コラム
Column
2026/02/26
「ふいに撮られた写真を見て、自分の目の下にポコッとした膨らみがあることに気づいた」「笑うと目の下が膨らんで、老けて見えるのが気になる……」
鏡の前で真顔の時はそれほど気にならなくても、笑顔になった瞬間に現れる「目の下のふくらみ」に悩む方は少なくありません。実はこれ、単なるむくみや疲れではなく、医学的な理由がある「クマ」の一種かもしれません。
本記事では、笑うと目の下が膨らむメカニズムから、自宅でできるセルフケア、そして根本的に解消するための最新の美容医療まで、日本美容外科学会(JSAS)のガイドライン等を踏まえた専門的な視点で分かりやすく解説します。

「笑った時だけ膨らむ」という現象には、主に「脂肪」と「土台の緩み」という2つの大きな要素が関係しています。なぜ表情によって変化が生まれるのか、そのメカニズムを見ていきましょう。
笑った時に目の下がポコッと盛り上がる現象の正体は、多くの場合「眼窩脂肪(がんかしぼう)」です。これは眼球をクッションのように支えている脂肪ですが、何らかの理由で前方に押し出されることで「目袋」と呼ばれる膨らみを形成します。
【笑った時に膨らむ仕組み】
医師コメント
「笑顔は顔の筋肉が大きく動く瞬間です。そのため、静止画では分かりにくい軽度の眼窩脂肪の突出も、笑顔の筋肉の動きによって顕著に現れます。カウンセリング時に『笑った時の状態』を確認することは、治療の必要性や切除する脂肪の量を判断する上で非常に重要な指標となります。」

若い頃は気にならなかったのに、年齢を重ねるにつれて膨らみが目立ってきたという場合、それは肌のハリ(弾力)の低下や、脂肪を支える「膜」の緩みが原因です。
目の下の皮膚は体の中で最も薄く、わずか0.5mmほどしかありません。加齢や乾燥によってコラーゲンが減少すると、前方に飛び出そうとする脂肪を食い止める力が弱まります。
また、脂肪の膨らみが強くなると、そのすぐ下に影ができ、いわゆる「黒クマ」を併発します。さらに、頬との境界線にある「ティアトラフ(涙の溝)」と呼ばれるくぼみが強調されることで、顔全体に疲れや老けた印象を与えてしまうのです。

「まだ手術を受けるほどではないけれど、少しでも目元をスッキリさせたい」という方に向けて、日常で取り入れられるケアを紹介します。ただし、間違った方法は逆に悪化させる可能性があるため注意が必要です。
目元の血行を良くすることで、むくみを流し、膨らみを一時的にスッキリさせる効果が期待できます。

眼窩脂肪が飛び出さないように食い止める「土台」である眼輪筋を鍛えることも有効です。
| トレーニング名 | やり方のポイント | 効果 |
| まぶしい目エクササイズ | 下まぶただけに力を入れて、眩しい時のように目を細める(5秒キープ×5回) | 下まぶたの筋肉を強化し、脂肪を内側に留める |
| 8の字回し | 目を大きく見開き、視線をゆっくり「8」の字に動かす | 目の周りの筋肉全体の柔軟性を高める |
※やりすぎは表情ジワの原因になるため、1日2〜3分程度の「適正な頻度」を守ることが大切です。
乾燥は皮膚のバリア機能を低下させ、たるみを進行させます。特にレチノールやナイアシンアミド、ビタミンC誘導体などが配合されたアイクリームを使用することで、下まぶたの皮膚にハリを与え、膨らみを目立たなくさせるサポートが可能です。当院でも、アイクリームの取り扱いをおこなっております。

セルフケアでは限界がある「構造的な膨らみ」に対しては、美容外科・美容皮膚科での医学的なアプローチが最も効果的です。
笑った時の膨らみに対し、現在最も一般的かつ人気のある治療法が「経結膜脱脂術(けいけつまくだっしじゅつ)」です。
単に脂肪を取るだけでは、元々くぼみが強い人の場合、逆に目元がコケて見えてしまうことがあります。その場合に適しているのが「裏ハムラ法」です。
「手術にはどうしても抵抗がある」という方には、注入療法という選択肢もあります。
美容整形において、メリットだけでなくデメリットを正しく理解することは、納得のいく仕上がりのために不可欠です。特に目の下の治療は、医師の技術や判断によって結果が左右されやすいため、以下のリスクを事前に把握しておきましょう。
最新技術によるリスク回避:ナノリッチの併用
近年では、脱脂術と同時に自分の微細な脂肪を注入する「ナノリッチ」などの施術を併用するケースが増えています。これにより、脂肪を取り除いた後のシワを防ぎ、肌の再生(ハリ感アップ)を同時に叶えることで、より若々しく滑らかな仕上がりを実現できます。当院では、取り扱いしておりません。

目の下のクマ取り治療は、自由診療となるためクリニックによって価格設定が異なります。当院では、患者様に安心して施術を受けていただけるよう、明確な料金体系と充実したサポート体制を整えています。
【費用相場の目安】
| 施術内容 | 費用目安(税込) | 特徴 |
| 切らないクマ取り(脱脂) | 約20万円〜30万円 | リーズナブルでダウンタイムが短い |
| 裏ハムラ法 | 約40万円〜60万円 | 高度な技術が必要だが満足度が高い |
| ヒアルロン酸・注入系 | 約5万円〜15万円 | 手軽に試せる(持続期間に限りあり) |
【安心のアフターケア制度】
当院では、術後の経過診察を無料で行っております。万が一、左右差が気になる場合や、追加の処置が必要と医師が判断した場合には、再手術を保証する制度も設けています。「やって終わり」ではなく、理想の目元になるまで寄り添うのが当院のポリシーです。
「笑うと目の下が膨らむ」という悩みは、単に見た目の問題だけでなく、将来的な肌のたるみを加速させるサインでもあります。
一度突出してしまった眼窩脂肪は、残念ながらセルフケアだけで元の位置に戻ることはありません。放置すればするほど皮膚は伸びてしまい、いざ治療をしようと思った時には「皮膚切除」を伴う大きな手術が必要になってしまうこともあります。
【本記事のまとめ】
目の下の膨らみが解消されると、写真に写る自分の笑顔に自信が持てるようになります。また、疲れた印象が消え、顔全体がパッと明るく若々しい印象に変わります。
まずはご自身の状態がどのタイプなのか、専門医によるカウンセリングで診断してみませんか?当院では、形成外科・美容外科の専門医が、あなたにとって最も負担が少なく、効果的な治療プランをご提案いたします。
一生ものの「素敵な笑顔」を守るために、第一歩を踏み出してみましょう。
あなたの目元の状態を詳しく診察し、シミュレーションを行います。無理な勧誘は一切ございませんので、まずはお気軽にお電話またはWEB予約からお問い合わせください。

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