、まず自分のクマを正確に判別し、その原因を知ることです。

セルフケアを続けても改善が見られない場合は、黒クマのように脂肪膨らみといった構造的な原因が隠れている可能性があります。専門医によるカウンセリングを受け、あなたの症状に最も適した治療法を見つけることが、長年のクマ悩みを解消し、明るい印象を取り戻すための第一歩となります。

当院では、予約制目元専門医による診療を行っております。クマ種類治療方法について疑問があれば、ぜひ一度ご相談ください。

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

Address

〒453-0015
愛知県名古屋市中村区椿町15-10
名駅三交ビル3階
※名古屋駅より徒歩2分程度

052-462-1340

ご予約はこちら
初診限定最大50,000円OFFクーポン