コラム
Column
2026/02/22
「鏡を見るたびに目元のクマが気になるけれど、仕事は休みづらい……」
「切らないクマ取りって、本当に腫れないの?」
目元の印象を一気に若返らせる「切らないクマ取り」は、今や美容皮膚科・美容外科でもトップクラスに人気の施術です。しかし、「切らない」という言葉に安心しすぎて、術後のダウンタイムに驚いてしまう方も少なくありません。
本記事では、切らないクマ取りの仕組みから、術後1週間のリアルな経過、そして1日でも早く回復するための秘訣を解説します。

「切らないクマ取り」という名称から、注射だけで終わるような手軽なイメージを持つかもしれません。しかし、正確には「顔の表面の皮膚をメスで切らない」という意味です。
この施術の正式名称は「経結膜脱脂術」と呼ばれ、下まぶたの裏側(結膜)を数ミリほど切開し、そこからクマの原因となる余分な眼窩脂肪(がんかしぼう)を抜き取ります。
【医師からのアドバイス】
「表面を切らないため、見た目の回復は確かに早いです。しかし、内部の組織には確実にダメージがあることを理解するのが、正しいダウンタイム管理の第一歩です。術後の過ごし方次第で、仕上がりの美しさや回復の速さが変わります」

クマの状態や理想の仕上がりによって、選択される施術方法は異なります。ここでは代表的な3つの方法について、ダウンタイムへの影響を交えて解説します。
下まぶたの裏側から、加齢や遺伝によって突出した脂肪を除去する方法です。
脂肪を単に「捨てる」のではなく、凹んでいる部分に「移動(再配置)」させる高度な手術です。
脱脂でふくらみを取った後、目の下の溝(ゴルゴラインなど)に自身の太ももなどから採取した脂肪を注入する組み合わせ治療です。
| 施術方法 | 傷跡の位置 | 腫れの目安 | おすすめの人 |
| 経結膜脱脂のみ | まぶた裏 | 3〜5日 | 膨らみだけが気になる |
| 裏ハムラ法 | まぶた裏 | 1週間〜 | 膨らみも凹みも気になる |
| 脱脂+脂肪注入 | まぶた裏 | 1週間〜10日 | 根本から若返りたい |
切らないクマ取りを受けた後、実際にどのような変化が起こるのでしょうか。時系列に沿って詳しく見ていきましょう。

手術直後は麻酔液の影響もあり、目元が少し重い感覚があります。腫れのピークは翌朝にやってくることが一般的です。
「手術当日の夜から翌朝にかけて、想像以上に目が開けにくいほどのむくみを感じました。まるでお酒を飲みすぎた翌朝の数倍という感覚です。すぐにクリニックの指示通り、清潔なタオルで包んだ保冷剤で冷やしたところ、少しずつ圧迫感が和らぎました」

3日目を過ぎると、強い腫れは徐々に引いていきます。代わりに目立つのが「内出血」の変化です。
この時期になると、多くの患者様が仕事復帰を果たしています。デスクワークであれば、メガネを併用することで術後3日目あたりから復帰する方も多いです。
脂肪注入をセットで行った場合、通常の脱脂よりもダウンタイムは少し長めに見ておく必要があります。
「切らないクマ取り」と比較検討されるのが、まつ毛の際を切開する「切るクマ取り(皮膚切除や表ハムラ法)」です。どちらを選ぶべきか迷っている方のために、ダウンタイムの観点から比較表にまとめました。
| 比較項目 | 切らないクマ取り(脱脂など) | 切るクマ取り(皮膚切除・表ハムラ) |
| 主な対象 | 脂肪の膨らみがメインの方 | 皮膚のたるみ、シワが強い方 |
| 腫れのピーク | 術後1〜2日 | 術後2〜3日(より強い腫れ) |
| 抜糸の有無 | なし | あり(術後5〜7日目) |
| 内出血 | 軽度〜中等度 | 出やすい(広範囲に広がる可能性) |
| メイク | 翌日から可能(患部以外) | 抜糸後(約1週間後)から可能 |
| 完成までの期間 | 約1ヶ月 | 約3ヶ月〜半年 |
切るクマ取りは、皮膚のたるみも同時に解消できる高い効果がある反面、外側に傷跡ができるため抜糸が必要です。ダウンタイムを最小限に抑え、周囲にバレずに若返りを叶えたい方には、やはり「切らないクマ取り」がおすすめです。

術後の過ごし方ひとつで、回復のスピードは大きく変わります。プロが推奨する、ダウンタイム短縮のための4つのルールを解説します。
炎症がピークに達する術後2日間は、徹底した冷却が効果的です。
「保冷剤を直接当てると凍傷のリスクがあるため、タオル越しに冷やすのが大切です。また、3日目以降は冷やすよりも、血行を妨げない程度に安静に過ごすフェーズへと移行しましょう」
寝る時の姿勢も重要です。頭を心臓より高い位置に保つことで、目元への血液やリンパ液の滞留を防ぎ、むくみを軽減できます。

術後1週間は、血流を過剰に促す行動を控えなければなりません。血圧が上がると、一度止まった出血が再開し、強い内出血や腫れを招くリスクがあります。
「術後3日目、腫れが引いてきたので『もう大丈夫』と判断して長風呂をした結果、翌朝目元が真っ紫になり、内出血が倍増してしまった……」という口コミも。自己判断による過信は禁物です。
意外と見落としがちなのが食事です。塩分の摂りすぎは体に水分を溜め込み、目元の腫れを悪化させます。
カウンセリングや術後の診察でよく寄せられる質問に、一問一答形式で回答します。
まぶたの裏側を切開しているため、レンズの脱着時に患部を引っ張ったり刺激したりするのは、再出血や感染の原因になります。当面はメガネで過ごす準備をしておきましょう。
ただし、目元を強くこするクレンジングは1ヶ月ほど避けてください。アイラインやマスカラも、1週間程度は控えるのが安心です。
脂肪を抜くだけ(脱脂のみ)だと、もともとの凹みが目立ったり、シワが増えたように感じたりすることがあります。カウンセリングでご自身のクマの種類(黒クマ・青クマ・茶クマ)を正しく診断してもらうことが大切です。
「切らないクマ取り」はメスを使わないとはいえ、医師の技術と経験が問われる繊細な手術です。専門医の資格や、日本美容外科学会(JSAS/JSAPS)などの学会活動をチェックしましょう。
万が一、術後数日経ってから「急激に腫れが強くなった」「視力が落ちた気がする」といった症状が出た場合、自己判断せず、すぐに来院して医師の診断を受ける必要があります。
【医師からのメッセージ】
「クマ取りは人生の満足度を大きく変える素晴らしい治療です。当院では最小限のダメージで最大の効果を出すための工夫を凝らしています。少しでも不安なことがあれば、いつでも無料カウンセリングへお越しください。1人ひとりに合わせた最適なプランをご提案します。」

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