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2026/01/28

目の下のたるみを自力で治す!原因と症状別マッサージ・目元筋トレ、効かないときの治療法とは

「鏡を見るたびに目の下のふくらみが気になる」「疲れていないのに『疲れてる?』と聞かれる…」目の下のたるみは、顔全体の印象を実年齢より老けさせてしまう大きな原因です。

「もう整形しかないの?」と諦める前に、まずは「なぜたるみができるのか」という根本原因を知り、正しいセルフケアを取り入れることが大切です。本記事では、眼輪筋を鍛えるエクササイズや、皮膚への負担を抑えたマッサージ方法など、自力で改善を目指すための具体的なアプローチを専門的な視点で解説します。

第1章 目の下のたるみ・膨らみの原因は?

第1章 目の下のたるみ・膨らみの原因は?

目の下のたるみを自力でケアするためには、まずその「正体」を正しく理解する必要があります。表面的なスキンケアだけでは解消しない、構造的な問題を見ていきましょう。

1-1. なぜ目の下のたるみができる?

目の下のふくらみの正体、それは「眼窩脂肪(がんかしぼう)」と呼ばれる眼球をクッションのように支えている脂肪です。

本来、この脂肪は「眼輪筋(がんりんきん)」という目周りの筋肉や、眼窩隔膜という組織によって内側に押し留められています。しかし、加齢や筋肉の衰えによってこの「堤防」の役割を果たす組織が緩むと、脂肪が重力に従って前方に押し出され、目袋のようなふくらみを作ってしまうのです。

【専門医コメント】

「目の下のたるみは、単なる肌の表面の問題ではありません。眼球を支える土台の弱まりという『構造的な変化』が原因です。表面のケアだけでは解決しないこの仕組みを理解することが、自力改善の第一歩となります。」

1-2. 皮膚のダメージ

筋肉の衰えに加え、肌の弾力を支える真皮のダメージも無視できません。肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少すると、薄い目元の皮膚は伸びきったゴムのように弾力を失い、脂肪の突出を抑えきれなくなります。

特に注意すべきは紫外線によるダメージです。紫外線は肌の奥深く真皮層まで到達し、コラーゲン線維を破壊します。日々の紫外線対策を怠ることが、たるみの原因へとつながります。

1-3. 現代の生活習慣:スマホ酷使と眼精疲労

現代特有の原因として挙げられるのが、スマートフォンやパソコンの長時間利用による眼精疲労です。

画面を見ている間、私たちは無意識にまばたきの回数が減り、目周りの筋肉が緊張して固まっています。これが血行不良を引き起こし、老廃物が蓄積します。結果として「むくみ」や「青クマ」を併発し、たるみをより強調させてしまうのです。また、スマホを見る際の「猫背」や「巻き肩」といった姿勢の悪さも、顔全体の皮膚を下に引っ張る要因となります。

第2章 眼輪筋を鍛えて脂肪をキープする解消トレーニング

第2章 眼輪筋を鍛えて脂肪をキープする解消トレーニング

突出してきた脂肪を食い止めるには、天然のアイライナーとも言える「眼輪筋」を鍛え直すことが最も効果的です。

2-1. 3分で簡単にできる!下まぶたを押し上げる「目元の筋トレ」ステップ

特にたるみが目立つ「下まぶた」にフォーカスしたエクササイズを紹介します。

  1. 眩しそうな目をする:
    上まぶたは動かさず、下まぶただけを引き上げるイメージで、目を細めます。
  2. キープして緩める:
    下まぶたに力が入った状態で5秒キープし、パッと力を抜きます。
  3. 指でサポート(中級編):
    目尻と目頭を軽く指で押さえ、シワが寄らないように固定しながら同様に下まぶたを引き上げます。

これを1日3セット行うだけでも、目元のハリ感が変わってきます。しかし、間違った方法ややりすぎてしまうと返って逆効果になる可能性があるため気を付けましょう。

【体験談:筆者が3ヶ月続けた結果】

筆者自身もこのトレーニングを朝晩のスキンケア時に取り入れたところ、2ヶ月を過ぎたあたりから、夕方の「目元のどっとした疲れ」が軽減され、鏡を見た時の影が薄くなったのを実感しました。歯磨き中など「タイミングを決めてルーティン化」するのが継続のコツです。

2-2. 上まぶたの衰えも同時に解消!目力アップの総合エクササイズ

2-2. 上まぶたの衰えも同時に解消!目力アップの総合エクササイズ

下まぶただけでなく、目元全体の筋肉を連動させることで、より高い相乗効果が期待できます。

  • 「の」の字回し運動:
    顔は正面を向いたまま、視線だけで大きく円を描くように目を回します(右回り・左回り各5回)。
  • 眉間のストレッチ:
    目を大きく見開き、眉毛を上に持ち上げた状態で5秒。その後、ゆっくり目を閉じます。

これにより、おでこの筋肉と眼輪筋のつながりがスムーズになり、まぶたの開きが改善されてパッチリとした印象になります。しかし、間違った方法ややりすぎてしまうと返って逆効果になる可能性があるため気を付けましょう。

2-3. トレーニングは継続が肝心!

筋肉の細胞が生まれ変わる代謝周期を考えると、まずは2週間、そして定着させるためには3ヶ月の継続を目指しましょう。

ただし、注意点があります。「早く治したい」と焦って、力任せに顔を歪めるようなトレーニングは厳禁です。無理な負荷は、かえって目尻のシワを深くするリスクがあります。「適度な負荷を毎日コツコツ」が、成功への近道です。

第3章 目の下のたるみを自力で治す正しいマッサージ方法

マッサージは血行不良やむくみの解消に有効ですが、やり方を間違えると逆効果。正しい知識を持って取り組みましょう。

3-1. 皮膚への負担を最小限に抑えるマッサージ方法

目元の皮膚は「ゆで卵の薄皮」ほどの厚さ(約0.6mm)しかありません。自己流の強い摩擦は、色素沈着による「茶クマ」や、真皮層の破壊によるさらなるたるみを招きます。

必ずアイクリームやオイルを使う:
指の滑りを良くし、摩擦抵抗をゼロに近づけます。

「薬指」を使う:
5本の指の中で最も力が入りにくい薬指を使い、トントンと優しく叩き込むように馴染ませます。

【専門家コメント】

「マッサージという言葉のイメージで『揉む・押す』のはNGです。目元に関しては『流す・置く』という感覚が正解。優しすぎるくらいがちょうど良いのです。」

3-2. むくみと老廃物を流すリンパマッサージ

3-2. むくみと老廃物を流すリンパマッサージ

目元の重ダルさを解消するには、目元そのものよりも「出口」を整えることが効果的です。

手順 アプローチする部位 効果
Step 1 側頭筋 筋肉をほぐして目尻をリフトアップ
Step 2 耳の周り リンパの節を刺激して流れを促進
Step 3 鎖骨ライン 最終的な老廃物のゴミ箱へ流し込む
  1. 人差し指と中指で耳を挟み、くるくると回して耳周りを柔らかくします。
  2. こめかみから耳の前を通り、首筋を通って鎖骨まで、指の腹でゆっくりと撫で下ろします。

これにより、顔全体の血流が改善され、目の下に溜まった余分な水分が排出されやすくなります。

第4章 医師が教える目の下のたるみを治すスキンケア

トレーニングやマッサージと並行して不可欠なのが、外側からのアプローチです。2024年現在の最新トレンドを踏まえた、攻めと守りのスキンケア戦略を解説します。

4-1. ハリ・弾力を取り戻す化粧品の選び方

4-1. ハリ・弾力を取り戻す化粧品の選び方

目の下のたるみに挑むなら、なんとなくの保湿ではなく「成分」で選ぶのが鉄則です。真皮層のコラーゲンやエラスチンに働きかける、以下の成分に注目しましょう。

純粋レチノール:ビタミンAの一種。肌のターンオーバーを促進し、ヒアルロン酸の生成をサポートして内側からハリを与えます。体質や皮膚の状態によっては、皮むけなどが起こる可能性もあります。

ナイアシンアミド:シワ改善と美白の有効成分。比較的刺激が少なく、乾燥しやすい目元に適しています。

ビタミンC誘導体:抗酸化作用が高く、コラーゲンの生成を助けます。

ヒト型セラミド:最強の保湿成分。バリア機能を高め、乾燥による小じわを防ぎます。

【筆者の成分分析&レビュー】 私が愛用しているアイクリームには「レチノール」と「ナイアシンアミド」の両方が配合されています。使い始めは数日おきの使用から始めましたが、1ヶ月ほどで目元の皮膚に密度が戻り、翌朝のふっくら感が明らかに変わりました。ベタつきが少ないテクスチャーを選ぶと、朝のメイク前にも使いやすく継続に繋がります。

4-2. 保湿と紫外線対策

「冬だから」「室内にいるから」という油断は禁物です。たるみの原因となるUV-A波は窓ガラスを透過し、一年中私たちの肌にダメージを与え続けます。2024年は、目元専用の低刺激なUVカット成分配合アイクリームも多く登場しています。乾燥による「小じわ」を放置すると、それが深い「大ジワ」となり、最終的に深刻なたるみへと移行するため、隙のない保湿とUVケアが必須です。当院でも、アイクリームを取り扱っております。

4-3. 睡眠の質とバランスの良い食生活

細胞の修復は寝ている間に行われます。特に深い眠りの間に分泌される成長ホルモンは、肌の土台作りには欠かせません。 食事面では、肌の材料となる「タンパク質」、コラーゲン合成を助ける「ビタミンC」、そしてむくみを防ぐために塩分を排出する「カリウム」を意識して摂取しましょう。過度な塩分は、翌朝の目袋を倍増させる要因となります。

4-4. 即効性を高める「温冷タオル」活用法

朝のメイク前に取り入れたいのが、血管の収縮と拡張を繰り返す「温冷法」です。

  1. 40℃程度の蒸しタオルで目元を1分温める。
  2. 冷水で絞ったタオルで30秒冷やす。
  3. これを3回繰り返す。

これだけで血流が劇的に改善され、滞っていた老廃物が流れやすくなります。また、最近では微弱電流を流す美顔器や、天然石のツボ押し棒などのグッズを併用することで、手技では届かない深部へのアプローチも可能になっています。

第5章 自力で治せないたるみもある

第5章 自力で治せないたるみもある

セルフケアは非常に重要ですが、残念ながら「自力で治せる範囲」には限界があります。無理な継続が、逆に症状を悪化させる可能性についても知っておかなければなりません。

5-1. 「医療」が必要なサインについて

以下のチェックリストに当てはまる場合、すでに眼窩脂肪の突出が進行しており、セルフケアだけでの完治は難しい「医療の領域」かもしれません。

【セルフケア限界チェックリスト】

[ ] 目の下のふくらみが全く引っ込まない

[ ] 脂肪による膨らみが大きく、その下に深い溝(黒クマ)ができている

[ ] たるんだ皮膚が重なり、常にシワが寄っている状態

[ ] 3ヶ月以上セルフケアを徹底したが、全く変化が見られない

強い力でのマッサージを続けると、脂肪を支える組織がさらに伸び、脂肪の移動を加速させてしまうという皮肉な結果を招く恐れがあります。

5-2. 目の下のたるみ取りの最新トレンド

根本的な解決を目指すなら、美容皮膚科や美容外科での治療が選択肢に入ります。

  • 経結膜脱脂:まぶたの裏側から余分な眼窩脂肪を取り除く方法。顔の表面に傷が残らず、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。
  • 注入療法:へこみ部分にヒアルロン酸や自分の脂肪を注入し、段差をなくしてフラットに見せる手法です。(当院では、脂肪注入は取り扱っておりません。)

失敗しないためのポイントは、症例数が豊富で、メリットだけでなくデメリット(内出血やリスク)もしっかり説明してくれる医師を選ぶことです。当院では、ホームページに症例を掲載しております。

5-3. 切らない再生医療によるアプローチ

「メスを入れるのは怖い」という方に支持されているのが、自身の血液成分を利用したPRP皮膚再生療法などの再生医療です。自分の細胞の力を引き出して肌を若返らせるため、自然な仕上がりが期待できます。費用感はクリニックにより異なりますが、手術に比べて精神的なハードルが低く、5年後、10年後の自分への投資として選ぶ人が増えています。

第6章 目の下のたるみに関するありがちな誤解

読者の皆様から寄せられることが多い疑問に、Q&A形式でお答えします。

  1. マッサージは毎日やったほうがいいですか?
  2. 血行促進のためには毎日が理想ですが、「優しく」が絶対条件です。肌が敏感な日や、摩擦を感じる場合はお休みしましょう。また、やりすぎは返って逆効果になるため気を付けましょう。

 

  1. 男性でもトレーニングの効果はありますか?
  2. もちろんです。男性は女性に比べて表情筋が発達しているため、正しくトレーニングを行えば変化を感じやすい傾向にあります。
  3. 美顔器は高いもののほうが効きますか?
  4. 価格よりも「機能」です。たるみにはEMS(筋肉刺激)やRF(ラジオ波)機能が搭載されたものが推奨されます。
  5. 脂肪取りの手術をしたら、もう一生たるみませんか?
  6. 取り除いた脂肪は戻りませんが、加齢による皮膚の緩みや残りの脂肪の移動は続きます。術後もセルフケアを続けることが、美しさを維持する鍵です。

第7章 理想の目元のために。今日から始める3つの行動

目の下のたるみは一朝一夕には解消しませんが、正しい知識に基づいた行動が必ず未来のあなたを変えます。

  1. 眼輪筋トレーニングの習慣化:今日、お風呂上がりに鏡を見て3分だけ実践しましょう。
  2. 徹底した保湿とUVケア:明日の朝から、目元の際まで日焼け止めを塗りましょう。
  3. プロへの相談を視野に入れる:まずは自分の今の状態を正確に知ることが大切です。

自力でのケアに限界を感じたり、最短ルートで理想の自分を手に入れたいと考えたりしたときは、一度専門のカウンセリングを受けてみるのも価値のある選択です。当院では、お一人おひとりの症状に合わせた最適なプランをご提案しています。

まずは、あなたの目元の「現在地」を知ることから始めてみませんか?

記事監修者:鈴木大路

記事監修者プロフィール院長鈴木 大路

経歴

  • 名古屋大学医学部卒業
  • 豊田厚生病院
  • 大手美容外科 岐阜院院長
  • 大手美容外科 金沢院院長
  • 大手美容外科 浜松院院長
  • 大手美容外科 二重埋没法指導医

資格

  • ボトックスビスタ® 認定資格医
  • ジュビダームビスタ® 認定資格医
  • 美容外科学会(JSAS) 正会員

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